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上智大学 国語共通問題②試験対策と勉強法

出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

「共通問題の国語共通問題②」
出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

対象学科

  • 総合人間科学部
  • 経済学部

出題傾向の概要

出題範囲(分野)の特徴

「出題科目」は「国語総合(近代以降の文章を範囲とする)」「現代文B」。
「現代文」は2題が基本で、「論説文(評論文)」がほとんど(ただし稀に「随筆」も出題される)。文章内容では近年「哲学論」が頻出だが、「文学論」「芸術論」「歴史論」「言語論」「文化論」といった題材も扱われる。また、「数学」「民俗学」「精神医学」「記号論」「身体論」等に関する文章が出題される年度もある。さほど硬質な文章はなく比較的読みやすい。
「知識」は小問として扱われ、「語句の意味」「四字熟語」等が問われる(ただし出題数はわずかだ)。
もう1題は「近代以降の文章」で、「文語文」で書かれた明治期の著作が多い。内容は「芸術論」「教育論」「文学論」「修辞論」「随筆」など多彩で、夏目漱石や森鷗外といった著名な作家の著作も多く、岩倉具視を団長とした「米欧使節団報告書」(2017年度)、福沢諭吉の「外交論」(2014年度)といった出題もある。通常の「古文」とは異なるが、「文語文法」に則っており「漢語」も多用されているので、内容を正しく理解するためには基礎的な「古典」の知識が必要となる。「文学史」などの「知識」が出題される場合もある。

出題量と時間配分

問題文の文章量は、「現代文」が2題合わせて5000字前後で他校と比較してやや少なめ、「近代以降の文章」は2000字程度。試験時間は60分。比較的余裕はあるはずだ。
先に「現代文」2題を35分強で手際よくこなし、「近代の文章」は25分弱で丁寧且つ確実に解いていきたい。

出題形式の特徴

大問は3題が定着している。
「大問一」は「現代文」の「論説文(評論文)」で、「小問」は10問程度(解答数は10~12ほど)。
「大問二」は「近代以降の文章」で、「小問」は10問前後(解答数もほぼ同じ)。
「大問三」は「現代文」の「論説文(評論文)」で、「小問」は6~7問程度(解答数は6~10ほど)。

解答形式の特長

「マーク・センス方式」。
「現代文」では「換言説明」「理由説明」「内容(非)合致」「不適切説明」など、
「近代以降の文章」では「換言説明」「理由説明」「内容(非)合致」「不適切説明」や「語句の意味」「四字熟語」「文学史」等の「知識問題」などが出題される。

攻略のための勉強法

知識

「漢字」等の「知識問題」が直接問われることは少ない。ただ、「問題文」を正しく理解するためには当然、「語彙力」が求められる。まして、「近代以降の文章」では普段あまり馴染みのない「漢語」等の難解な語句が多い。従って、十全の準備が必要だ。
そこで、先ずは「己が実力」を把握することが重要。「センター試験」の「漢字問題」(要は「同音異字」「同訓異字」の判別)がひとつの目安となる。最低10年分以上の過去問をこなし、その結果次第で、具体的な学習を進めていく。
尚、以下のサイトは「漢字問題」だけがまとめられていて便利だ。
http://www.kanjijiten.net/center/index.html

「現代文」解法①

「論説文(評論文)」と「随筆」特有の「解法」と全てに共通する「解法」を体系的に理解し定着させ、応用するために肝要なのは「復習」の仕方だ。「考え方のプロセス」を「トレース」することが必須。特に「間違った問題」が肝要。誤ってしまった「分岐点」をしっかりと確認しておくこと。
さらに、いくつもの練習問題を通じて同種の設問に共通する「解き方のプロセス」を身につけたい。それが「解法」となる。
尚、「具体的解法」に就いては本HPの別サイト「大学入試”王道現代文”」を御覧あれ。

