• 森本先生

    早稲田大学第一文学部卒

    合格実績(五十音順)

    学習院大学(経済)・中央大学(経済)・東京理科大(工)・明治大学(理工・総合数理)・法政大学(現代福祉・理工)他多数

辛抱強い指導で、生徒の学習意欲を喚起! 明治大学に合格!

  • 男子A君の場合

  • 指導を始める前の状況

    ■指導開始時期: 高校2年5月
    指導科目:   英語
    指導回数:   週1回2時間 (他の家庭教師が別コマで数学担当)

     

    英語に関しては、中1中2の内容の復習が必要な状態からのスタートでした。しかしながら、高2の間は家族とのレジャー、部活動の合宿、友人と遊ぶ予定などを優先し、高校生活をエンジョイしていましたね。それは決して悪いことではないのですが(笑)、現役合格を目指す受験生としては非常に危機的であり、はっきり言えばちょっと考えが甘かったです。

    ただ、将来の夢と志望校が明確であったのはA君の良い点でした(志望校は最終的には変更しましたが)。ですからモチベーションはある。しかし、現在の自分と将来の目標のギャップが大きすぎて雲をつかむような感覚で、具体的に何をすればいいのかわからない状態だったと思います。予備校に行ったとしても授業についていけそうにない。そんな状態から、家庭教師の指導を受けてみたいと考えたようです。

     

指導内容

指導開始当初はJanuary, February等の中1レベルの単語が書けない。基本文のyes, no疑問文を作れない(何を前に出してよいのか分からない)等、理解して覚えなければいけないものがあまりにも多く、正直なところ非常に焦りました。
授業時間には制限がありますから、中学範囲の復習は、宿題としてできるだけ自力でやってもらおうとしました。しかし、わからないところを自分で調べようという意識があまりない(その点は以後かなり改善しましたが)。負担を増やし過ぎると、宿題ができないために授業そのものも休みそうな気配もありました。
そうなれば、もうあとは自主学習に割ける時間が極めて少ない中で、いかに効率よく学力を上げるかを工夫するよりほかありません。

まず単語集は東進の『フォーミュラ1700』を用いて、毎回「英→和」の単語テストをしました。1週間の間に100個を覚えてもらい、その中から50個をテストしていきます。『フォーミュラ』を2周した後、『ターゲット1900』に入りました。こちらは最後まで到達する前に受験が来たと記憶しています。

文法問題は、育伸社の『シリウスVol.3発展編』を宿題としてやってもらいました。(この問題集は中3用ですが、中学生にはかなり重たい内容です。高校生の復習用として丁度よいレベルでしょう)授業では1文ずつ英文を音読・和訳してもらい、私が「よく理解できていない」と感じたところは、単語の品詞等、細かいところまで突っ込んで確認していきました。その他に個別の文法事項などで習得できていないものは、そのレベルに拘わらず、見つけ次第、オリジナルプリントで補強していきました。

大雑把に言って、『シリウス』の次は、桐原書店の『大学入試ベストポイント英語頻出問題』、それからセンターの過去問、志望校の赤本へと進めていきました。10月くらいまでセンターの演習をひたすらやっていたはずです。

 

学習状況の変化と成績の推移

■成績推移: 開始時偏差値36.3(センター同日模試) → 最高時偏差値61.8(河合全統マーク模試)

A君が本気で勉強に取り組むようになるのに、結局1年以上かかりました。
勉強に対する意識が変わった最初のきっかけは、センター同日模試の結果が悪かったことだと思います。筆記とリスニングの合計で偏差値は37.3でした。これではまずいと思ったのでしょう。宿題も以前に比べてよくやるようになりました。

ただし、それでもまだ、「しっくりする和訳になるように適切な訳語を捜す」といった、手間をかける勉強はできていません。多くの受験生がそうであるように、入試が近づくにつれて入試レベルの問題集をやりたがる傾向がA君にもありましたが、基礎の重要性を説いて、ひたすら基本事項を押さえることに専念させました。

