プロ家庭教師の 英検®対策
英検®と取り巻く
大学受験状況
英検®（実用英語技能検定®）は、日本で最もよく知られている英語の資格試験のひとつで、「読む」「聴く」「書く」「話す」の4技能を測ることができるのが特徴です。
高校や大学などの入試で英語外部検定利用制度が多く設けられ、大学によっては取得級に応じて入試の際に加点対象としたり、準1級以上の取得者の英語入試を免除もしくは満点扱いしたりするケースもあります。また、取得級に応じて、大学入学後に単位認定してくれたり、奨学金を支給してくれる大学もあります。
英語外部検定
利用制度の種類
まず、最新の大学の募集要項を確認することが大事です。昨年度まで制度がなかったのに今年度から始まっているケースや、また逆に、昨年度に制度があったからといって、今年度も同じとは限りません。加点が変更になったりするなど、活用措置の中身が変わっている場合もあります。同様に、検定を利用できる条件にも注意してください。大学入試に利用するには「3年以内に取得」など、利用年数に制限があることもあります。
（1）出願条件のクリア
各大学の指定する英検®の級を取得していることで、受験資格が得られます。ただし、中にはCSEスコアの基準を満たしてさえいれば、英検の合否は問わない大学もあります。
例①青山学院大学-総合文化政策学部（2024年度一般選抜/個別学部日程A方式）
⇒英検®スコア2,100点以上
例②中央大学-文学部（2024年度英語外部試験利用方式）
⇒英検®準1級以上
（2）試験の得点加算や得点換算
取得級・スコアに応じて英語外部試験の成績が共通テスト又は個別学力検査の得点へ加算・換算されます。
例①早稲田大学-商学部（2024年度一般選抜/英語4技能テスト利用型）
⇒英検®準1級：個別試験の得点に加点（0～5点）
例②法政大学-グローバル教養学部（2024年度一般選抜/A方式）
⇒英検®準1級・英検®スコア2,350点以上：個別試験「英語」の得点に換算（175～200点）
例③法政大学-グローバル教養学部（2024年度一般選抜/英語外部試験利用入試）
⇒英検®準1級・英検®スコア2,500点以上：個別試験「英語」の得点に換算（130～150点）
※上記はあくまで例示になります。また上記内容も随時更新されますので、志望校の英検®・英検CSE活用については、個別に確認してください。
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