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清風南海中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2025年度「清風南海中学校の理科」
攻略のための学習方法

「知識」は、生物を中心にかなり深いところまで問われるので、「コアプラス」「メモリーチェック」「4科のまとめ」など専門的な暗記用テキストを徹底的に覚えてもらいたい。暗記のための特別枠を作って練習してほしい。毎日10分あるいは1日置きに20分でも構わない。継続することが重要である。他の勉強と並行して、テキスト全体を何度も繰り返し、入試前日まで続けなければならない。「定番の解法」については、全体的な総復習が必要で、いつどこを聞かれても素早く解法が思いつくというところまで完全マスターしてほしい。まず初めに、例題のみを順に解いて行くことを勧める。自分も気づいていない弱点は必ず見つかるはず。それを埋める作業から始めたい。一通り終了したところで、受験用テキストの発展問題をすみずみまで徹底的に練習してもらいたい特に計算問題が重要である。化学、物理には様々な計算問題のパターンがあるが、地学にも生物にもある。問題を見た瞬間にポイントや対処法を感じ取り、「先回り」できるところまで完成してほしい。

以下に、各科目の重点事項を記す。これらを意識することにより、効率よく進められるはずである。

【生物】

生物分野では、植物と昆虫の出題が中心となっている。動物や人体の出題頻度は低いが、常識的な知識は一通り押さえておく必要がある。~科の植物、おしべやがくの数、昆虫のからだのつくりなど、分類や特徴に関するやや詳しい知識が求められる。さらに、後半の設問では計算問題が多く出題され、「開花と暗期の関係のグラフ」「生物濃縮の割合計算」「陽樹と陰樹の光合成量変化のグラフ」などが出題されている。これらの計算問題の成否が合格を左右し、制覇できれば高得点も可能となる。

【化学】

化学分野では、塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和反応が最重要テーマである。どちらを定量にするかによって2種類のグラフが生じ、それぞれに特有の読み取り方や計算方法を理解しておく必要がある。表計算では、中和点の把握や、両方の水溶液の量が変化する場合の処理など、深い理解と豊富な演習量が不可欠である。受験用テキストには多様なタイプの問題が掲載されているため、徹底的に練習して対応力を高めたい。化学の計算問題には金属の溶解や密度計算などもあるが、中和計算を徹底的にマスターすることで、他の分野の理解度も大きく向上する。

【地学】

過去の出題を振り返ると、地層では柱状図や地震波、川の働きや砂防ダム。気象では台風や大気循環。天体では太陽と地球が中心である。太陽系の惑星や星座は出題されていない。全体として、出題テーマは「人間の視点」「生活に近い視点」に基づくものが多いといえる。馴染みのない設定や独創的な発想力を求める問題は少なく、他校の入試問題を使って読解力を磨いたり、未知の問題への抵抗力を養うよりも、受験用テキストに示されている主要テーマを体系的に整理し、確実に身につけることが重要である。

【物理】

物理分野では、てんびんやばねの出題はあるが、滑車や輪軸は出題されない。また、電流と回路は毎年出題される一方で、電磁石や電熱線は扱われてこなかった。しかし2025年度には電磁石が出題され、今後は他の単元にも注意を払う必要があることが示された。ただし、重点的に学習すべきはあくまで「土台となる部分」である。その部分を徹底すれば、その上に築かれる発展的な内容も理解しやすくなる。土台となる「てんびんとばね」「電流と抵抗」に関する受験テクニックを徹底的に磨き、受験用テキストの発展問題はすべてマスターしておきたい。清風南海の物理は、あまり馴染みのない設定や発想力を問う内容ではなく、正攻法の努力が確実に成果につながる出題形式である。

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2025年度「清風南海中学校の理科」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

大問4問。設問数25問。全て答えのみを書かせる形式であり、ほぼ例年通りの構成・形式だった。制限時間は40分。大問1・3は「定番の問題」そのままなので、合計で15分。大問2は「定番の問題」だが、文が長く、数値も複雑なため、15分で処理したい。以上が可能であれば、大問4に10分間残すことができるので、後半の設問にも充分に時間をかけられる。

【大問1】生物:ミツバチの8の字ダンス

  • 難度:標準
  • 時間配分:7分
  • ★必答問題

(1) 「ハダカセバネズミ」を知らなくても一つ選ぶのであるから正解は明らか。
(2) 昆虫のからだのつくりは常識的な知識。
(3) 完全変態と不完全変態の昆虫の代表的なものは覚えて置かなければならない。
(4) 「8の字ダンス」は受験生ならば知っているべき常識的なテーマ。
(5)(6) 問題文を冷静に読み取り、判断する力があるかが問われた。

