医大・医学部受験プロ家庭教師 昭和大学 化学の入試対策と勉強法
医大・医学部受験専門プロ家庭教師が語る

昭和大学 化学
入試対策と勉強法

特徴と時間配分

出題範囲(分野)の特徴

最新の出題範囲としては、大問5問のうち、理論分野2問、有機分野2問、無機分野1問、という内訳である。通常、医学部の場合は、有機分野の割合が高いが、本校は、理論分野も、同じくらい重視しているということである。今後も大問5問構成であれば、似たような内訳になることが想定される。無機分野も手は抜けないが、有機分野と理論分野を、しっかり準備したいところである。詳しい内容については、後述する。

出題量と時間配分

最新の時間配分は、2科目で140分である。ということは、化学だけであれば、70分ということになる。大問は5問構成であるので、大問1問当たり、14分程度ということになる。そして、この大問の下に、いくつかの小問があるので、この14分を、さらに配分することになる。もっとも、試験というものは、難易度やボリュームの異なる各大問の特長を、素早く把握し、比較的解きやすいと判断した問題から解いていき、解くたびに、残りの問題に対して、残りの時間を再配分しながら、解き進めていくものである。また、出題する方も、その辺りのことを十分に考慮の上で、難易度の異なる大問を、複数出題している。受験生としては、過去問演習を通して、比較的解きやすい大問を素早く見つける練習もすべきであろう。

出題形式の特徴

最新の出題形式として、大問は、5問構成である。そして、第1問は小問5問構成、第2問は小問2問構成、第3問は小問7問構成、第4問は小問4問構成、第5問は小問2問構成である。また、問われ方としては、数値を求めよ、化学式を書け、構造式を書け、名称を書け、空欄を埋めよ、という形式などであり、通常の問題集と変わるところはないだろう。

解答形式の特徴

最新の解答形式は、マーク式ではなく、記述式である。文字・記号だけでなく、数値を使った計算を必要とする解答も多い。単位は指定されているから、注意する必要がある。構造式を書かせる問題も多い。アミノ酸の略記方式(Aspなど)で答えを求めているので、この表記方式を覚えておく必要がある。穴埋め形式の問題も多いので、過去問等で、慣れておく必要がある。

攻略のポイント

まず、最新の出題内容から、検討する。
第1問は、酸化還元滴定によるCOD測定に関する問題である。具体的には、過マンガン酸カリウム水溶液のモル濃度、過マンガン酸カリウム水溶液に相当する酸素の質量、有機物との反応に使われた過マンガン酸カリウムの物質量、試料水のCOD、沈殿物の化学式、などが問われている。過マンガン酸カリウム水溶液は、酸化剤の代表格であるから、これを知らない受験生はいないだろう。ただし、CODとからめて出題されると、混乱する受験生もいるかもしれない。COD関連の問題は、いろんな大学で、ときどき出題される。難問用問題集には、だいたい載っていると思われるので、チェックしておくべきである。

第2問は、脂肪族エステルの構造決定に関する問題である。具体的には、ある反応における反応物の構造式を選択させる問題、同じ反応の生成物の構造式を書かせる問題、などが問われている。本問の内容のレベルは、標準的なものである。多くの問題集で、よく似た問題を見つけることができるだろう。標準的問題集を、反復して、解けるようになることが、重要である。

第3問は、アミノ酸の性質に関する問題である。具体的には、ある反応の沈殿物の化学式、いくつかの構造式・名称、などが問われている。本問では、やや細かい知識までが、問われている。例えば、アセト酢酸や3-ヒドロキシ酪酸、尿素、などの構造式が問われている。また、インジゴという物質名が問われている。これは、アミノ酸であるトリプトファンの分解から始まる反応系において生成されるが、高校化学の範囲としては、やや難しいといえる。このような細かく、難しい問題に対しては、標準的問題集をできるだけ早く終わらせ、その後に、より上位の問題集に取り組むことによって、対応できるようにする必要があるだろう。

