医大・医学部受験プロ家庭教師 三上先生
指導実例インタビュー

三上先生
指導実例インタビュー

三上先生

三上先生

東京大学卒

合格実績(五十音順)

岩手医科大・金沢医科大・北里大・杏林大・慶応大・埼玉医科大・順天堂大・昭和大・聖マリアンナ医科・千葉大・帝京大・東海大・東京医科歯科大・東京医科大・東京慈恵医科大・東大理Ⅲ・東邦大・東北大・名古屋市立大・日本医科大・日本大・山口大・横浜市立大 他多数

問題点を洗い出し、万全な対策で偏差値20UP。東北医科薬科大医学部合格!

男子M君の場合

指導を始める前の状況

■指導開始時期: 高3の3月
指導科目:   数学、化学
指導回数:   週1回 2時間

 

医学部志望のN君は、初め英語偏差値が70、生物65、化学47、数学45という状況でした。英語と生物は良いですが、理数系が極端に弱いです。模試の結果を分析したところ、数学ⅠAは取れていましたが、ⅡBがいまひとつで、Ⅲはほとんど取れていませんでした。化学は計算問題が特に出来ていませんでした。

 

N君は某進学校に通っており、また理系で有名な某予備校にも通塾していました。そこで扱う問題は難しいものがメインで、N君はまだ基礎が固まっておらず消化不良になっている状況でした。

 

分析の結果、改善すべき問題点として以下の3点が挙げられました。
①数学ⅡBが全体的に弱く苦手としている。
②数学Ⅲの基本が身についていない。
③計算スピードが遅く、ミスも多い。

 

指導内容

上記の弱点に対して以下の対策をしました。

① 数学ⅡBの公式とその使い方をカードで確認
例えば、三角関数だけでも50もの公式が登場します。暗記しなければならない公式と、その場で導けば良い公式に分けて整理しました。それを単語カードのようにして毎週チェックしました。始めた頃は、翌週になると半分程忘れていましたが、慣れてくれば問題なく暗記できるようになり、最終的には100%身に付きました。

② 数学Ⅲの基本をマスター
教科書(基礎)→青チャート(全体を網羅)→一対一対応の数学(難しめの典型問題対策)の順番に、しつこく反復をしました。これにより、模試や本番で出てくる問題はすべてカバーできました。

③ 計算力をつける
計算練習の量を確保するため、学校の傍用問題集である4STEPを用いて1日3問ずつ(10分で出来る量)解くようにし習慣化しました。特に積分計算、面積体積計算が飛躍的に向上しました。

 

学習状況の変化と成績の推移

■成績推移: 開始時偏差値41(駿台全国模試) → 最高偏差値61

一学期の基礎固めと、模擬試験の出題範囲を該当する問題集でしっかりと対策し固めていったことが功を奏し、着実に模試の成績を上げ自信をつけていきました。

夏前の段階では、平均的な問題をマスターし公式も身に着け、8月頃には基礎がほぼ定着し、標準問題は問題なく解けるレベルまでクリア。(偏差値50台半ば

秋頃には応用も進め、医学部合格の最低ラインの力を身に付けました。(偏差値61)その後も努力を続け、直前期には感触で偏差値65以上の力は付いていたと思います。

結果、見事東北医科薬科大学の合格を勝ち取りました。

 

結果

■結果(進学先):   東北医科薬科大学
結果(他の合格校): 自治医科大学(一次合格)

 

生徒とのエピソード

模擬試験ではしばらくはE判定でしたが、D、Cを通り越しいきなりB判定が出たときの笑顔が印象的でした。

本人は基礎固めを徹底したことが正しかったと言っていました。

指導方針を信じてついてきてくれた生徒が成果を実感してくれること、その感動を共有できることは、教師冥利に尽きるとしみじみ感じました。

 

東北医科薬科大学を目指す受験生へのアドバイス

上記の学校に関しては、最近開設されたことも有り過去問も少ないです。

これは他大学の医学部を受験する場合も共通して言えることですが、どんな学校でも基礎固めが何より重要です。基礎ができていないと何もはじまらないと言っても過言ではありません。

逆に、基礎がしっかりと身についていれば、訓練次第で初見の応用問題にもひらめき、対応することが可能です。

また過去問に関して、時期としては夏ごろまでに興味のある大学の問題にある程度目を通しておく必要が有ります。その中で頻出分野を押さえ、それを補える問題集を用いて強化していきます。

ただ、個人ではどの部分を押さえればよいか判断がつかない、また対策としてどの問題集が適切かわからない場合は、プロ目線からアドバイスをもらえる家庭教師にサポートを依頼することも効果的です。

そして、問題に解答する上で重要なことは、赤本のような綺麗な解答は書くことが出来ないと割り切ることです。文章を佼成しつつ時間をかけて完成させることは出来るかもしれませんが、本番の試験ではまず不可能です。例え拙くても、正しい答えを導きだせる自分なりの解答を目指してください。

 

躓きポイントを明確にし、学習量・質が加速度的に向上。北里大学医学部合格!

