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2025年度「滝中学校の理科」
攻略のための学習方法

滝中学の理科のテストは時間が40分で大問4題から形成される形を取っている。
【大問1】は「生物」、【大問2】は「地学」、【大問3】は「化学」、【大問4】は「物理」というのがここ数年間の大問の配置である。
2025年度は理科のテストにおける受験者平均点が大幅にアップ(34.2点→36.9点)しているが、これは前半の「生物」「地学」の問題内容が易化しているからである。
これは過去問に触れてもらうしかないのだが、2025年度の設問は両分野とも問題文の中に実験的要素がほとんど含まれていないのが答えやすさの代表的なものである。ある程度頭の中で知識が整理されていればそれだけで解けてしまう設問がほとんどであった。比べると前年、前々年度の「生物」「地学」分野は、あまり聞き覚えのない実験が行われ、それを十分考察した上で答えるようグレードが上がっている。その分だけ、得点しにくくなっているのがよくわかる。はたして来年度(2026年度)、前半の大問がより簡易化するか再度実験を行った上で考察させる問題に戻るのか、によって入試への心構えが変わってくることは確かである。過去問に当たっていくときは、難易度の高い方を想定して解いていく方が難問への免疫度が上がっているのでそのように実戦してもらいたい
後半の【大問3】【大問4】における「物理」「化学」分野はそう大きな難易度の変化は感じられない。受験での合否のカギを握るのはやはり後半の、計算問題を主流とした大問にあることは間違いない。但しその克服は決して容易ではない。滝中学理科の問題の特色として、化学や物理の典型題があまり出題されないことが挙げられる。2024年度【大問3】では、食塩やミョウバンがどれだけ水に溶けるかという聞き覚えのあるような問題ではあるものの後半の設問にはやはり個性が感じられる。また、計算も容易なものではない。2024年度【大問4】ではピンホールカメラの実験が行われているが受験生の苦手としやすい範囲なのでねばり強く正解にたどり着いて欲しい。この傾向は2023年度の大問でも同じであり、多少難易度が上がっても前半の大問で点数をかせぎ、後半の大問は解ける設問を要領よく探すということが合格点につながっていく
普段の勉強では、生物・地学の暗記物はもちろんのこと、後半への対策をしてレベルがやや高めの計算を主流とした問題にも数多くあたって免疫をつけておくことが必要である。
滝中学の理科を克服するのは決して容易なことではないが、合格するためには最低6割、よければ8割を目指して学習を積み重ねるしか方法はない。不断の努力が良い結果に結びつくよう、期待している。

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2025年度「滝中学校の理科」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

テスト時間40分で大問は4題と、1題あたり10分の持ち時間を考えると、前半の問題で時間の余裕を作り、後半の問題で十分時間をかけて挑みたい
問題数から考えて時間不足になることは考えにくいので、あせらずしっかりと問題文を読んで解いていきたい

【大問1】生物(動植物の生態)

  • 難度:
  • 時間配分:7分
  • ★必答問題

問題文にもヒントがいくつも出てくるので、基本的な知識が身についていればさしあたり難しさは感じないだろう。

(1)は、動物が子供を産むときの多少を比べる問題。ネコは数匹、サケは数千個の卵、アマガエルは数百個、ヒトは普通1人であることから順番が決まる。
(2)動物の冬越しに関する問いで、アマガエルがカエルの姿(成体)で冬を越すことがわかればすぐ解ける。
(3)マンジュシャゲは漢字で書くと「曼珠沙華」、彼岸(2025年だと9月20日から26日まで)の頃に咲くので彼岸花と呼ばれる。
(4)(い)の生き物の正体は明かされないものの会話文の「1万年」生きると言うことからカメであることがわかる。ことわざでは「ツルは千年、カメは万年」とある。カメは水の近くに住むのでエがそれに相当する。ただし、陸に住むカメも世の中には存在する。
(5)この設問は基礎中の基礎。さなぎの時期を経る完全変態と答える。ただ、トンボは幼虫と成虫で生きる場所や形がかなり異なるので紛らわしいのも確か。
(6)メダカの生態について、何度も目にしたことがあるだろう設問である。
(7)メダカの雄雌は背びれと尻びれで区別するのでカを選んでおきたい。

基本的な生物の復習にはもってこいの問題である。

【大問2】地学(地層)

