この傾向は来年以降も同様と思われる。
基本的な文法事項（関係代名詞、仮定法、時制、比較級、to不定詞、分詞（現在・過去）の形容詞的用法など）に関する知識をしっかり確認しておくこと。さらに、毎日1題、６００～７００単語の長文総合問題を繰り返し演習すること。リスニングに試験時間(約13分)を除いた約47分間しか筆記試験にあてられないことを考えると、見直しの時間はないものと考えなければならない。

特に押さえておきたい分野としては、1次・２次方程式、関数（１次・２次）、平面図形（相似・合同・三平方の定理）、空間図形、場合の数・確率、数の性質などである。また、今後出題させる可能性が極めて高い分野としては「資料の整理（＝統計）」が考えられる。

論説文（論理的で抽象的文章）対策と記述式問題(50字前後)をしっかり行っておくことが重要。特に論理性の高い文章をしっかり読み込むことができて、理解を深めることができる『読解力』を事前に習得しておきたい。