医大・医学部受験プロ家庭教師 慶應義塾大学 生物の入試対策と勉強法
医大・医学部受験専門プロ家庭教師が語る

慶應義塾大学 生物
入試対策と勉強法

特徴と時間配分

出題範囲(分野)の特長

私立医大の生物入試問題として分析されてきた通例のように、生物学の各専門範囲のなかからとくに医学に関連性の強い動物生理学、なかでもヒトの反応と調節に関する分野を強調する傾向が見られる。

しかしそれも他の医系単科大学よりも度が過ぎることはなく、そこはやはり日本を引っ張る私立総合大学らしさが垣間見え、あくまで【生物】を全体から捉える姿勢が受け取られる。かつ、同じテーマを扱った問題に関しても(たとえば腎臓としましょう)、解剖学・内分泌・メンデル遺伝・遺伝子発現の調節・系統進化など、切り口の方向性から見た範囲から考えれば、その広さは膨大である。

簡単にまとめると「一般的な私立医科大学よりは広いが国立総合大学医学部よりは範囲が絞られている」としてよろしいだろう。

出題量と時間配分

2科目で120分という規定なので、ここでは生物を60分の試験とみなすこととする。そうなると、思考・判断力の点からして余裕はない。解けない問題は焦らずスキップすることが良策だ。記述に関しては、どんな設問でも200字(これは国公立総合大学対策としても多いくらいの分量)を書ききるトレーニングをしていれば不安はほとんどゼロに軽減されるだろう。これは本番を前にしたとき、精神的に絶大な武器となるにちがいない。

そのうえで、2科目120分形式における作戦的な時間配分(生物に60分)はあくまで目安にとどめておくべきだ。理由は、研究の裾野が広い大学ほど理科全体を一科目として俯瞰できるような総合的な判断力を受験者に求めているからだといえる。とくに後述のとおり、本番に臨んだ受験生にとって「一寸先は闇」といった状況が控えているので時間配分をマニュアル化するのは危険きわまりない。問題の難易度と自分の実力を中立的に判断する冷静さを受験期までに養っておくことが肝要だ。

出題形式の特徴

大問3個、各大問中には小問が5~10個ほど、さらに小問によってさらに細かい設問があるという形が定番です。大学入試問題のお手本となるような評価に見合った、小問同士の文脈性も見られる。さらに大問でも、前問から後問へと正解への流れが示唆されていることがある。全問のクライマックスにはそれが顕著である。

逆に油断しがちな中盤にはそのようなにおいが嗅ぎとれない。リード文による誘導が合否の鍵なので、そこにこそ注意が必要である。

また、リード文中に生物の学名を記すことが近年の通例となっている。
なにも教科書掲載中の頻出生物の学名を暗記しておく必要までは苦労に見合わないが、試験中に謎の文字列を初めて目にしても混乱しないよう免疫をつけておくことくらいは必要だろう。

解答形式の特長

文章論述あり、短答式の記述あり、記号選択(該当全選択型含む)あり、なので「形式はない」ととらえてよい。
しかし特筆しておくべきは図示を行うものである。数量変化をグラフに示す問題は他の大学入試問題でもよくみられるが、器官や個体などのいわゆる「生物の体そのもの」のスケッチを求める問題はとくに好まれるようだ。
前に述べてあることも参考にされたい。

攻略のポイント

受験生にとって一番の武器になるのは、生物の資料集や便覧といわれる類のものであろう。それは、視覚からの情報をもっともよく取り込むことが慶應義塾大学医学部に合格するため、むしろそういうより【生物】の上達に関する最短経路になるからだ。
併願校をもつほとんどの生徒にとって、この学校を受験するために格別で推奨できる資料集・便覧は挙がってこない。図表の収録が多いもの、最新の知見を盛り込んでいるもの、説明が詳しくわかりやすいものなど各出版社で特徴はあるが、どんなものにも掲載されている定番の図になじんでおくことだけで目的は満たされるからだ。
そもそもいま申し上げた「定番」が何たるものかを知るには、意外と熟練した知識が必要となる。一般の医学部受験生にとって無理のないやり方でとらえるには、手持ちの資料集・便覧・市販参考書および学校で配布された教科書を比較し共通して掲載されているもの、と考えてほしい。

さて、ことに難関校の筆頭に数えられる慶應義塾大学を目指そうと思えば、理科2科目の選択以前に、前で述べた生物に関係する視覚情報と自分との相性を比較分析しておくべきである。決して成績を優先してはいけない。
成績とは学校または塾・予備校の側がつける判断基準であって、それがすべてであることは決してない。興味をもって学べるかどうかを最優先していただきたい。これこそ最も重要である自分の側からの判断基準に相異ない。
興味さえあれば、ただ覚えるという不毛な作業に溺れず、自分から調べ納得するという積極的な学習を積むことができる。これがモチベーションにもなるので勉強のストレスは大幅に軽減されるだろうし、かつ能動的に得た知識だからこそ忘れにくくなる。

詳細を欠いた学習法の紹介であったが、逆にこういったことこそ筆者が最も申し上げたいことになる。そういう以外ないといってよい。ここでいう「詳細」というものはそれこそネットや立ち読みで、溢れかえるほど手に入れられるはずだ。そもそも目指すものが大きいぶん、攻め方は広がるのだ。

信念を持って、自分の長所短所を踏まえた方針で進める野心的な学習が功を奏するのだと筆者は期待する。

推奨テキスト

受験生にとって「テキスト」といっても、大きく2つにわかれることを前提として述べる。つまり【数学】や【物理】のような演習に重点が置かれる科目と【生物】ではまったく流儀が異なるからである。その一つめは「参考書」といわれるもので、読みながら知識を深めるために用いる。二つめは「問題集」といわれるもので、答案を練りながら模範解答と照らし合わせて正答率を高めるために用いる。【生物】では、前者の「参考書」が、より大きく合否を左右するので、その点が計算を主体とする他の王道理系科目とは教材選択に関して大きく異なる。このような側面でいうと【生物】対策は文型科目的な対策に似てくる。以上の視点から「テキスト」について筆者の自己流な持論を述べる。

 「参考書」については、前の項で述べたように便覧・資料集は必須である。筆者が重宝しているのは第一学習者から出ている『スクエア最新図説生物』と秀文堂からでている『NEW PHOTOGRAPHIC 生物図説』のふたつだ。これらは残念ながら普通、書店で買い求めることはできないようだ。「学校採用品」というお上の認可上の難しい指定がそうさせているのだろう。ただ、インターネットの某販売サイトAを利用すれば入手できるとかできないとかということだが、その手を打つからには最新版を手に入れてほしい。ほかに、調べ物にかんしては数件出版の『チャート式新生物』、読むものにかんしては文英堂の『大森徹の最強講義117講』が推薦できる。

 「問題集」については、旺文社の『生物標準問題精講』に辿り着いてほしいが、ここまで登り詰めるには険しい道のりが必要である。購入する側からすれば何を以てこれを標準と言いきれたのかわかりかねるが、出す方は長い間「標準」を標榜し独自の判断基準を貫いては優秀な生徒を送り出してきたことには疑いがない。よい通過点としては、数研出版の『生物重要問題集』で「基礎体力」をつけておくことである。

 

テキストは相性があります。できれば書店で手にとって選びましょう。

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