西大和学園中学校 入試対策
2025年度「西大和学園中学校の社会」
攻略のための学習方法
〇分析
設問数について、ここ数年では40~50問(2025年度は47問)と、年度により多少のばらつきも見られるので、今後も同程度の問題数を想定し、スピードを意識した過去問演習にも取り組んでいこう。とはいえ問題数が多いので、すべてこなそうとせず、自分が答えられる問題は落とさないようにという意識で臨むのも良いかもしれない。
記号選択や用語記入形式を主として、1行~2行ほどの短文記述問題が5~6出されている。正誤の組み合わせ問題も多く、あやふやな知識では正解できない。
地理・歴史・政治経済の分野から必ず出題があり、問題数としては地理≧歴史>政治経済となっている(2025年度)。
世界地理の問題も出されて、地図やグラフ・写真などの資料も毎年用いられている。
〇地理分野
地理については、まず日本地理全般について広く学ぶ。
各地の地名・地勢・産業の基本事項をざっと覚えたら、さらに地図や白地図でその位置や関連する地域の情報もまとめて理解を深める。
さらに、世界地理についても基本的な知識は身につけておきたい。ヨーロッパ・アジアにある日本と関係の深い国々や、世界的に話題となった地域について、その国の位置や地域のつながりを地図で確認しておくと良い。
〇歴史分野
時代を追って、ひととおり各時代から出来事や人物が問題に出されているので、不得意な時代などの抜けが無いように幅広く学習しよう。
まず、テキストの基本事項をしっかり頭に入れる。
その後、断片的な知識を歴史の大きな流れに沿って整理しておくようにする。
時代ごとに、また政治史・文化史・宗教史といった分野ごとに、年表にまとめるなどして、つながりを覚えておくことで対処しやすくなる。
〇政治分野
政治経済の分野では、日本国憲法・三権の仕組みとはたらき・国際関係などが出されている。
時事問題なども見られるので、重大ニュース集などで直近の世界的な出来事などの情報も集めておこう。
〇記述問題
1行~2行ほどの短文で5~6問出されている。用語や出来事の説明・グラフの数字の意味などが訊かれている。資料の読み取りを練習し、歴史上の出来事などについて簡単に説明できるくらいの知識は持っておこう。
〇リード文について
設問のひとつひとつにリード文がついているのが本校の特色である。総計するとかなりの文量になるが、時間は40分なのですべて丁寧に読んでいては時間が足りなくなる。文の最後にある質問だけ読んで、それで足りなければ他の部分にも目を通すくらいで支障はないだろう。過去問で本校の問題のパターンに慣れておこう。
〇まとめ
基本事項から離れた知識が問われる問題も多く、難しい。
基本レベルの実力をしっかりつけたうえで、さらに細かい知識も蓄え、難しい問題に対応できるように備えよう。
幅広い範囲から偏りなく出題されるので、特に不得意な単元などないよう、まんべんなく学習しておきたい。
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2025年度「西大和学園中学校の社会」の
攻略ポイント
特徴と時間配分
2025年度は大問4つに3分野が割り振られた構成となっており、計47問と総解答数は多い。記号選択と適語記入が多いが、1行~2行ほどの短文記述問題が計5問出されている。
各問題のリード文の総計がかなりの文量になるが、下線部と文末の設問だけ読めば済む問題も多い。過去問でこうした傾向に慣れておこう。
【大問1】地理分野
- 難度:標準
- 時間配分:16分
- ★必答問題
各地の産業・商業や気候などについて訊かれている。
問1 被害は畑作や果実栽培で多いと考えられ、ⅲが山形県、ⅰが新潟県、ⅲが耕地面積の少ない長崎県と見分けられる。
問2 ⅲ. 給水タンクが多いのは雨が少ないからではなく、河川がなく利用できる水が少ないからである。
問3
(1) ア. 中国は乾燥地帯や寒帯が広く存在し、森林の面積は少ない。
(2) 小千谷ちぢみは織物、琉球びんがたは染物、山形鋳物は金属製品である。
問4 地下水を利用した水道や井戸などの使用が多いためと考えられる。
問5 江の川は広島県・島根県を流れて日本海にそそぐ。
問6 長野市は中央高地の気候で年間を通じて雨が少ない(ⅱ)。和歌山市は一部が瀬戸内気候に属しており、降雨量が少ない(ⅲ)。富山市は冬の降水(雪)量が多く、年間でも多くなる(ⅰ)。
問7 イ
問8 エ. 台風は張り出した太平洋高気圧の縁に沿って日本付近を通るが、秋になり高気圧が弱まると日本から離れた進路を取るようになる。
問9 ⅰは高額な商品が多い百貨店、少額・少量の買い物が多いが面積当たりでは販売額が大きいⅱはコンビニ、両者の中間がⅲの総合スーパーと考えられる。
問10 利用の最も多いイがテレビ、災害時に利用が多いアがラジオ、趣味・娯楽での利用が多いウがSNSで、エが新聞である。