  • 難度:
  • 時間配分:7分
  • ★必答問題

地層の問題では、ボーリング作業や等高線の問いが出てくると容易ではなくなるが、ここは素直な設問に徹している。最後の(4)が選択肢が多いだけにくせものか。

(1)は「川の流れの働き」3つの仲から選べば良い。
(2)もかなり基本的な設問であり、つぶの細かいものほどゆっくりと堆(たい)積する。
(3)はサンゴはまだしもアンモナイトの化石が決め手となる。アンモナイトは中生代(約2億5000万年前から約6600万年前までを指す)サンゴは示相化石としてその当時の環境を判断するのに使われる。すなわち「暖かく、浅く、きれいな」海である。
(4)は選択肢が多いので間違えないで欲しい。ヒントは一番下の地層表面がでこぼこしていること(一時期地表面にあったこと)、火山灰の層があることなどである。一度選択肢を選んでから【起きた順】に矛盾がないかどうかを調べると良いだろう。

ここも地学の基本的な復習にはぴったりの内容である。

【大問3】化学(ものの密度)

  • 難度:
  • 時間配分:8分
  • ★必答問題

この大問から点数の差がついてくると考えられる、計算を含む大問である。

(1)はメスシリンダーの読み方で、図1から16cm3台、図2から目盛りと目盛りのちょうど真ん中の値であることがわかる。水の表面ではしのほうが高くなるのは表面張力が関係している。
③はこのテスト最初の計算問題である。レンコンは、体積が6.4cm3、密度が1.10g/cm3なので、重さはその積となる。また、ダイコンは重さが4.55g、体積が5.0cm3なので、4.55÷5.0の商がウの答えの決め手となる。計算ミスに気をつけよう。
(2)①は油より密度が小さいもの、②は油より密度は高いが水よりは小さい食物を選ぶ。
(3)はなかなかの難問で、解けそうもない場合はスルーしても構わない。
図3のグラフから、食塩水の密度がレンコンの密度を上回る食塩水の濃さを探す。これを○%とすると、食塩水に含まれる水の割合は100-○=△(%)となる。100gの水に食塩を溶かして○%の食塩水を作るには100÷0.△になり食塩水全体の重さが求まる。あとはここから100gをひけばよい。算数ばりの良問であった。

【大問4】物理(てこのつり合い)

  • 難度:やや難
  • 時間配分:18分
  • ★必答問題

かなり素直なてこの問題で、【大問3】よりもとっつきやすいかもしれない。ただし後半に行くにつれて設問が細かくなるので慎重に答えたい。

(1)は、左回りの力が4×6なので、右回りの力もそれと同じになるよう数をあてはめる。小4並みの《易》問題。
(2)では左回りが4×3なので、右回りも同じになるように数を選びたい。(ア)が7しか残っていないのでそれに合わせて(イ)(ウ)も選びたい。小5レベルの問いである。
(3)はさらに条件が加わって複雑になる。皿の重さなどに注意しておきたい。
右回りの力は10×3なので、皿と薬品を合わせた重さを5で割って求めていく。薬品の重さだけなのでミスしないように。
(4)は薬品が5.5gと小数なので計算の工夫が必要になる。A・Bの条件と例1・2を参考にして頭をしぼりたい。答えは二通りあるがどちらでもよい。
(5)(4)と並び難しい。最大の重さをはかるには、皿は穴番号1に、16個のおもりは支点から最も遠い穴番号10につるす。右回りの力は10×16×10となるので、皿と薬品を合わせた重さが求まる。ここでも聞かれているのは薬品の重さだけなので気をつけたい。

さて、最後の設問まで到達できることが出来たか。

攻略のポイント

テスト時間は40分で50点満点。受験生平均点は36.9点とやや高めなのは、問題が全体に平易だったことが要因だろう(前年度の平均点は34.2点、前々年度は27.6点)。来年度は問題が再度難化する可能性もあるので、目標点は40点前後としておきたい。そのためには【大問1】【大問2】の「生物」・「地学」分野における失点を時間をかけずに極力抑えることと(出来れば全問正解したい)、後半に配置された「物理」分野(「化学」分野の再出題も十分考えられる)のやや複雑な計算問題で何処まで得点を上積みできるかにかかっている。
受験勉強の仕方としては、まず知識分野のアナをなくすことと、難易度がやや高めの計算問題にも普段からとりかかって馴染んでおくことが大切である。

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