海陽中等教育学校の傾向と対策
海陽中等教育学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。
受験の攻略ポイント
愛知県にある全寮制の男子校。幅広い領域から出題されるため、偏りのない学習をするとともに、時間配分の練習も積むこと。
| ▽算数 | 各単元の典型題を押さえること。また、記述対策として、途中式で「どう考えて解いたのか」を明確に書き残す訓練が効果的。 |
|---|---|
| ▽国語 | 文章量が多いのでスピードが求められる。漢字の書き取りは得点源にしたい。 |
| ▽社会 | 各分野からバランスよく出題される。多様な形式で出題されるため、過去問や問題集を活用した演習を積み重ねることが重要。 |
| ▽理科 | 単に知識を問う問題は少ない。問われていることを正確に理解する訓練を積むとともに、計算問題への対策も忘れずに。 |
算数の攻略ポイント
大問1は速さと平面図形の小問集合、大問2は図形の規則性、大問3は図形の移動、大問4は規則性に関する問題、以上大問4題による出題であった。
ここ数年は大問4題による出題が続いている。問題数は少ないが、高い思考力を求める問題が多いことが本校出題の特徴。頻出単元としては、規則性・場合の数・数の性質など数を扱う問題で、論理的に考える力が必要になる問題が多い。また、図形の移動・点の移動・図形の折り曲げなど、図形の変化を考える問題も頻繁に出題されている。逆に、平面図形と比、食塩水の濃さなど他の学校でよく出題される単元は、近年出題されていない。本校受験者は、上記の単元を中心に、レベルの高い問題も想定して演習を十分に行うこと。また、記述が必要な問題も含まれているので、日頃から式・考え方・図をノートに残すことを心がけて欲しい。
2025年度 入試Ⅰ
| 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|
| 【大問1】独立小問集合 | 標準 | 15分 | ★ |
| 【大問2】図形の規則性 | 標準 | 15分 | ★ |
| 【大問3】図形の移動 | やや難 | 15分 | ★ |
| 【大問4】規則性に関する問題 | 標準 | 15分 | ★ |
国語の攻略ポイント
漢字や文法などの言語事項は少なめで、読解問題が中心となっている。素材文は説明的文章1題・文学的文章1題で、計2問出されるのが通例である。設問も記述と書き抜きが多く、選択肢問題は少ない。読解と記述を重視する試験となっている。
2025年度 入試Ⅰ
【大問1】
時間配分:30分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 問一 |
問一
接続詞 |
標準 | 3分 | ★ |
| 問二 |
問二
記述問題 |
やや難 | 3分 | |
| 問三 |
問三
記述問題 |
標準 | 5分 | ★ |
| 問四~問六 |
問四~問六
内容理解 |
標準 | 12分 | ★ |
| 問七 |
問七
記述問題 |
やや難 | 7分 |
【大問2】
時間配分:30分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 問一~問三 |
問一~問三
内容理解・慣用句など |
標準 | 5分 | ★ |
| 問四 |
問四
記述問題 |
やや難 | 5分 | |
| 問五・問六 |
問五・問六
内容理解・書き抜き |
標準 | 4分 | ★ |
| 問七 |
問七
記述問題 |
やや難 | 5分 | |
| 問八・問九 |
問八・問九
書き抜き・内容理解 |
標準 | 4分 | ★ |
| 問十 |
問十
記述問題 |
やや難 | 3分 | |
| 問十一・問十二 |
問十一・問十二
内容理解・漢字の読み書き |
標準 | 4分 | ★ |
理科の攻略ポイント
地学・生物・化学・物理の4分野から大問4題での出題であった。ここ何年かを見ても、4分野から均等に出題されている。今年度は、地学では「太陽系の惑星」、生物では「メダカ」、化学では「中和・金属と水溶液の反応」、物理では「物体の運動」が出題のテーマであった。
天体・化学変化・力のつり合いなど出題頻度がやや高い分野もあるが、どの単元から出題されても大丈夫なように、基本知識や基本的な解法をしっかり固めて欲しい。また、物理・化学分野では計算問題が出題される可能性が高いので、演習に時間をかけて欲しい。
2025年度 入試Ⅰ
| 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|
| 【大問1】地学分野 太陽系の惑星 | 標準 | 10分 | ★ |
| 【大問2】生物分野 メダカ | 標準 | 10分 | ★ |
| 【大問3】化学分野 中和・金属と水溶液の反応 | 標準 | 10分 | ★ |
| 【大問4】物理分野 物体の運動 | 標準 | 10分 | ★ |
社会の攻略ポイント
歴史・地理・政治経済の各分野から偏りなく出題される。基本的なレベルの問題が多く、1~2行ほどの記述問題が3~5問ほど出されている。
分野別では地理>歴史>政治経済で問題数が多くなっている(2025年度)。例年、地図やグラフ・写真などの資料が用いられる。
総解答数も多めなので、時間を意識して過去問演習に取り組みたい。
2025年度 入試Ⅰ
【大問1】
時間配分:18分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 問1・問2 |
問1・問2
地名・気候など |
標準 | 5分 | ★ |
| 問3 |
問3
記述問題など |
標準 | 3分 | ★ |
| 問4~問6 |
問4~問6
産業・国の位置など |
標準 | 5分 | ★ |
| 問7・問8 |
問7・問8
交通・産業など |
やや難 | 5分 |
【大問2】
時間配分:12分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 問1~問6 |
問1~問6
飛鳥時代~江戸時代 |
標準 | 7分 | ★ |
| 問7 |
問7
貨幣 |
やや難 | 1分 | |
| 問8 |
問8
日清戦争 |
標準 | 1分 | ★ |
| 問9・問10 |
問9・問10
記述問題・時代順 |
やや難 | 3分 |
【大問3】
時間配分:10分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 問1 |
問1
省庁 |
標準 | 1分 | ★ |
| 問2 |
問2
ある年の出来事 |
やや難 | 1分 | |
| 問3~問6 |
問3~問6
交付金・三権など |
標準 | 4分 | ★ |
| 問7・問8 |
問7・問8
記述問題・為替など |
やや難 | 4分 |
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| 学校 | 海陽中等教育学校 |
|---|---|
| 偏差値 | 2025予測偏差値入試Ⅰ52(四谷大塚80%) |
| 併願校 |
関東では、栄東中、市川中、海城中、芝中、聖光学院中、本郷中が多く見られる。関西他では、灘中、愛光中、洛南中などが多く見られる。 *入試日程の変更にご注意ください |
| 合格者 | 合格者平均点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低60%はクリアしよう。出身塾別で見ると、浜学園が多く、日能研・四谷大塚が続いている。 |
| 進学実績 | 国公立大学には卒業生数の35%以上が合格、早慶には卒業生数の20%以上が合格 |
| その他 | 次世代のリーダーを育成することを目標にイギリスのイートン校をモデルにした全寮制私立校 |
| 基本情報 |
所在地 〒443-8588 愛知県蒲郡市海陽町三丁目12番地1 最寄駅 JR 東海道本線「三河大塚駅」徒歩20分 連絡先 ℡:0533-58-2408 沿革 トヨタ自動車、東海旅客鉄道、中部電力などが中心となり設立し、2006年(平成18年)4月に開校。 |