女子Bさんの場合

指導を始める前の状況

■指導開始時期: 高3の5月
指導科目:   数学
指導回数:   週1回 2時間

Bさんは難関の私立中高一貫校に通っており、学校のハイレベルな授業自体についていけていない状況でした。

その中でも数学は苦手科目で、模試もテストも成績が芳しくなく、定期テストでは平均点に届かず、河合塾のマーク模試も偏差値50を下回る状況でした。これからの勉強に関しても、何から手を着けて良いかまったくわからないような状態でした。

それでも、医学部進学を希望しており、理想は学内の指定校推薦の資格を得られることだったので、望みをつなぐためにプロ家庭教師に依頼し、少しでも目標に近づけるよう力を借りたいというご希望でした。

指導内容

元々のBさんの性格は、コツコツ真面目に取り組んで頑張れるタイプでした。ただ、学校の授業内容が難しかったので、自分一人では学習を進めることが出来ず、せっかくの性格を活かせない状態でした。
逆に言えば、指導によって躓きを解消し、すべきことを整理してあげれば、その性格を活かして成長することも予想できました。

躓きの問題となっていた大きな原因は、学校から配布されている教材には解答が無かったことです。それによりわからない部分を自身で調べて解き進めることが出来ず、難しい問題に対して無駄に時間を費やすばかりで、進行が滞っていました。
まずはその解答を私の方で用意し、自分で演習が出来る環境を整えました。また、上手く進んでいなかったこともあり基礎の抜け部分も多かったので、教科書の例題レベルからやり直しをしました。

環境を整えたことで、授業で例題を解き解説→練習問題を家庭学習で解き進める、といったサイクルが可能になったため、明らかに勉強の効率が改善しました。その状態で2カ月程度基礎固めを行い、教科書だけでは問題量が不足しているので、下地が出来たタイミングで黄色チャートを追加し夏以降3か月程度こなしました。
最後の仕上げとして、私の方で予想問題も都度作成し、さらに多くの種類の問題に触れ盤石にしていきました。

 

学習状況の変化と成績の推移

■成績推移: 開始時偏差値47(河合塾記述) → 最高偏差値54
          
学校テスト平均点以下 → 90点台

上述の通りの性格も奏功し、環境を整え各問題へのアプローチの基本をマスターしてからは、学習の量と質が加速度的に向上していきました。もう少し早くご縁があれば、更に成績も伸び続けたことでしょう。

定期テストの点数は、70→80→90点と右肩上がりで伸びていきました。最終的な内申点は基準に届いているかギリギリのラインで、元々諦めかけていた推薦でしたが、定期テストの高得点のおかげもあってか、校内での選抜を見事に通過して指定校推薦を勝ち取りました。
医学部の指定校推薦は倍率が2倍以上ですので、指定校とは言え油断できず、推薦枠が取れてからは推薦入試の過去問に着手しました。

推薦の問題自体は教科書レベルですが、その分平均点は高くなると予想できるので、スを極限まで減らせるよう検算の方法をひとつひとつ丁寧に確認し徹底しました。5年分の過去問を用意し、始めは8割くらいの得点でしたが、出題されそうな問題を更に細かくピックアップして、凡そ60問程を徹底的にマスターしました。
その結果、推薦の試験本番では見事、満点を取ることが出来ました

結果

■結果(進学先): 北里大学医学部

 

生徒とのエピソード

推薦の合格をもらった後も、定期テストなど決して気を緩める事なく全力で取り組んでいました。このような姿勢が試験官にも通じたのだと思います。
更に大学入学後の事も考えて、休む間もなく大学の数学と統計学、物理学に取り組みはじめました

合格直後は、例えば英語の資格試験の参考書を買うなどして、勉強を継続しようとしますが、大体の人は気が緩み3日と持ちません。彼女の場合はしっかりと大学の学習も進めていましたので、将来は立派なお医者様になられる事と思います。

 

北里大学(推薦試験)を目指す受験生へのアドバイス

解答時間80分。大問1・小問集合で基本から標準レベルの構成。大問2と大問3・標準からやや難のレベルで記述式。微積分の証明問題あり。頻出分野は確率、三角関数、数列、ベクトル、微積分、曲線、複素平面。他大学に比べて特に二次曲線が目立つ。現役生は手薄になりがちな分野なので、特に意識的に取り組みたいところ。

対策をするうえで、おすすめの参考書は「青チャート」「FocusGold」「一対一対応の数学」です。

青チャートとFocus Goldは問題数が多いので、☆☆☆と☆☆☆☆を中心に試験に出そうな問題に絞って取り組む必要があります。例えばFocusGoldの積分法の章では11問、積分法の応用の章では18問を最優先にマスターしたい、など。証明問題にも積極的に取り組んでいきましょう。計算問題集としては「合格る計算数学Ⅲ」が良い。計算のみならず、グラフの描き方、考え方が大分身につきます。

学校の成績向上や推薦試験の対策は、何をおいても高いレベルでの基礎力要請が肝要です。必ず押さえなければいけないポイントの取捨選択をして、効率的に取り組んでいきましょう。

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