大学受験専門プロ家庭教師が語る

上智大学 国語共通問題⑤試験対策と勉強法

出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

「共通問題の国語共通問題⑤」
出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

対象学科

  • 法学部
  • 外国語学部

出題傾向の概要

出題範囲(分野)の特徴

「出題科目」は「国語総合」「現代文B」「古典B」。

「現代文」は1題で「論説文(評論文)」が出題される。文章内容は「言語論」「思想論」「国家論」「国土論」「生物論」「進化論」「美術論」「記号論」などと実に多岐に亘り、馴染みの薄い分野が題材となることも多く、硬質でやや理解しづらい。

「知識」は「小問」として扱われるが、直接的な出題は少なく「語句の意味」等が問われる程度だ。

「古典」では「古文」が1題で、「物語」「歴史書」等は勿論だが、他の日程の「学部・学科」に比べ、中世の「歌論」や近世の「歌文集」といった「和歌」にまつわる題材が多く、難易度が高いのが特徴。文法から解釈までの総合的読解力が問われ、「歴史的背景」を含めた「古典常識」「文学史」は必出だ。

「漢文」も1題。題材は「史伝」「思想」「評伝」「説話」など(日本人執筆のものもある)。「漢詩」はあまり出題されない。「基本的句法」「書き下し」「返り点」「字義」「内容解釈」「漢文常識」等が問われる。
また、「古文」と「漢文」の2題が内容的に関連しているという場合(たとえば2014年度)もある(解く際には相互連関させることが重要)。

出題量と時間配分

問題文の文章量は、「現代文」が3000字弱で他校と比べてやや少なめ、「古文」は600~1300字程度。「漢文」は150~200字弱。試験時間は60分。
「古文」「漢文」は難解で、てこずる可能性が大きいので「戦術」には要注意。
先に「現代文」を20分強で手際よくこなし、「古文」「漢文」は40分弱をかけてしっかりと確実に解いていきたい。

出題形式の特徴

大問3題が定着している。
「大問一」は「論説文(評論文)」で、「小問」は10問ほど(解答数は10強)。
「大問二」は「古文」で、「小問」は9~13問程度(解答数は10~15ほど)。
「大問三」は「漢文」で、「小問」は7~9問ほど(解答数は10前後)。

解答形式の特徴

「マーク・センス方式」。

「現代文」では「換言説明」「理由説明」「内容説明」「本文内容(非)合致」「不適切説明」「空所補充」「具体例選択」など、

「古文」では「現代語訳」「内容解釈」「換言説明」「主語特定」「人物特定」「本文合致」「和歌修辞」「文学史」など、

「漢文」では「句法」「同一字義選択」「人物特定」「会話部分特定」「内容解釈」「書き下し」「返り点」「漢文常識」などが出題される。

攻略のための勉強法

「現代文」の「知識」

この日程の「学部・学科」では、間接的に「語句の意味」を判別するといった程度の「知識」が問われるだけだ。しかし、理解しづらく難解な「問題文」を正しく理解するためには当然、「語彙力」が求められる。そこで、先ずは「己が実力」を把握することが重要となる。「センター試験」の「漢字問題」(要は「同音異字」「同訓異字」の判別)がひとつの目安だ。最低10年分以上の過去問をこなし、その結果次第で、具体的な学習を進めていきたい。下のサイトは「漢字問題」だけがまとめられていて便利だ。
http://www.kanjijiten.net/center/index.html

「現代文」の「解法①」

「論説文(評論文)」特有の「解法」と全てに共通する「解法」を体系的に理解し定着させ、応用するために肝要なのは「復習」の仕方だ。「考え方のプロセス」を「トレース」することが必須。特に「間違った問題」が肝要。誤ってしまった「分岐点」をしっかりと確認しておくこと。
さらに、いくつもの練習問題を通じて同種の設問に共通する「解き方のプロセス」を身につけたい。それが「解法」となる。尚、「具体的解法」に就いては本HPの別サイト「大学入試”王道現代文”」を御覧あれ。

「現代文」の「解法②」

「本文内容(非)合致問題」や「不適切説明問題」が頻出で、判別しづらいものも多く要注意だ。
「複数選択」もあり、「時間配分」にも影響するので十分に慣れておくことが重要だ。「(非)合致問題」では、「論説文 (評論文)」なので「論旨合致」と捉えることが肝要。原則的に「序論部」と「結論部」の趣旨と照合させて「選択肢消去」していく練習を繰り返し重ねること。
また、「不適切説明問題」では「傍線部」にこだわることが肝要だ。「原意」(要は「本来の意味」)及び前後の「文脈」から、「設問内容」を正確に把握した上で「選択肢消去」をすることを心がけたい。

「現代文」の「解法③」

「設問趣旨」が読み取りづらい問題も対策が不可欠だ。「問題文」だけではなく「設問」そのものの「読解力」をも問われていると心得ること。
「設問」はそもそも何を問うているのかを常に正確に把握しながら、問題練習を繰り返すことが重要だ。そして、「選択肢消去の方法」に習熟する学習も重ねたい。

