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上智大学 国語共通問題⑥試験対策と勉強法

出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

「共通問題の国語共通問題⑥」
出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

対象学科

  • 総合人間科学部
  • 法学部
  • 外国語学部

出題傾向の概要

出題範囲(分野)の特徴

「出題科目」は「国語総合」「現代文B」「古典B」。

「現代文」1題が基本で「論説文(評論文)」がほとんど(ただし稀に「随筆」も出題される)。近年の文章内容は突出して「哲学論」が多いが、「文化論」「文学論」「歴史論」「社会論」などの出題もある。特殊な分野が題材となる場合もあるが、さほど硬質な文章はなく比較的読みやすい。「知識」は「小問」として扱われるが、直接的な出題は少なく「語句の意味」が「空所補充」などで問われる程度だ。

「古文」は1題で、「歴史物語」「物語」「説話」「紀行文」「歌論」「評論」などの出題だが、比較的「近世」の題材が多いのが特徴だ。文法から解釈までの総合的読解力が問われ、「歴史的背景」を含めた「古典常識」「文学史」は必出。

「漢文」も1題。題材は「評伝」「史伝」「思想」「日記」「随筆」などで、江戸時代の儒学者など日本人執筆のものも多い。「漢詩」の出題もある。「基本的句法」「書き下し」「返り点」「字義」「現代語訳」「内容解釈」「文学史」「漢文常識」等が問われる。

出題量と時間配分

問題文の文章量は、「現代文」が3000字程度で他校と比べて標準的、「古文」は800~1400字程度。「漢文」は150~300字程度。試験時間は60分。
「古文」「漢文」の文章量がやや多いので、「解答順」には配慮したい。先に「現代文」を20数分で手際よくこなし、「古文」「漢文」は40分弱をかけて確実に解いていきたい。

出題形式の特徴

大問3題が定着している。
「大問一」は「論説文(評論文)」(あるいは「随筆」)で、「小問」は10問前後(解答数もほぼ同じ)。
「大問二」は「古文」で、「小問」は9~12問程度(解答数は10~14ほど)。
「大問三」は「漢文」で、「小問」は5~9問ほど(解答数は7~11程度)。

解答形式の特徴

「マーク・センス方式」を採用。

「現代文」では「換言説明」「理由説明」「内容説明」「本文内容合致」「不適切説明」「空所補充」「国語常識」など、

「古文」では「語句の意味」「現代語訳」「内容解釈」「換言説明」「人物特定」「本文合致」「和歌修辞」「文学史」など、

「漢文」では「句法」「字義」「語句の読み」「人物特定」「内容解釈」「書き下し」「返り点」「文学史」「漢文常識」などが出題される。

攻略のための勉強法

「現代文」の「知識」

この日程の「学部・学科」で出題される「知識問題」は、「空所補充」での「語句の意味」の判別程度だ。だが、多彩な分野の「問題文」を正確に理解するためには当然、相応の「語彙力」が求められる。
そこで、先ずは「己が実力」を把握することが重要になる。
「センター試験」の「漢字問題」(要は「同音異字」「同訓異字」の判別)がひとつの目安だ。最低10年分以上の過去問をこなし、その結果次第で、具体的な学習を進めていきたい。
下のサイトは「漢字問題」だけがまとめられていて便利だ。
http://www.kanjijiten.net/center/index.html

「現代文」の「解法①」

「論説文(評論文)」及び「随筆」に特有の「解法」と、全てに共通する「解法」を体系的に理解し定着させ、応用するために肝要なのは「復習」の仕方だ。「考え方のプロセス」を「トレース」することが必須。特に「間違った問題」が肝要。誤ってしまった「分岐点」をしっかりと確認しておくこと。
さらに、いくつもの練習問題を通じて同種の設問に共通する「解き方のプロセス」を身につけたい。それが「解法」となる。
尚、「具体的解法」に就いては本HPの別サイト「大学入試”王道現代文”」を御覧あれ。

「現代文」の「解法②」

この日程の学部・学科で特に合否の鍵を握るのは、判別しづらい「本文内容合致問題」だ。
「複数選択」も混在しており、手こずると「時間配分」にも影響するので、十分に慣れておくことが重要だ。
「論説文(評論文)」では「論旨合致」と捉えて原則的に「序論部」と「結論部」の趣旨、「随筆」では最後の「意味段落」の内容と照合させて「選択肢消去」していく練習を繰り返し重ねることが必要だ。

