限られた時間の中で効率的に合格力を引き上げるには、志望校の入試傾向を熟知した上での 学習計画が必須条件となります。
50分で大問が5題前後。1題目は計算問題及び各種の分野から、2題目で図形を中心とした応用小問題、3題目以降が応用問題で、図形問題が中心となります。つまりは図形がメインの組み立てとなっているのが早中の算数の特徴です。
応用問題では、とくに面積・面積比・体積の出題が多く、その内容も難化傾向にあります。なかでも球積問題は、図形の相似比や図形を組み合わせたもの、三角形や円の性質などを利用したやっかいなものが増えています。このほか、図形の移動、数の性質、規則性、速さと比、場合の数などが出題されることもあり、これらは手ごわい内容となっています。図形の公式や性質をただ単に丸暗記するだけではなく、数多くの問題にあたって、使いこなせるようにしておくことが肝心です。
30分で大問が4題程度。解答箇所は20〜30あり、ほとんどが記号の選択と語句の記入です。記述式の問題はあまり出題されていませんが、スピードが要求されます。 分野別に見ると「生物と環境」「物質と変化」「運動とエネルギー」「地球と宇宙」の各分野から1題ずつ出題されています。 物質の性質や力のつりあい、動植物の仕組みや成長、太陽・月・地球の動き、星と星座、電気回路、音の伝わり方、天候などがよく出題されています。さらに、実験・観察器具のあつかい方についての設問をふくめたものが頻繁に出されるほか、身のまわりの環境にひきつけた問題もあるので注意が必要です。 全体的には、実験・観察が多い割に、グラフ・図・表を読み取る問題が少ないのが特徴です。
30分で大問が3題程度。解答箇所は35前後あります。ほとんどが記号の選択と語句の記入です。記述式の問題はあまり出題されていませんが、説明文や資料などを多用した問題が出されるためスピードが要求されます。
分野別には地理・歴史・政治の3分野からバランスよく出題されています。 年度によっては各分野にまたがる総合問題の出題もみられます。
地理分野は農業・漁業・資源・都市などの単元をテーマに、地域をピックアップして出題されます。地図や統計資料を読み取った上で解答させることが多いのが特徴です。 歴史分野はあらゆる形式で出題されており、特定の傾向はありません。政治は憲法・国の財政などの他に、時事的な問題がよく出題されます。政治経済のニュースに関心を持つことが大事です。
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