古典

「古文」では、先ず「重要単語」及び「文法」を完璧に復習すること。「語句の意味」「文法」は直接問われることもあるし「現代語訳」「内容解釈」をする上でも最重要だ。特に「助動詞」「助詞」の「意味・用法・接続」や「敬語」は完全に定着させたい。
また、「古典常識」や「文学史」も確認しておくことが重要だ。そして、「和歌修辞」はこの日程の「学部・学科」では必須習得事項になる。
「漢文」では、「文の構造」「句法」「重要単語」等の基礎知識を習得した上で、練習問題を通じて読解力を培うこと。「書き下し」「返り点」等の「白文対策」も忘れずに。また、「漢文常識」等も確認しておきたい。

推奨テキスト

知識篇

①『現代文最重要語句 暗記いらずのらくらく練習帳』(学研)→②『頻出現代文重要語700(三訂版)』(桐原書店)→③『ことばはちからダ! 現代文キーワード』(河合出版)→④『現代文キーワード読解(改訂版)』(Z会出版)。

前項の「センター試験(漢字問題)」チェックで、5割未満の場合はから、6割は、7割は、8割以上はから始めるのがひとつの目安。では「キーワード編」のみならず「頻出テーマ編」も熟読し、完全に理解すること。尚、必須の「文学史」対策としては、『SPEED攻略10日間 国語 文学史』(Z会出版)が時系列も理解でき、コンパクトにまとめられているので覚えやすい。

現代文篇

①『システム現代文 バイブル編(改訂新版)』(水王舎)
「解法」って何? といった諸君にお薦めの入門書。根本を徹底的に解説しており、マスターすれば「解法」は一通り理解できる。

②『現代文読解力の開発講座(新装版)』(駿台文庫)
中級レベル。「読解力」と「解答の論理力」を講義形式の解説で養成する。GMARCHから上智へのステップアップ段階の一冊。

③『入試現代文へのアクセス 完成編』(河合出版)
中~上級レベル。「読解へのアクセス」で問題点を喚起し、「選択肢設問」の「消去の根拠」も明記されており、「解法理解度」を自己確認できる。自らの実力を把握することで、上智合格に自信が持てる一冊。

④『現代文と格闘する(三訂版)』(河合出版)
上級レベル。「文章を読み繋ぐ」ことを主眼として、そのためのシンプルな「視点」を提起。この日程の「学部・学科」合格を確実にする一冊。

⑤『過去問』
実戦レベル。10年分以上確実にこなし、「解法」をトレースすること。

古典篇

①『重要古文単語315(三訂版)』『標準古文単語650(三訂版)』(ともに桐原書店)
前者を反復して完全定着させた上で、後者を数回丁寧に通読しておくこと。それで「語彙」はほぼ心配ない。

②『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル(三訂版)』(河合出版)
「文法」の基本が分かりやすくまとめられている。「例文」は「品詞分解」し「現代語訳」も行っておくこと。

③『古文上達 読解と演習56』『最強の古文 読解と演習50』(ともにZ会出版)
前者は「入試古文」の全てを凝縮し、後者はその応用篇。「古文」への自信がみなぎる二冊。

④『速読古文常識』(Z会出版)
「古典常識」習得用。約300語を収録しており、実戦的トレーニング文章の中で効率的に定着可能。センター試験から難関私大まで対応。

漢文篇

①『漢文必携(四訂版)』(桐原書店)
「漢語構造」「句法」から「漢文常識」まで、基礎力養成の一冊。

②『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』(河合出版)
基礎定着確認用。

③『漢文(河合塾SERIES―入試精選問題集/改訂版)』(河合出版)
「読解力」上達への道標。

「国語共通問題⑤」対象学部・学科ページへ戻る

大学受験を成功に導く過ごし方とは

インタビュー =大学受験、「最後の一年」の賢い過ごし方とは?

リーダーズブレインの合格実績豊富な現役家庭教師が、プロならではの視点でポイントをお話ししています。
高校生活最後の一年の過ごし方は、合否を分ける重要なポイント。志望校合格を勝ち取るためには、どのように一年を過ごせばいいのか…ぜひ参考にしてください。

  • jouchi

  • 上智大学受験対策
    をお考えならプロ家庭教師による入試傾向対策指導を!

    お電話でのお問合せ資料請求はこちら
    0120-11-3967
    メールでのお問合せ資料請求はこちら
    資料請求はこちら

その他の学部

詳細はこちら

メールを送る

無料体験授業のご相談 お問合せ・資料請求

合格実績

入試問題傾向分析と対策

短期集中フリープラン

お申込は授業回数5回だけの短期間でもOK!弱点克服!

1対1専用の教室併設

アクセス

東京都新宿区高田馬場1-29-4
新陽ビルⅢ 6F(受付)・7F

TEL

FAX

  • プロ教師募集
  • 採用情報
ページトップ