センターの過去問演習に入ったのは、ある程度の基礎力が出できあがったと私が判断してからです。その成果か、高3秋の全統マーク模試では英語(筆記)の偏差値が、61.8になりました。

 

結果

■結果(進学先):   明治大(総合数理)
結果(他の合格校): 明治大(理工)、東京都市大(工)、東京電機大(未来科学)、神奈川大(工)

 

生徒とのエピソード

A君はビートルズやマイケル・ジャクソン、ビリー・ジョエル等が好きだったので、授業での文法や発音の解説をする際に私が洋楽を口ずさんで教えることもありました。

例えば、ビートルズの“The long and winding road that leads to your door ~♪” のwinding は、現在分詞の形容詞用法からできた形容詞で、thatは主格の関係代名詞だよとか、ビリー・ジョエルの“Honesty is hardly ever heard ~♪” で、[ɑ]、[ɑ:r]、[ə:r] の発音の例を示したりしました。

気心が知れてくると、A君も「先生、ここはカラオケボックスじゃないですよ!」とつっこみを入れられましたが(笑)、そんなことをしているうちに苦手だった英語の勉強も苦ではなくなってきたように思います。お母様から、「先生の授業を楽しみにしているようです。」と仰って頂いたのもその頃だったと記憶しています。

 

明治大学を目指す受験生へのアドバイス

明治大や同等レベルの入試では幅広い知識を問われます。頻出の単語、熟語、構文を暗記することはもちろんですが、それに加えて、長文読解では『結局どういう趣旨のことが述べられているのか』を読み取ることができなければなりません。その点では、受験勉強だけに限らずに英語慣れすることが大切です。とはいうものの、落としてはいけない問題で確実に得点することがやはり一番大事。過去問をよく見れば、中学レベルの文法知識プラスαで解ける(または、正解以外の選択肢を消去できる)問題があることに気付くはずです。では、そのような問題を落とさないためにはどうしたらよいか。

1つ目は、基礎をしつこく勉強すること。(自分のレベルに合った教材は、教科ごとにプロの家庭教師など専門家の意見を聞ければベストです。)センターの過去問演習をたくさんやるのも良いでしょう。センター試験には、知らなくてもよい単語は、殆ど出てきません。ですから、効率よく勉強することができます。くれぐれも早い時期から赤本ばかり取り組んで、時間を計って採点して、その得点で一喜一憂することのないようにして下さい。自分の現在の力量を知るだけでは合格できません!実力を少しずつ上げるには、どのような努力をすればよいのかをよく考えて下さい。センターの過去問で7割を超えないうちは、赤本の勉強をしてもあまり意味がないと私は考えます。

第2に、自分が得点できる問題を「捜す」練習をして下さい。最初は大問レベルで、次に大問の中で自分が解けそうな小問を見つけてみましょう。これは、解いてみて判断するのではなく、単語の難易度などから、ぱっと見て分かるようにすることがポイントです。もちろん、完璧な予測はできないでしょうが、過去問を2、3年分じっくり見ると、見えてくるものがあるはずです。(この訓練をする際は解答を見ても構いません)

3つ目は、幅広く英語に慣れ親しむことです。自分の趣味の分野の英文雑誌を読んだり、好きなアーティストのインタビューをユーチューブで観るなどしてもよいと思います。植物、動物、地理、歴史、社会情勢などの雑学も大事です。

それから、盲点かもしれませんが、すべての教科の土台として大学受験でも漢字の読み書きは大切です。受験科目に国語を取る、取らないにかかわらず、特に中学の範囲の漢字は自由に読み書きできるように、且つ意味も分かるようにしてください。

また英和・和英辞典はもちろん、国語辞典、漢和辞典、地図帳などは机の上のすぐ手の届く所に置いておいてほしいですね。個人的に辞書類は「紙」のものが望ましいと思いますが、それが嫌な人はWeblioや、アルクの英辞郎等のネットの辞書が良いでしょう(電子辞書はお勧めしません)。

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字を書くこと、辞書を引くことで思考力・記憶力のトレーニング。東京海洋大学に合格!

