立教池袋中学校の傾向と対策
本年度：2023年度 1回
| 本年度 | 一昨年度 | 一昨年比 | |
|---|---|---|---|
| サピックス |
48 |
50 | -2 |
| 日能研 |
57 |
58 | -1 |
| 四谷大塚 | 56 | 59 | -3 |
| 首都圏模試 |
67 |
67 |
±0 |
※サピックス偏差値・日能研偏差値・四谷大塚偏差値・首都圏模試偏差値は各社公表の数値から合格可能性80%を記載。あくまでも比較検討の目安としてお役立てください。
立教池袋中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。 ※問題は、第1回
受験の攻略ポイント
立教系列の男子校。どの科目も、出題分野にかたよりはないので、まんべんなく学習してほしい。その上で、立教池袋の傾向に合わせて、しっかり対策をしておこう。
| 算数 | 特定の分野に偏らず、どの分野から出されてもまんべんなく手が出るかという資質を問われている。 |
|---|---|
| 国語 | 軽めの文章をすらすら読み、読み取った情報をてきぱきと処理する力が求められている。 |
| 社会 | 苦手分野を作らないようにすることが大事。また言葉で記入する問題が多数を占めるので、書くスピードも必須。 |
| 理科 | ユニークな出題が多く、塾や市販の教材に比べると個性的なので、過去問をやり込んでおく必要あり。 |
算数の攻略ポイント
以下の４分野が押さえておきたい分野である。
・平面図形…大問で必ず1題は出題される。今年度は複合図形の求積問題と三角形の相似を利用する問題の2題の出題であった。
・割合と比の文章題…今年度は相当算・ニュートン算等3題の出題であった。
・立体図形…毎年出題される。今年度は容器に入れた水に関する出題であった。
・速さ…毎年出題される。今年度は大問2題で出題され、そのうち1題はダイヤグラム（進行グラフ）に関する出題であった。
2023年度 第1回
| 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|
| 【大問1】計算問題 | 易 | 3分 | ★ |
| 【大問２】約束記号 | 易 | 4分 | ★ |
| 【大問3】割合と比の文章題・集合 | 標準 | 5分 | |
| 【大問４】旅人算・速さと比 | 標準 | 5分 | ★ |
| 【大問5】割合と比の文章題・円グラフ | 標準 | 5分 | |
| 【大問６】平面図形 | 易 | 5分 | ★ |
| 【大問７】平面図形（相似の利用） | 標準 | 5分 | ★ |
| 【大問８】速さとダイヤグラム | やや難 | 6分 | |
| 【大問９】立体図形 | 標準 | 6分 | |
| 【大問10】ニュートン算 | やや難 | 6分 |
国語の攻略ポイント
物語文・説明文・随筆文と幅広く取り上げられている。また、短歌や詩などの韻文も毎年のように出題されているので、慣れておく必要がある。
形式は選択・書き抜きが多い。漢字は独立して出され、言語事項が出る年度もある。
全体の構成や問題数は毎年ほぼ一定なので、過去問でパターンに慣れておくと余裕が持てる。
2023年度 第1回
| 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|
| 【大問一】随筆の読解 | やや難 | 18分 | ★ |
| 【大問二】小説の読解 | 標準 | 18分 | ★ |
| 【大問三】随筆の読解 | 標準 | 9分 | |
| 【大問四】漢字の書き取り | 標準 | 2分 | ★ |
| 【大問五】ことばの知識 | やや難 | 3分 |
理科の攻略ポイント
・物理・化学…出題は大問7問中4問と出題比率が高い。標準レベルの出題が中心で、過去の出題を見ると「力のつり合い」に関する出題が多くみられる。
・地学…例年天体・気象の出題が多く，本年度も天体に関しての出題であった。
・生物…出題は少なめで本年度も「メダカの育ち方」1題にとどまった。
・今年度は顕微鏡について出題された。実験器具の使い方については今後も出題される可能性があるので注意が必要である。
2023年度 第1回
| 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|
| 【大問1】メダカの育ち方 | 易 | 3分 | ★ |
| 【大問2】海水の密度 | やや難 | 5分 | |
| 【大問3】顕微鏡の使い方 | 標準 | 3分 | |
| 【大問4】星の見え方 | 標準 | 4分 | ★ |
| 【大問5】中和反応 | 標準 | 4分 | ★ |
| 【大問6】ボールに働く力 | 標準 | 4分 | ★ |
| 【大問７】光の速さの測定 | やや難 | 5分 |
社会の攻略ポイント
各分野、幅広い範囲からまんべんなく出題されており、特別な苦手分野を作らないようにすることが大事である。
試験最後に出される記述問題はやはり難易度は高く、ただ資料の数値を読み取るだけでは不十分。
そこから推定できることを自分で考えなければならない問題が多い。
また、言葉で記入する問題が多数を占めるので、書くスピードも重視して普段から練習しておくとよい。
2023年度 第1回
| 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|
| 【大問Ⅰ】歴史分野 | 標準 | 9分 | ★ |
| 【大問Ⅱ】地理分野 | やや難 | 11分 | ★ |
| 【大問Ⅲ】政治経済分野 | 標準 | 10分 |
立教池袋中学校合格者の声
リーダーズブレインのプロ家庭教師は、お子さまのレベルやご希望にあわせて指導します。プロならではのノウハウでさまざまな課題を解決して志望校合格に導いてきました。
わずか2週間という短い期間でしたが、とても丁寧に見て下さり、算数の実力がどんどん上がっていくのが実感できました。子供も毎回「楽しくて2時間があっという間に過ぎてしまう」と言い、充実した時間を過ごすことができました。おかげで自信をもって入試に挑む事ができ、第1志望校に合格することができました。本当にありがとうございました。
プロ家庭教師が合格をサポート
中学受験で40年以上の実績をもつリーダーズブレインは、これまで多くの中学受験生を志望校に合格させています。指導にあたる教師陣はすべて指導経験7年以上の中学受験専門プロ家庭教師です。
プロ教師対談インタビュー『中学受験生を伸ばすポイントは？』
豊富な経験から「合格までの最短距離」をプロ教師陣が語り合います。
伸びる受験生はどうしているのか？家庭でのサポートで親が気をつけるべきことは何か？勉強のサポートの仕方から親子の関係性など･･･ぜひ参考にしてください。
塾に通っているけど成果が…。
伸びる子・伸び悩む子…。
| 学校 | 立教池袋中学校 |
|---|---|
| 偏差値 | 2023予測偏差値 ①56（四谷大塚80％）①48（サピックス80％） |
| 併願校 |
1月入試では立教新座中、２月は早稲田中・慶應義塾中等部・芝中・早稲田大学高等学院中・明大明治中・中央大横浜中、広尾学園中、早稲田実業中が多く見られる。 ＊入試日程の変更にご注意ください |
| 合格者 | 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低55％はクリアしよう。出身塾別で見ると、四谷大塚が多く、早稲田アカデミー・サピックス・日能研が続いている。 |
| 進学実績 | 約90％の生徒が立教大学へ推薦で進学している。また、わずかではあるが外部へも進学しており、東大・東工大を始めとした国立大学に4％、早稲田大・慶應義塾大・上智大に8％、MARCHに4％が合格している。 |
| その他 | 中1から選修教科が設けられ、興味・関心のある分野について広く学べるようになっている。 |
| 基本情報 |
所在地 〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-16-5 最寄駅 ＪＲ/丸ノ内線/西武池袋線/東武東上線「池袋駅」徒歩10分・有楽町線/副都心線「要町駅」徒歩5分 連絡先 ℡:03-3985-2707 沿革 明治29年開校。 |
