医大・医学部受験プロ家庭教師 久留米大学 生物の入試対策と勉強法
医大・医学部受験専門プロ家庭教師が語る

久留米大学 生物
入試対策と勉強法

特徴と時間配分

出題範囲(分野)

遺伝子、恒常性といった医学関連の出題が圧倒的に多いですが、生態系などの非医学的な分野が大問として出されることもあるため油断なりません。普通に勉強していたら無視しがちな細かな知識や、大学の内容となる知識問題も一部出題されています。

出題量と時間配分

理科2科目120分です。大問は4つです。大問ごとの小問数や出題形式構成に統一性は見出しにくいですが、それぞれ8〜10分程度で解答できる分量になるように組み立てられています。論述問題が重たい場合があり、そこをどれだけ速く書けるかによって体感は大きく変わってくるでしょう。

出題形式

各大問はそれぞれ特定のテーマに関する出題となっており、半ページ程の文章が空欄や下線部を伴って出題され、各設問でそれらを片付けていく形式です。空欄補充、選択問題、計算問題、論述などさまざまな形式の出題がなされます。

解答形式

記述式解答です。記号選択式の問題は少ないですが、「全て選べ」という形式で出題される場合があります。論述問題では字数指定有りのものと無しのものがあり、有りのものでは50字、たまに100字以内の字数指定があります。計算問題は有効数字による回答が求められますが、割り切れることも多いです。用語を答える問題でも字数指定が入る場合があります。

攻略のポイント

全般的に教科書的な知識を確認する問題の比率が高いものの、時折、少し深掘りし過ぎではという内容も出題されます。まずは教科書レベルの内容をしっかりと押さえ、資料集や問題演習を通して、細かな知識を肉付けしていくのが良いでしょう。また、論述対策が避けられないので、問題集も論述のあるものを選ぶ必要があるでしょう。

教科書レベルの整理は、教科書を単元ごとに読んで、その内容を教科書傍用問題集で整理、定着させていきます。本学が細かい知識も聞くからと言って、最初から細かなタンパク質名や数値を覚えていく必要はありません。まずは、概要的な全体の流れを把握し、徐々に掘り下げていく意識で勉強していきましょう。傍用問題集で間違えたところは繰り返し学習し定着して欲しいところです。

次に、資料集で深掘りしつつ、入試対策用問題集を用いて演習をしていきます。資料集は医学関連分野には必ず目を通しておきましょう(逆に言えば非医学分野は多少甘くてもよいでしょう)。当然のことでありますが、問題演習の際は字数制限の記述問題はしっかりと字数制限に応じて書けるようにトレーニングしましょう。筆者は、面倒くさいのか、実際に書かずに答えを見てしまう生徒に何人も遭遇しています。それをして良い生徒は、むしろ記述に絶対的な自信があって、スラスラ字数通りかけるレベルの層だけです。

最後に過去問に関してですが本学が記述式であり、また、本学の論述問題は論点があいまいであることも多く、何を答えていいのか分かりにくいものもありますので、どのような聞かれ方をされるのか把握しておいた方が良いでしょう。また、時間配分の項で述べたように、本学の時間的制約の体感は人によって大きくことなるので、実際に自分で解いて確認しましょう。そのため、夏には必ず1年(論述量がそこそこある年度)を解きましょう。また、医学部受験生にありがちな、他の大学の過去問に追われて、1年しか解かずに望むことは避けましょう。

推奨テキスト

(1)『リードLightノート生物』(数研出版)
対象:初学者、教科書に沿った学習に着手する方
ワークノートとしては知識定着のための問題が充実しておりお薦めです。解説文中の空所補充を通じて重要語とその意味を押さえた後、一問一答問題や確認問題で記憶を再出力できます。教科書や参考書で学習を進めながら、対応範囲の問題を全て正解できるようにしていくと良いでしょう。ただし、人間のホルモンや免疫についての扱いが乏しいため、別途に対処が必要です。

(2)『生物用語の完全制覇』(河合出版)
対象:教科書に沿った学習に着手する方、基礎知識を強化したい方
『リードLight』ノートは知識習得に適した教材ですが、空所補充問題の対策という視点で考えると設問対象用語に不足感が否めません。本書は実際の入試問題を下敷きにした空所補充問題で構成されており、このレベルまで解けるようにしておけば実戦における出題で困ることはほとんど無いはずです。

(3)『生物(生物基礎・生物)基礎問題精講』(旺文社)
対象:教科書の学習を終えた方、必修レベルの演習を行いたい方
空所補充問題以外は本書で概ね対策できます。重要事項の理解に役立つ問題で構成されていることに加え、設問と同じ見開きページに関連知識の精講と問題の解説・解答が記載されているため、基礎知識を復習しながら演習を進めたい者にとっては使い勝手が良いでしょう。

(4)『生物の良問問題集 [生物基礎・生物]』(旺文社)
対象:必修レベルの演習を行いたい方、論述練習を行いたい方
基礎の確認からやや応用的な問題の演習までが1冊で出来ます。基礎問題精講が知識の再定着を図りながらの演習に適する一方、本書は基礎の仕上げのつもりで利用すると良いでしょう。出題形式や用語からも問題を検索できるので、弱点の重点強化には好適です。「確認」「必須」「レベルアップ」の3段階が存在しますが、応用的な問題の演習を考えたとしても「必須」までの練習で十分でしょう。

 

テキストは相性があります。できれば書店で手にとって選びましょう。

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