  • 男子T君の場合

  • 指導を始める前の状況

    ■指導開始時期:浪人1年目の4月
    ■指導科目:  英語
    ■指導回数:  週1回(1回2時間) 

     

    T君は、英語に対する苦手意識があったと思います。現役の時から予備校に通っており、浪人でもまた別の予備校に通うとのことでしたので、私の役目は基礎を固めることだと予想していました。

     

    指導を始めてみると、自動詞と他動詞、能動と受動、使役などの概念が入り混じっていて、時制や単数、複数、態などを意識しないで英文を訳すこともありました。そこで、まず英文を読む時に意識すべき根本的なところを注意するように指導していきました。また、その都度(紙の)辞書を引いて調べることや、ノートに書くといった手間のかかる作業をする習慣があまりできていなかったので、授業中にやり方を示しながら指導していきました。

指導内容

東京海洋大学の中でも、T君が受験した学科は、個別学力試験に英語が無かったので、センター試験でいかに得点するかが課題でした。

単語集は、フォーミュラ1700(東進)を使用し、毎回、授業の最初に英→和のテストをしました。
文法の復習は、学校教材の中学3年生用の難しいものを用いて、できるだけ自分で調べて解き進めるという宿題を出しました。丸付けをする際に私が、T君の頭の中で整理できていないと判断した部分は、語呂で暗記し易くまとめたものをノートに書いて説明していきました。
また、予備校の授業で習っていて表面的には記憶できている部分でも、本質的に理解していないと私が感じたところは再度説明していきました。

中学の学校教材が終了した後は、桐原書店のベストポイント英語頻出問題740を前述のやり方で進めながら、平行してセンターの過去問演習を行いました。センターの過去問は、設問の正解、不正解というよりも、「T君の頭の中でどのような思考が行われているのかを知るための材料として使った」と言った方が正しいかもしれません。第2問までは、英語をすべてノートに書き写して、アクセント、品詞、和訳もノートに書くこと、第3問以降は、全文の和訳をノートに書くことを宿題にしました。字を書くこと、辞書を引くことで思考力・記憶力のトレーニングも行いました。また、時制、態、数、述語動詞と準動詞の違い等を意識して英文を読んでいくことも訓練していきました。

 

学習状況の変化と合格までの成績推移

■成績推移 : 46台(模試名:高3、4月の東進センター試験本番レベル模試)
        50.2(模試名:高3、8月の東進センター試験本番レベル模試)
                        高3のセンター試験本番 英語筆記 108点
                       →最高偏差値 57.2、得点138点(1浪11月の進研マーク模試)

私の指導前は、高3の4月の東進センター試験本番レベル模試で偏差値46台、8月の同じ模試で偏差値50.2、センターの本番の得点が108点(筆記)でした。

最後に受けた模試が11月の進研マーク模試で得点が138/200、偏差値が57.2でした。この時点では、私の頭の中で未来像はできていましたが、実際の数字としては、まだまだという感じでした。お母さまは心配だったと思います。12月くらいには、教えている時の手応えとして、「いろいろなことが見えてきているな」と感じ取れたので、「もうすぐ花開くな。」と心の中では思っていました。年が明けてさらに伸びていることが実感できたので「だいぶいい感じでセンターを受験できるな。」と思いました。

私は、その時の出題に左右されない確実な基礎学力の定着を主眼にしていたので、模試の数字上で良い結果が出てこないとしても、イディオムを片っ端から流していくような指導法は取りませんでした。~ingを何でもかんでも「vイング」で丸暗記し、動名詞と現在分詞の意味合いの違いをイメージできないようでは、結局文章が読めません。いろいろな場面で通用する「基本的な見方」ができれば、語彙を増やすのは自分でできます。

結果

■結果(進学先)      :   東京海洋大学 海洋工学部 電気電子機械工学科 
■結果(他の合格校): センター利用入試多数
            一般入試:芝浦工業大学(工) 