問11 ストレスなく健康に飼育された家畜は品質が高く、「ブランド化」がし易いと考えられる。
問12 寒流を好むたらたら類はウ、たい類の養殖が盛んな地域はイ、いわしが多く獲れるのは太平洋側でア、かに類は北海道・鳥取などで多く水揚げされるのでエとなる。
問13 スマートフォンなどの通信機器は世界中のメーカーから委託生産を受注している中国が大きなシェアを占めている(ⅰ)。集積回路は製造技術の高さから台湾の企業が世界一の生産数を誇り(ⅱ)、医学の進んでいるアメリカやドイツなどヨーロッパの国からは医薬品が多く輸入されている(ⅲ)。
問14 イ. 韓国では近年、出生率が大きく下落し少子高齢化が急速に進んでいる。
問15 スマート(農業)
問16 愛知県・栃木県・神奈川県などは自動車とその関連工場が多い(ⅲ)。山口県・埼玉県などでは原料となる石灰石が多く産出される(ⅱ)。残るⅰが半導体工場である。
問17 ウ
問18 自動車工場などで出稼ぎ労働者が多い栃木県・静岡県がエとイ。アとウでは外国人労働者が少ないアが徳島県、ウが沖縄県と考えられる。
〔ワンポイント!――ときおり混じるやや難しい問題は後で考え、答えられる問題をまずは進めよう。〕
【大問2】地理分野
- 難度:標準
- 時間配分:4分
- ★必答問題
地図の読み取りを中心とした問題。
問1 ⅰ. 長良川 ⅱ. 三角州 ⅲ. 液状化
問2 輪中
問3 かつては川が蛇行して流れていてその後流れが変化したが、境界は昔のまま残されているのである。
〔ワンポイント!――地理分野はやはり資料が多い。読み取りの練習や、世界地理の問題も出されることも考え、地図・資料集を活用した勉強を心がけよう。〕
【大問3】歴史分野
- 難度:標準
- 時間配分:15分
- ★必答問題
食文化の歴史を題材として、各時代の様子や出来について訊かれている。
問1 食材の煮炊きができるようになり、食べられるものの種類が増えた。
問2 ウの銅鐸は祭事や儀式に、エは釣り針などで漁に使われた。
問3 イ
問4 東大寺の大仏の建立に大量の銅が使われた。
問5 ⅱ. 頼通の娘が嫁いだのは五冷泉天皇である。
問6 例: 娘を天皇の后とし、生まれた子を天皇(とし)
問7
A. 寝殿造は平安時代の建築様式である。
B. 江戸時代の説明である。
問8 B. 資料2は朱印状であり、キリスト教とは関係が無い。また、徳川家康は禁教令を出している。
問9
(1) 灘・伏見は酒の産地である。
(2) ⅱ. 女性の姿は見当たらない。酒造りは女人禁制であった。
問10 イは1885年の出来事である。
問11 当時の日本の主な輸出品は生糸であり、輸出するために産地である関東内陸から横浜までの鉄道が引かれた。
問12 下関条約(Ⅲ・1895年)→韓国併合(Ⅱ・1910年)→第一次世界大戦後の不況(Ⅰ・1918年以降)
問13 ウは女性にも参政権が与えられた戦後の選挙の様子である。
問14
ⅰ. ドイツとフランスは敵対国であった。
ⅱ. 日本とイギリスは敵対国であった。
問15 天気予報
問16 B. 戦前の教育勅語は廃止され、古い教科書の該当箇所は黒塗りで見えないようにして使われた。
問17 ア. 戦後10年で戦争前の水準まで経済が回復したことを受けての発表である。
〔ワンポイント!――歴史分野は各時代からまんべんなく出題されている印象である。不得意な時代を作ってしまうと失点の恐れがあるので、各時代に抜けが無いように丁寧に覚えよう。〕
【大問4】現代社会分野
- 難度:標準
- 時間配分:5分
政治のしくみなどについて訊かれている。
問1 例: 若者の政治への参加を促し、意見を政治に反映させる
問2 A. 説明は衆議院についてである。
問3 基本的人権の尊重
問4 バラク・オバマ
問5 「健康で文化的な生活」は生存権について問われる際、頻出の用語である。
〔ワンポイント!――政治のしくみ・憲法などの基本に加えて、国際関係・出来事とその位置なども、資料集などで確認しておきたい。〕
攻略のポイント
基本的な事項を幅広く答える問題と範囲を絞って少し詳しく答える問題とがある。
前者のミスを最小限に抑えるべく、基本事項の学習を徹底する。その際、必ず地図を手元に置いてイメージできるように覚える。歴史は時代の流れを常に意識し、出来事の順番がすぐ浮かぶようにしておきたい。
その上で、後者への対策として、覚えたことの周辺事項までまとめて確認し、引き出せるようにしておく。
そして時事問題で戸惑わないように、社会的な出来事・新聞の一面になるような話題について(直近の数年に起こったことは特に)噛み砕いて理解しておく。付け焼き刃の一夜漬けではなく、日常的に新聞・ニュースに目を向けておきたい。
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