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出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

早稲田大学 社会科学部 英語

ここでは、早稲田大学の社会学部を目指す方に対して、英語の試験の出題傾向や試験合格のための勉強法、さらに、おすすめのテキストをご紹介いたします。なにから始めればいいのかわからない、効率的に勉強したい受験生は、ぜひ参考にしてください。

早稲田大学社会学部 英語試験の出題傾向とは

出題範囲(分野)

誤文訂正1題、社会科学系のテーマが中心となっている読解問題が4題出題されます。読解問題となっている長文は専門的な内容のものも少なからずあり、抽象的で読みにくく難易度はかなり高いです。誤文訂正は標準的と言えますが、7割程度の正答率を確保するためにはかなり正確な知識・理解の定着と、この問題形式に対する処理手順の確立が必要です。

出題量と時間配分

試験時間は90分です。誤文訂正問題は10題あり、答えがNO ERRORの場合もあるため緻密な検討が必要であるものもありますが、時間をかけ過ぎないように気を付けましょう。
読解問題1題あたりの長さは500~600語程度であるものの、内容把握が難しいものもあるためしっかりとしたタイムマネジメントが必要です。およその目安としては、誤文訂正に10分、残りの80分を4台の長文で均等に割るイメージでよいですが、英文に難易度の差が大きいので、読みやすいと思った英文は20分をフルに使うのではなく、時間を余らせその後の難易度の高い問題にあてるようにしましょう。

出題形式

誤文訂正問題は苦手意識を持ちやすい分野ですが、どの部分から検討すべきかの視点を前もって確立し、取るべき問題をしっかり取るという意識が大事です。
会話表現は文意からの推測だけでは答えを絞りきれないものが多いためしっかりとした対策が必要です。
読解問題は英文の内容もやや難しいですが、選択肢の同意表現なども完全なパラフレーズになっており、正しいと選択するのが難しいものがあります。

解答形式

全問マークシート方式です。選択式とはいえ、正誤の判断に迷うものが多いです。大問2以外は問題形式が安定している学部なので、社会科学部の特徴的な素材に慣れるため、ある程度古い過去問まで含めて演習を重ねる必要があるでしょう。また、設問リード文・選択肢については、2015年以降すべて英文となっています。

 

早稲田大学社会学部 英語試験を攻略するための勉強法

誤文訂正

正誤問題対応の問題集をやり込みましょう。苦手意識を持ちやすい分野ですが、後述のテキストを完全にすれば得点源にすることが出来ます。また、時間効率をあげるために主要な文法項目から検討するなど自分なりの手順を確立しておくことが重要です。

読解問題

一定レベル以上の英文解釈能力を身につけたら、句・節ごとにスラッシュを入れながら前から読み下すトレーニングをしましょう(スラッシュ・リーディング)。併せて行いたいのが音読です。一度解き、しっかり復習した英文を用いて、必ず英文音読の時間を設けるようにしましょう。音読することで、強制的に前から読み下す習慣を身に付けることが出来ます。その際には必ず意味のかたまりごとに内容を把握する意識を持つようにしましょう。漫然と読んでいては効果が半減してしまいます。音源付きの長文問題集であれば、それを利用することでさらに効果を高めることが出来ます。さらに、各パラグラフのトピックを意識しながら読み進められるとよいでしょう(パラグラフ・リーディング)。英語はワンパラグラフ・ワンアイデアというルールを守った書き方がされているため、この特質を利用することで、長い英文でも途中で内容の流れを見失わなくてすみますし、設問を解くときに根拠となる箇所を発見しやすいのです。
特に、社会科学部の英文は部分的にはかなり読みにくいところがあるため、当該パラグラフでは何を行っているのかを常に意識しておくことが重要です。ディスコースマーカーと呼ばれるつなぎ言葉にも意識を払うとより論旨の把握が楽になります。reader friendlyな文章が良い文章であるとされる英文の特質を理解していると、効率的な読解が可能になります。

単語・イディオム

難解な単熟語が頻繁に用いられた英文が素材になっているわけではありませんが、知っていたほうが類推する箇所を減らせるのもまた事実です。このレベルの大学を目指す以上は多くの受験生も高いレベルの単語を身につけているため、余力があれば上級レベルの単熟語に対応できる教材を利用しましょう

 

推奨テキスト

ここからは、勉強に役立つテキストをご紹介します。テキストには相性がありますので、できるかぎり書店で手にとって確かめることをおすすめします。
ここではテキストを文法問題編、英文解釈編、長文読解編、単語・イディオム編に分けてご紹介します。

文法問題

(1)『スーパー講義英文法・語法『正誤問題』』(河合出版)
正誤問題に苦手意識のある生徒はぜひ取り組むべき一冊です。重要な文法・語法の知識や理解の精度をあげることが出来ます。この一冊を終えれば、社会科学部でも得点源にすることが出来るでしょう。

英文解釈

(1)『英文解釈の技術100』(桐原書店)
英文構造の把握を身につけるための良書です。この1冊を7~8割程度消化したら、あとは速読のトレーニングをすることに注力しましょう。

(2)『ポレポレ英文読解プロセス50』(代々木ライブラリー)
講義仕立てで読みやすく、量も絞ってある分、時間をかけずに終えることが出来ます。(1)をやる時間がない人はこちらでも良いでしょう。

(3)『Rise構文解釈1・2』(Z会出版)
2までやれば英文解釈に不安はなくなりますが、どちらかと言うと、国立との併願者向けです。

長文読解

(1)『パラグラフリーディングのストラテジー1・2』(河合出版)
ある程度の英文解釈力が身についたら取りくむべきシリーズで、速読するためのエッセンスが詰まっています。パラグラフリーディングの基本を1で身につけ、2でトレーニングする形です。3もあるが難関国公立向けであるため、こちらについては国公立と併願する生徒向けです。

(2)『全レベル問題集:英語長文6』(旺文社)
(3)『イチから鍛える英語長文700』
(Gakken)
(4)『英語長文PREMIUM問題集:Advanced/Top』
(東進ブックス)

いずれも音源付きであり、出版も新しいため最新のトピックを知る上でも役に立ちます。ある程度の長さと難易度に慣れるために夏には取り組み始めたい一冊です。

(5)『過去問』
当然ながら、最高の実践的トレーニングとして最も重要なものです。近年の1年分については、レベル・形式を把握するために早い時期に解いておきましょう。ある程度自力がついてきたら古い年代にまでさかのぼってこのレベルの英文に慣れておきましょう。

単語・イディオム

(1)『速読英単語[必修編・上級編]』(Z会出版)
学校使用の単語帳を用いるのが効率的ではありますが、使いづらかったり相性が悪かったりするのであれば、CD音源付きで速読の練習も兼ねられるこちらを利用すると良いでしょう。上級まで回せれば単語力に不足はありません。

(2)『解体英熟語』(Z会)
ボリュームはありますが、テキストの後ろにある前置詞・副詞の整理ノートがよくまとまっており、効率的に覚えられるだけではなく、未知のイディオムもニュアンスを類推することができるようになります。

(3)『システム英単語Premium(語源編)』(駿台文庫)
語源ごとに編集された単語帳です。単語としてはやや難易度の高いものが多いですが、語源については分かりやすくまとまっているため、自分の使っている単語帳では覚えにくい単語があるときに参考程度に利用するとよいでしょう。

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