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上智大学 国語共通問題④試験対策と勉強法

出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

「共通問題の国語共通問題④」
出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

対象学科

  • 文学部
  • 総合グローバル学部

出題傾向の概要

出題範囲(分野)の特徴

「出題科目」は「国語総合」「現代文B」「古典B」。
「現代文」は「論説文(評論文)」1題が基本となっている。文章内容は近年「文学論」が多いが、「思想論」「言語論」「哲学論」「文化論」など多様な題材も出題される。内容は、「抽象語」も多く硬質でやや読みづらい。「知識」は「小問」として扱われるが、直接的な出題ではなく「空所補充」などで「語句の意味」等が問われる程度だ。
「古典」では「古文」が1題で、古代~近世の「物語」(「歌物語」「軍記物語」含む)、「日記」、「史書」、「評論」等の題材が多い。文法から解釈までの総合的読解力や、「歴史的背景」を含めた「古典常識」や「文学史」も問われる。
「漢文」も1題。題材は「史伝」「思想」「説話」「評論」などで、「漢詩」を含むものもある。「基本的句法」「書き下し」「語句の読み・意味」「内容解釈」「漢文常識」等が問われる。

出題量と時間配分

問題文の文章量は、「現代文」が3000字前後で他校と比べて標準的、「古文」は700~1000字強。「漢文」は150~300字程度。試験時間は60分。
「解答数」が他日程に比べやや少なく、比較的余裕はあるはずだ。「正確さ」を心がけたい。
先に「古文」「漢文」を35分強で手際よくこなし、「現代文」は25分弱をかけて確実に解いていきたい。

出題形式の特徴

大問3題が定着している。
「大問一」は「論説文(評論文)」で、「小問」は10~12問ほど(解答数もほぼ同じ)。
「大問二」は「古文」で、「小問」は10問前後(解答数もほぼ同じだが、2016年度のみ16)。
「大問三」は「漢文」で、「小問」は6~8程度(解答数は10弱)。

解答形式の特徴

「マーク・センス方式」となっている。
「現代文」では「換言説明」「理由説明」「内容説明」「本文内容(非)合致」「不適切説明」「空所補充」「語句の意味」「文学史」など、
「古文」では「現代語訳」「内容解釈」「換言説明」「主語特定」「人物特定」「本文合致」「和歌修辞」「文学史」など、
「漢文」では「句法」「語句の意味」「内容解釈」「書き下し」「漢文常識」などが出題される。

攻略のための勉強法

知識

この日程の「学部・学科」では、「空所補充」で「語句の意味」を判別するといった程度の「知識問題」が出題されるだけだ。ただ、難解な「問題文」を正しく理解するためには当然、「語彙力」が求められる。そこで、先ずは「己が実力」を把握することが重要。「センター試験」の「漢字問題」(要は「同音異字」「同訓異字」の判別)がひとつの目安となる。
最低10年分以上の過去問をこなし、その結果次第で、具体的な学習を進めていきたい。下のサイトは「漢字問題」だけがまとめられていて便利だ。
http://www.kanjijiten.net/center/index.html

「現代文」解法①

「論説文(評論文)」特有の「解法」と全てに共通する「解法」を体系的に理解し定着させ、応用するために肝要なのは「復習」の仕方だ。「考え方のプロセス」を「トレース」することが必須。特に「間違った問題」が肝要。誤ってしまった「分岐点」をしっかりと確認しておくこと。
さらに、いくつもの練習問題を通じて同種の設問に共通する「解き方のプロセス」を身につけたい。それが「解法」となる。
尚、「具体的解法」に就いては本HPの別サイト「大学入試”王道現代文”」を御覧あれ。

「現代文」解法②

「設問趣旨」が読み取りづらい「選択肢設問」は対策が不可欠だ。確実に正答とするためには、先ずは「設問」に対する「読解力」を養うこと
「設問」はそもそも何を問うているのかを常に正確に把握しながら、問題練習を繰り返すことが重要。そして、「選択肢消去の仕方」に習熟する学習も重ねたい。
「換言説明」であれば傍線部の「原意」(要は「本来の意味」)にこだわった「原意消去」、「理由説明」であれば「直接的理由」として結びつくかどうかによる「消去」などを常に意識することが肝要だ。

