灘中学校の傾向と対策
灘中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
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受験の攻略ポイント
兵庫県の男子難関校。日本屈指の難関中学であり、合格には学力と計画的な対策、そしてメンタル面の準備が不可欠。これらをバランス良く意識しながら、日々の勉強に取り組むことが合格への近道となる。
| ▽算数 | 「なぜその手順を選んだか」を説明できるよう、答えに至るまでの方針・理由・計算過程を筋道立てて書く練習をすること。 |
|---|---|
| ▽国語 | 設問を分析し、文章中の根拠を正確に把握した上で、自らの言葉で再度構築する訓練を積むこと。 |
| ▽理科 | 問題文を図や表などで整理・視覚化し、問われていることを把握する習慣をつけること。 |
国語の攻略ポイント
例年、本校の入学試験は2日間にわたって行われている。2025年度も同様で、「1日目」は「国語(40分・80点)」・「算数(60分・100点)」・「理科(60分・100点)」、「2日目」は「国語(70分・120点)」・「算数(60分・100点)」の試験が行われた。
以下は全て本年度の「国語」(「1日目」+「2日目」)についての説明。「1日目」は「随筆」1題(「総合的知識問題」中心)、「総合的知識問題」4題「(「慣用表現」「副詞の用法」「韻文(俳句)」「慣用句」)、「漢字問題」1題で大問6題だ。「2日目」は「論説文」、「小説」、「韻文(詩)」の「読解問題」各1題で大問3題。文章量は両日で約7800字超。解答数は両日で78。何といっても本校の「国語」で最大の特色は「総合的知識問題」で、ありとあらゆる問題が目白押しで、大人でも戸惑う問題も少なくない。しかも、「1日目」はほとんどが「知識問題」だ(解答数「47」のうち「45」)。そして、「詩」が必出なのも大きな特徴になっている。読解スキルのひとつである「コノテーション」(「比喩表現」「暗示表現」などの「言外の意味」)を問うことで「真の読解力」が問われていると考えられる。ちなみに、「詩」が必出の学校としては他に「筑波大学附属駒場中学校」がある。いずれにしても、本校個別の対策が必要となってくる。合計200点満点(80点+120点)。試験時間は40分と70分。
2025年度
| 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|
| [1日目]【大問1】 | 標準 | 20分 | ★ |
| [1日目]【大問2~6】 | 標準 | 20分 | ★ |
| [2日目]【大問1】 | やや難 | 25分 | ★ |
| [2日目]【大問2】 | やや難 | 25分 | ★ |
| [2日目]【大問3】 | 標準 | 20分 | ★ |
理科の攻略ポイント
大問で5題、それぞれ「地学」1・「生物」1・「物理」2・「化学」1と出題されている。例年は物理・化学が2題ずつ出されることも多いので注意が必要だ。
問題は全般に「平易」であり、合格するためには高得点が期待される。本年度ではあれば【大問5】以外の失点は出来るだけ防ぎたい。そのためには、基本的な知識の問題は当然として、【大問1】【大問4】のような標準的な計算問題には容易に対応できること、さらには合否を分けた【大問5】でも1つでも多くの正解が要求される。言うは易しだが、実行となると果たしてどうか。受験生の真価が問われる。
2025年度
【大問1】
時間配分:10分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 問1~問5 |
問1~問5
熱のさまし方 |
標準 | 10分 | ★ |
【大問2】
時間配分:10分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 問1・問2 |
問1・問2
水の循環 |
標準 | 5分 | ★ |
| 問3~問5 |
問3~問5
川の流れの動き |
易 | 5分 | ★ |
【大問3】
時間配分:10分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 問1~問3 |
問1~問3
植物の生態 |
易 | 5分 | ★ |
| 問4・問5 |
問4・問5
動物の生態 |
易 | 5分 | ★ |
【大問4】
時間配分:10分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 問1~問7 |
問1~問7
糸の張力 |
標準 | 10分 | ★ |
【大問5】
時間配分:20分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 問1・問2 |
問1・問2
ものの溶け方 |
標準 | 5分 | ★ |
| 問3 |
問3
ものの溶け方 |
標準 | 5分 | ★ |
| 問4・問5 |
問4・問5
ものの溶け方 |
やや難 | 10分 |
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中学受験で40年以上の実績をもつリーダーズブレインは、これまで多くの中学受験生を志望校に合格させています。指導にあたる教師陣はすべて指導経験7年以上の中学受験専門プロ家庭教師です。
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伸びる受験生はどうしているのか?家庭でのサポートで親が気をつけるべきことは何か?勉強のサポートの仕方から親子の関係性など・・・ぜひ参考にしてください。
| 学校 | 灘中学校 |
|---|---|
| 偏差値 | 2025予測偏差値64(浜学園80%) |
| 併願校 |
東大寺学園、甲陽学院中、洛南中、西大和学園中などが多くなっている。 *入試日程の変更にご注意ください |
| 合格者 | 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低65%はクリアしよう。出身塾別で見ると、浜学園、希学園、馬渕教室と続いている。 |
| 進学実績 | 約200名の卒業生のうち東大・京大に現役で4割以上合格、最難関国立大学への合格者数が毎年目立つレベルで出ている。 |
| その他 | 関西最難関男子校の一角で、全国でもトップレベルの進学実績。伝統的に理数教育が強い。 |
| 基本情報 |
所在地 〒658-0082 兵庫県神戸市東灘区魚崎北町8丁目5番1号 最寄駅 JR「住吉」・阪神本線「魚崎」徒歩10分、阪神本線「岡本」徒歩25分 連絡先 ℡:078-411-7234 沿革 昭和2年に旧制灘中学校として創立。 |