生徒とのエピソード

受験間近の頃のお母さまとのお話で分かったことなのですが、初めの頃は基礎ばかりやる私の方式に不安なお気持ちがあったようでした。しかし、ある時お母さまが文法の問題でT君に質問したところ、明確な解答が返ってきたことから、「去年は、このようなはっきりした答えは返ってこなかった。これも森本先生のお蔭です。」とのお言葉を頂いたことがあります。そして、その頃からしっかりとした御信頼を頂くようになったと感じています。

同じ志望校(東京海洋大学)を目指す受験生へのアドバイス

東京海洋大を受験する平均的な生徒が高3の4月から受験勉強をスタートすることをイメージして書きました。あくまでも、一例ですので、これより早いペースも遅いペースも考えられます。

① 個別学力試験に英語が無い学部・学科を受験する場合。
あまり難しい単語や文法をやっても効率が悪いので、間違えてはいけない問題を絶対に落とさないようにすることから始めましょう。
センター試験は、2020年1月の実施が最終で、英語は、2023年までは大学入学共通テストがあることになっています。また、共通テスト(筆記)では、発音・アクセント問題や文法問題は出題されない傾向で、実生活で使うような英語の能力を試されます。だからといって、現在のセンター試験の発音・アクセント、文法問題の過去問を解くことに意味がなくなるわけではありません。発音・アクセント問題を一つ一つ丁寧に見て記憶していけば、リスニングで役立ちますし、文法の知識があれば、読解は容易になります。
手間を惜しまない勉強法が結局は近道です。英語が苦手な人は(公立換算で)中学内容ができていないことが往々にしてあります。「そんなことをやっている時間はない。」という姿勢の人は私の経験上、良い結果は出ていません。単語の覚え方でも、英単語、発音記号、品詞、和訳を書いたノートを作るべきです。

②  個別学力試験に英語がある学部・学科を受験する場合。
東京海洋大の個別学力試験の出題形式は、ほぼ毎年同じようなパターンです。(以下、例年のパターンで出題されると仮定して読んでください。)
難易度は、 1 3 2 (易→難)なので、過去問の演習もその順でやればよいと思います。

まず 1 ですが、中学の例文の暗記ができていなければなりません。あやふやな人は必ずそこからスタートしてください。それができた上で高校入試用のハイレベルの文法問題集をやれば良いと思います。また、現在完了の文、進行形の文、tell 人 to ~構文などを受動態に書き換える練習や、授与動詞の第4文型から第3文型への書き換え等の基本中の基本の練習をすると良いです。名詞節と副詞節の区別をつけられるかどうかも大切です。
 1 が8割を超えることを目標にして、7月くらいまで繰り返し 1 だけを前期、後期を3年分以上、できれば10年分くらい解くと良いです。ただ解くだけではなく、関連事項を整理してノートにまとめ、暗記することが肝心です。

 3 は、中学レベルの不定詞の名詞/形容詞/副詞的用法の違いをきちんと理解していることや、高校の基本的な単語、熟語、慣用表現や構文を中心に問われます。また、現在分詞と動名詞の違いを意識して自由自在に使えるかどうか等が試されます。
[和文]の中の語句を「~と違って」→「~のようではなく」、「~さえ」→「~だけ」→「それがすべて」、と読み換えるような発想の柔らかさと、英語特有の慣用表現に馴染んで、それを記憶することの両方から攻めていくと得点できます。
 3 でも確実な基礎力が問われます。10月くらいまでこのレベルの勉強で良いと思います。7割を超えることを目指しましょう。 3 も多くの年度を解きましょう。

最後に 2 ですが、これは、総合的なかなりレベルの高い英語の力が必要です。配点も少ないことですし、5割以上を目指すイメージで良いと思います。 2 は、他の教材でさまざまな勉強をした後で11月くらいからのチャレンジで良いでしょう。このレベルまでの勉強ができていないと自分で感じるのであれば、あまり多くの問題を解いても効果はないと思います。

健闘を祈ります。

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