「現代文」解法②

必ず出題される判別しづらい「本文内容(非)合致問題」には要注意だ。「複数選択」やも混在しており、手こずると「時間配分」にも影響するので、十分に慣れておくことが重要だ。
「論説文(評論文)」では「論旨合致」と捉えて原則的に「序論部」と「結論部」の趣旨、「随筆」では最後の「意味段落」の内容と照合させて「選択肢消去」していく練習を繰り返し重ねること。

「現代文」解法③

「設問趣旨」が読み取りにくい「選択肢設問」も対策が必要だ。確実に正答とするためには、先ずは「設問」に対する「読解力」を養う必要がある。
「設問」はそもそも何を問うているのかを常に正確に把握しながら、問題練習を繰り返すことが重要。そして、「選択肢消去の仕方」に習熟する学習も重ねたい。
「換言説明」であれば傍線部の「原意」(要は本来の意味)にこだわった「原意消去」、「理由説明」であれば「直接的理由」として結びつくかどうかによる「消去」などを常に意識することが肝要。

「近代以降の文章」対策

明治時代以降の文章といっても「文語文」なので、「問題文」を的確に読解するためには、「重要古文単語」及び「文法」を徹底的に習得することが絶対に欠かせない。
また、「漢語」や「漢文調の語法」が多用されるので、「漢文」の「基本的語句」や基礎的な「句法」は復習しておきたい。さらに、「文学史」(「漢文」も含む)などの「古典常識」もしっかりと確認しておくこと。

推奨テキスト

知識篇

①『現代文最重要語句 暗記いらずのらくらく練習帳』(学研)→②『頻出現代文重要語700(三訂版)』(桐原書店)→③『ことばはちからダ! 現代文キーワード』(河合出版)→④『現代文キーワード読解(改訂版)』(Z会出版)。

前項の「センター試験(漢字問題)」チェックで、5割未満の場合は①から、6割は②、7割は③、8割以上は④から始めるのがひとつの目安。④では「キーワード編」のみならず「頻出テーマ編」も熟読し、完全に理解すること。尚、「文学史」対策としては、『SPEED攻略10日間 国語 文学史』(Z会出版)が時系列も理解でき、コンパクトにまとめられているので覚えやすい。

現代文篇

①『システム現代文 バイブル編(改訂新版)』(水王舎)
「解法」って何? といった諸君にお薦めの入門書。根本を徹底的に解説しており、マスターすれば「解法」は一通り理解できる。

②『現代文読解力の開発講座(新装版)』(駿台文庫)
中級レベル。文章を客観的に捉える術が的確に説明されており、G-MARCHから上智へのステップアップ段階の一冊。

③『入試現代文へのアクセス 完成編』(河合出版)
中~上級レベル。「読解へのアクセス」で問題点を喚起し、「選択肢設問」の「消去の根拠」も明記されており、「解法理解度」を自己確認できる。自らの実力を把握することで、上智合格に自信が持てる一冊。

④『現代文と格闘する(三訂版)』(河合出版)
上級レベル。「文章を読み繋ぐ」ことを主眼として、その為のシンプルな「視点」を提案している。この日程の「学部・学科」合格を確実にする一冊。

⑤『過去問』
実践レベル。しっかりと解いて、「解法」をトレースすること。

古典篇

①『重要古文単語315(三訂版)』『標準古文単語650(三訂版)』(ともに桐原書店)
前者を反復して完全定着させた上で、後者を数回丁寧に通読すること。それで「語彙」はほぼ心配ない。

②『ステップアップノート30  古典文法基礎ドリル(三訂版)』(河合出版)
「文法」の基本が分かりやすくまとめられている。

③『速読古文常識』(Z会出版)
「古典常識」習得用。約300語を収録しており、実戦的トレーニング文章の中で効率的に定着可能。センター試験から難関私大まで対応。

④『漢文必携(四訂版)』(桐原書店)
「漢語の構造」から「句法」まで、基礎力養成の一冊。

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