ミツバチの8の字ダンスや巣箱の構造を知らない場合、大問1の文章は理解が難しく、設問に取り組む前に大きな負担となる。逆にこれらのテーマに関する問題を解いた経験があれば、問題文をざっと見渡すだけで直ちに設問に進むことが可能である。(5)(6)はやや発展的な内容ではあるが、正解は可能である。したがって、受験テキストを徹底的に学習し、定番の題材や頻出テーマに幅広く触れておくことは極めて重要である。

【大問2】化学:水溶液の中和反応

  • 難度:標準
  • 時間配分:15分
  • ★必答問題

(1) 定番の問題であり、グラフも示されているが、塩酸ではなく塩化水素の重さで考えさせるため、このような処理に慣れていない場合は初めから苦労したと予想される。
(2)①はアルカリ性の水溶液に酸性の水溶液を加えて行くので色の変化は明白。
(2)②、(3)は「先に水酸化ナトリウム水溶液を入れたグラフ」の処理に慣れていなければ対応が難しい。

「塩酸と水酸化ナトリウム水溶液を混ぜると食塩ができる」という中和反応は、中学入試理科の代表的なテーマであり、基礎知識として知らない受験生はほとんどいない。ただし、塩酸と水酸化ナトリウム水溶液のどちらを先に加えるかでグラフの形は変わり、それぞれのグラフに補助線を書き入れ、各部分の意味と数値の求め方を正確に理解するまで十分な練習を重ねる必要がある。本大問では、塩化水素の重さからの考察が求められ、さらに複雑な数値処理を伴うため、難易度は一段と高い。(2)②(3)に対応するには、受験テクニックの高度な習得が望まれる。

【大問3】物理:電磁石

  • 難度:標準
  • 時間配分:8分
  • ★必答問題

(1) 磁石に引き付けられるのはいくつかの金属のみ。
(2) 磁石の周りの磁力線の図は常識的知識。
(3) 地球が大きな磁石であるという考えも常識的知識。
(4) 地球が球形であるので、北半球では北極は斜め下方向となる。(5) 右手を使って、コイルの電流と磁力線の向きを求めることができる。
(6) 下側の電磁石からは反発する力、上側からは引き付ける力が必要。
(7) 前方の電磁石は引き付ける力、後方の電磁石は前方の磁石を押し、後方の磁石を引っ張る力となればよい。

リニアモーターカーは出題頻度こそ高くはないものの、物理分野における定番テーマの一つである。一度でも解いた経験があるかどうかで印象が大きく変わる。このテーマでは、車体を浮かせるだけでなく、壁に接触しないように制御し、さらに前進させる仕組みまで理解していることが求められる。一度全体像をつかめば、個々の原理は比較的単純で理解しやすい。受験用テキストを複数活用して練習すれば、多様なパターンに対応できるようになる。特に(5)(7)はリニアモーターカーに関する典型的な出題形式であり、確実に押さえておきたい。

【大問4】地学:流水と地形

  • 難度:標準
  • 時間配分:10分
  • ★必答問題

(1)(3) 基礎知識。(3)のフィヨルドを知らなくても正解はできる。
(4) 単に類推するのではなく、問題文のどこにヒントがあるかを見つける。
(5) 基礎的な濃度計算。
(6)(7) 濃度の意味を熟知し、公式を使いこなせているかが問われた。

(6)(7)は問題で示された状況を深く理解し、濃度の公式を状況に合わせて適用する力が求められる。濃度は、算数の食塩水で徹底的に練習しているが、様々な「解法」に触れる中で育ってくる「濃度の考え方そのもの」こそが大切であり、理科ではその部分を直接に聞いてくる。理科の計算問題演習は、算数の様々な解法をパターンとして習得してはいけないことを教えてくれる。

攻略のポイント

少なくとも9月から、清風南海中攻略のための本格的な対策を始めてもらいたい。今まで習った内容の総復習の結果が点数となって現れるまでに数か月かかるためである。攻略のポイントは「知識」と「定番の解法」。暗記のための時間を十分に取っていない受験生は多い。一時的に集中的にやった経験はあるだろうが、大切なことは継続できるかどうかである。「定番の解法」は化学の表計算やグラフ、物理のてんびんとばね。陰樹と陽樹のグラフ。計算とは言えないが、地層の柱状図、など重要テーマは系統的に深掘りしてほしい

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