「現代文」の「解法③」

「設問趣旨」が読み取りにくく判別しづらい「選択肢設問」にも要注意。確実に正答とするためには、先ずは「設問」に対する「読解力」を養う必要がある。
「設問」はそもそも何を問うているのかを常に正確に把握しながら、問題練習を繰り返すことが重要。
そして、「選択肢消去の仕方」に習熟する学習も重ねたい。「換言説明」であれば傍線部の「原意」(要は「本来の意味」)にこだわった「原意消去」、「理由説明」であれば「直接的理由」として結びつくかどうかによる「消去」などを常に意識することが肝要。

古典

「古文」では、先ず「重要単語」及び「文法」を完璧に復習すること。
「単語の意味」は直接問われることもあるし、「現代語訳」「内容解釈」をする上でも最重要だ。
特に「助動詞」「助詞」の「意味・用法・接続」や「敬語」は完全に定着させること。また、「古典常識」「文学史」や「和歌修辞」も確認しておくことが重要。尚、この日程の学部・学科の出題で多い「近世」の題材では、単語の「語義」「文法」などが上代~中世とは異なる場合があるので注意したい。
「漢文」では、「文の構造」「句法」「重要単語」等の基礎知識を復習し、練習問題を通じて読解力を培うこと。「書き下し」「返り点」等の「白文対策」も忘れずに。
また、「漢文常識」等も確認しておきたい。さらに、江戸時代の儒学者についての知識があると心強い。

推奨テキスト

知識篇

①『現代文最重要語句 暗記いらずのらくらく練習帳』(学研)→②『頻出現代文重要語700(三訂版)』(桐原書店)→③『ことばはちからダ! 現代文キーワード』(河合出版)→④『現代文キーワード読解(改訂版)』(Z会出版)。

前項の「センター試験(漢字問題)」チェックで、5割未満の場合はから、6割は、7割は、8割以上はから始めるのがひとつの目安。では「キーワード編」のみならず「頻出テーマ編」も熟読し、完全に理解すること。尚、「文学史」対策としては、『SPEED攻略10日間 国語 文学史』(Z会出版)が時系列も理解でき、コンパクトにまとめられているので覚えやすい。

現代文篇

①『システム現代文 バイブル編(改訂新版)』(水王舎)
「解法」って何? といった諸君にお薦めの入門書。根本を徹底的に解説しており、マスターすれば「解法」は一通り理解できる。

②『現代文読解力の開発講座(新装版)』(駿台文庫)
中級レベル。「読解力」と「解答の論理力」を講義形式の解説で養成する。GMARCHから上智へのステップアップ段階の一冊。

③『入試現代文へのアクセス 完成編』(河合出版)
中~上級レベル。「読解へのアクセス」で問題点を喚起し、「選択肢設問」の「消去の根拠」も明記されており、「解法理解度」を自己確認できる。自らの実力を把握することで、上智合格に自信が持てる一冊。

④『現代文と格闘する(三訂版)』(河合出版)
上級レベル。「文章を読み繋ぐ」ことを主眼として、そのためのシンプルな「視点」を提起。この日程の「学部・学科」合格を確実にする一冊。

⑤『過去問』
実践レベル。しっかりと解いて、「解法」をトレースすること。

古典篇

①『重要古文単語315(三訂版)』『標準古文単語650(三訂版)』(ともに桐原書店)
前者を反復して完全定着させた上で、後者を数回丁寧に通読しておくこと。それで「語彙」はほぼ心配ない。

②『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル(三訂版)』(河合出版)
「文法」の基本が分かりやすくまとめられている。「例文」は「品詞分解」し「現代語訳」も行っておくこと。

③『古文上達 読解と演習56』『最強の古文 読解と演習50』(ともにZ会出版)
前者は「入試古文」の全てを凝縮し、後者はその応用篇。「古文」への自信がみなぎる二冊。

④『速読古文常識』(Z会出版)
「古典常識」習得用。約300語を収録しており、実戦的トレーニング文章の中で効率的に定着可能。センター試験から難関私大まで対応。

漢文篇

①『漢文必携(四訂版)』(桐原書店)
「漢語構造」「句法」から「漢文常識」まで、基礎力養成の一冊。

②『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』(河合出版)
基礎定着確認用。

③『漢文(河合塾SERIES―入試精選問題集/改訂版)』(河合出版)
「読解力」上達への道標。

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