第4問は、電気分解に関する問題である。具体的には、電池から流れ出た全電気量、電極の質量の増加量、ある電解槽に流れた電気量、ある電極から発生した気体の名称と体積、などが問われている。本問の内容のレベルは、標準的なものである。多くの問題集で、よく似た問題を見つけることができるだろう。標準的問題集を、反復して、解けるようになることが、重要である。

第5問は、コロイドに関する問題である。具体的には、チンダル現象、ブラウン運動、電気泳動、凝析などの知識、分散質と分散媒の組合せ、などが問われている。内容的に、難しい問題ではないが、このコロイドの分野まで、しっかり勉強している受験生は、少ないかもしれない。そういう意味で、差が付く問題だった可能性がある。

全体としては、前述しているように、標準レベルの問題が中心である。しかし、中には、第3問のように、やや難しいと思われる問題も含まれている。このようなやや難しい問題にも、ある程度対応できれば、他の受験生に対して、差を付けることができるだろう。そのためには、まずは、標準レベルの問題集を、できるだけ早く、完成させることである。そして、その後で、より難しい問題を含む問題集に、挑戦することが重要である。

推奨テキスト

まず、良い問題集とは、少なくとも、次の2点を満たしているものである。すなわち、①解説が詳しいこと。解説がある程度詳しくなければ、自習ができない。これは、問題演習の効率を、著しく低下させる。次に、②ほぼ全ての分野の内容を網羅していること。網羅性の低い問題集は、完全に解き終えたとしても、穴が多く残っているものである。以上の2点に注意して問題集を選べばよいが、勿論、完璧な問題集というものは、存在しない。上記2点に注意しながら、後は、自分の好み・相性も大事にして、決めることになるだろう。

(1)『化学の新研究 三省堂』

やはり、この参考書は外せない。難関大学合格を目指す化学選択者にとって、これほど、役に立つ参考書はないといっていいだろう。この本を、最初から最後まで読み通す強者もいるが、通常は、気になったところを参照するという使い方でいいだろう。また、できれば、この参考書内に載っている問題にも目を通してほしい。該当部分を理解するうえで、とても良い問題が載っているからである。

(2)『化学の新演習 三省堂』

上記(1)の問題集版が、これである。難関を目指す人にとってみれば、良い問題集である。ただ、化学を苦手としている人にとっては、難しいと思う。そういう人が、いきなり本問題集に挑戦することは、お勧めしない。途中で投げ出す可能性が高いだろう。そういう人は、一旦、もう少し易し目の問題集から入り、その後で、本問題集に挑戦することが、効果的だろう。前述したように、本校の化学は、標準的なレベルの問題が中心である。しかし、中には、難しい問題も含まれている。この部分で差が付く可能性もある。したがって、できれば、標準的問題集の後で、本問題集のような難問用問題集にも挑戦できるとよいだろう。

(3)『化学の新標準演習 三省堂』

本問題集は、上記(2)を易しくしたような位置付けの問題集である。化学を苦手とする受験生にとっては、最初の問題集として、悪くない問題集といえるだろう。この問題集を、ある程度、終えてから、上記(2)の問題集に挑戦することも、良いと思われる。前述しているように、本校の場合、標準レベルの問題が大半であるので、このレベルの問題集から始めることが、適切だと思われる。

(4)『セミナー化学 第一学習社』

セミナー化学は、言わずと知れた、学校用問題集の代表格である。学校用問題集を軽視する人もいるようだが、一般論として、その風潮は良いとはいえないだろう。やはり、よく出来た問題集である。特に優れていると思える点は、基礎チェックレベルや、基本例題、基本問題、発展例題、そして、発展問題などという、レベル分けの細かさである。このレベル分けを大いに活用して勉強するのも、本問題集の活用ポイントである。もっとも、学校用問題集にはあまりいい思い出がない、という人もいるかもしれない。そんな人は、他の問題集を使った方が、効果があるだろう。

(5)『化学重要問題集 数研出版』

本問題集は、従来より、大変定評のある問題集である。網羅性を気にする人もいるが、その点が気にならないとすれば、導入用として、使えるだろう。

 

 

テキストは相性があります。できれば書店で手にとって選びましょう。

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