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明治大学 理工学部 英語
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出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

明治大学 理工学部 英語

ここでは、明治大学の理工学部を目指す方に対して、英語の試験の出題傾向や試験合格のための勉強法、さらに、おすすめのテキストをご紹介いたします。なにから始めればいいのかわからない、効率的に勉強したい受験生は、ぜひ参考にしてください。

明治大学理工学部 英語試験の出題傾向とは

出題範囲(分野)

2013年以降、読解問題1題のみの出題が続いています。
読解問題の素材は、一般的な論説系の文章もありますが、物語や随筆などのやややわらかいものであることが多いです。
語数は増加の傾向にあるといえ、近年では1000語を超える英文となっています。私立の問題としては記述式の設問の割合が多いと言えるでしょう。読解問題のなかの小問として和文英訳や語形変化などの知識系の問題が出題されます。

出題量と時間配分

試験時間は60分です。読解問題の英文は近年1000語を超えているうえ、記述式の設問が多く、思っているよりも設問処理に時間がかかるため、時間的にはやや厳しいと言えるでしょう。
英文を読む前に設問には目を通すなど、無駄な2度読みを避けるための手順を確立する必要があるでしょう。

出題形式

内容一致・空所補充、同意表現など読解問題の典型的な出題形式が幅広く用いられているとともに、和文英訳・英文和訳・説明問題といった記述式の問題が出題されます。空所補充では語形変化や言い換えの単語を記述させるものもあります。

解答形式

選択式の問題が6割強、記述式問題が4割弱といった出題です。
読解問題1題の出題であることから小問数が多いですが、本文の流れ通りに設問は設定されているものがほとんどなので解きながら読み進められるでしょう。
ただ、設問処理に追われると、本文の内容の流れを忘れてしまい、最後の全体の内容の一致問題に時間がかかりすぎることになってしまうので注意が必要です。

 

明治大学理工学部 英語試験を攻略するための勉強法

読解問題

英文の語数が1000語を超えるうえ試験時間が60分であり、記述式の問題が多いことを考えるとかなりの速読能力が必要です。一定レベルの精読する力があることを前提として、速読能力を鍛える必要があります。意味のかたまりごとに前から読み下していく事ができなければ時間内に設問処理まで含めて解答を終わらせることは出来ないでしょう。
構文把握は必要な範囲で行うイメージです。句・節ごとに意味をとらえ、ニュアンスの分かるものは日本語に訳さず読み進める力を身につけましょう。
一定レベル以上の英文解釈能力を身につけたら、句・節ごとにスラッシュを入れながら前から訳し下すトレーニングをしましょう(スラッシュ・リーディング)。最初のうちはやや多めにスラッシュを入れることになるでしょうが、慣れてくればそれほど入れずに前から読み下していくことができるようになります。
併せて行いたいのが音読です。一度解き、しっかり復習した英文を用いて、必ず英文音読の時間を設けるようにしましょう。音読することで、強制的に前から読み下す習慣を身に付けることが出来ます。その際には必ず意味のかたまりごとに内容を把握する意識を持つようにしましょう。漫然と読んでいては効果が半減してしまいます。音源付きの長文問題集であれば、それを利用することでさらに効果を高めることが出来るでしょう。
また、記述式の設問が多いため、記述問題の多く掲載されている問題集でのトレーニングも必要です。随筆・小説特有の意識すべきポイントがあるため、それらを素材にした英文にも数多くあたっておきましょう。

単語・イディオム

難解な単熟語が頻繁に用いられた英文が素材になっているわけではありませんが、知っていたほうが類推する箇所を減らせるのもまた事実であり、時間短縮に直結します。学習の際には、一つの英単語の意味の広さを意識した記憶を行い、読解で柔軟な訳を出せるように仕上げていきましょう。

文法・語法

小問単位で基本的な文法・語法の知識が問われているため基本的な事項は身につけておきましょう。標準的なインプット教材をしっかりこなしておきましょう。語句整序も出題されるのでこの点も補強しておきましょう。

和文英訳問題

基本的な文法・構文を用いることが出来れば答えられる基本的な問題が出題されているので、複雑な英文まで書けるようになる練習は不要です。
後述の問題集を用いて基本的文法のルールを正確に出力できるトレーニングを行えるとよいでしょう。

 

推奨テキスト

ここからは、勉強に役立つテキストをご紹介します。テキストには相性がありますので、できるかぎり書店で手にとって確かめることをおすすめします。
ここではテキストを英文解釈編、長文読解編、単語・イディオム編、文法・語法編、英作文編に分けてご紹介します。

英文解釈

(1)『英文解釈の技術70』(桐原書店)
英文構造の把握を身につけるための良書です。この1冊を7~8割程度消化したら、あとは速読のトレーニングをすることに注力しましょう。

(2)『ポレポレ英文読解プロセス50』(代々木ライブラリー)
講義仕立てで読みやすく、量も絞ってある分、時間をかけずに終えることが出来るでしょう。(1)をやる時間がない人はこちらでも良いでしょう。

長文読解

(1)『パラグラフリーディングのストラテジー1・2』(河合出版)
ある程度の英文解釈力が身についたら取りくむべきシリーズで、速読するためのエッセンスが詰まっています。パラグラフリーディングの基本を1で身につけ、2でトレーニングする形です。

(2)『全レベル問題集:英語長文4』(旺文社)
  『イチから鍛える英語長文500』(Gakken)
  『英語長文PREMIUM問題集:Advanced』(東進ブックス)

いずれも音源付きであり、出版も新しいため最新のトピックを知る上でも役に立ちます。ある程度の長さと難易度に慣れるために夏には取り組み始めしょう。

(3)『過去問』
明治理工学部の英文の特殊性を考えると、当然ながら、最高の実践的トレーニングとして最も重要なものとなるでしょう。近年の1年分については、レベル・形式を把握するために早い時期に解いておきましょう。

単語・イディオム

(1)『速読英単語[必修編・上級編]』(Z会出版)
学校使用の単語帳を用いるのが効率的ではありますが、使いづらかったり相性が悪かったりするのであれば、CD音源付きで速読の練習も兼ねられるこちらを利用すると良いでしょう。上級まで回せれば単語力に不足はないでしょう。

(2)『解体英熟語』(Z会)
ボリュームはありますが、テキストの後ろにある前置詞・副詞の整理ノートがよくまとまっており、効率的に覚えられるだけではなく、未知のイディオムもニュアンスを類推することができるようになります。

(3)『システム英単語Premium(語源編)』(駿台文庫)
語源ごとに編集された単語帳です。単語としてはやや難易度の高いものが多いですが、語源については分かりやくまとまっているため、自分の使っている単語帳では覚えにくい単語があるときに参考程度に利用するとよいでしょう。

文法・語法

(1)『頻出英文法・語法問題1000』(桐原書店)
文法・語法系のインプット教材としては比較的説明が厚めなので自分で進めやすいでしょう。もっとも、学校などでNEXTSTAGEやVINTAGEなどを利用していれば、これらのテキストもよくまとまっているため、学校の進行に合わせてそれらを使った方が効率はよいでしょう。

(2)『英文法ファイナル問題集(標準編)』(桐原書店)
全10回のテスト形式です。範囲指定のない形で問題が作られているため、知識の定着度を図るのに良いでしょう。

英作文

(1)『英作文ハイパートレーニング和文英訳編』(桐原書店)
文法知識と英作文の橋渡しをしてくれる良書です。繰り返し何度も解くことで、どのような場面でどんな文法事項を利用すると英語として自然なのかが身につくでしょう。

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