「現代文」解法③

「本文内容(非)合致問題」も頻出で、しかも判別しづらく要注意だ。
「複数選択」や「非合致」もあり、てこずると「時間配分」にも影響するので十分に慣れておくことが重要だ。「論説文 (評論文)」なので、「論旨合致」と捉えることが肝要。原則的に「序論部」と「結論部」の趣旨と照合させて「選択肢消去」していく練習を繰り返し重ねること。

古典

「古文」では、先ず「重要古文単語」及び「文法」を徹底的に習得すること。「単語の意味」は直接問われることもあるし、「現代語訳」「内容解釈」をする上でも最重要だ。そして、「助動詞」「助詞」の「意味・用法・接続」や「敬語」は完全に定着させること。
また、「文学史」「古典常識」や「和歌修辞」も出題される。しっかりと確認しておくことが重要だ。
「漢文」では、「文の構造」「句法」「重要単語」等の基礎知識を習得した上で、練習問題を通じて読解力を培うこと。「書き下し」等の「白文対策」も忘れずに。また、「漢文常識」等も確認しておきたい。
この日程の「学部・学科」の「古文」「漢文」は曲者だ。確実に準備することが肝要

推奨テキスト

知識篇

①『現代文最重要語句 暗記いらずのらくらく練習帳』(学研)→②『頻出現代文重要語700(三訂版)』(桐原書店)→③『ことばはちからダ! 現代文キーワード』(河合出版)→④『現代文キーワード読解(改訂版)』(Z会出版)。

前項の「センター試験(漢字問題)」チェックで、5割未満の場合は①から、6割は②、7割は③、8割以上は④から始めるのがひとつの目安。④では「キーワード編」のみならず「頻出テーマ編」も熟読し、完全に理解すること。尚、「文学史」対策としては、『SPEED攻略10日間 国語 文学史』(Z会出版)が時系列も理解でき、コンパクトにまとめられているので覚えやすい。

現代文篇

①『システム現代文  バイブル編(改訂新版)』(水王舎)
「解法」って何? といった諸君にお薦めの入門書。根本を徹底的に解説しており、マスターすれば「解法」は一通り理解できる。

②『現代文読解力の開発講座(新装版)』(駿台文庫)
中級レベル。文章を客観的に捉える術が的確に説明されており、G-MARCHから上智へのステップアップ段階の一冊。

③『入試現代文へのアクセス 完成編』(河合出版)
中~上級レベル。「読解へのアクセス」で問題点を喚起し、「選択肢設問」の「消去の根拠」も明記されており、「解法理解度」を自己確認できる。自らの実力を把握することで、上智合格に自信が持てる一冊。

④『現代文と格闘する(三訂版)』(河合出版)
上級レベル。「文章を読み繋ぐ」ことを主眼として、その為のシンプルな「視点」を提案している。この日程の「学部・学科」合格を確実にする一冊。

⑤『過去問』
実践レベル。しっかりと解いて、「解法」をトレースすること。

古文編

①『重要古文単語315(三訂版)』『標準古文単語650(三訂版)』(ともに桐原書店)
前者を反復して完全定着させた上で、後者を数回丁寧に通読すること。それで「語彙」はほぼ心配ない。

②『ステップアップノート30  古典文法基礎ドリル(三訂版)』(河合出版)
「文法」の基本が分かりやすくまとめられている。「例文」は「品詞分解」し「現代語訳」も必ずこなすこと。

③『古文上達 読解と演習56』『最強の古文 読解と演習50』(ともにZ会出版)
前者は「入試古文」の全てを凝縮し、後者はその応用篇。「古文」への自信がみなぎる二冊。

④『速読古文常識』(Z会出版)
「古典常識」習得用。約300語を収録しており、実戦的トレーニング文章の中で効率的に定着可能。センター試験から難関私大まで対応。

漢文編

①『漢文必携(四訂版)』(桐原書店)
「漢語の構造」から「句法」まで、基礎力養成の一冊。

②『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』(河合出版)
基礎定着確認用。

③『漢文(河合塾SERIES―入試精選問題集/改訂版)』(河合出版)
「読解力」上達への道標。

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