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6年生の勉強法

日能研6年生の学習ポイント

いよいよ受験の最終学年です。4年生の学習が「点」、5年生のそれは「線」、そして6年生のそれは「面」と捉えることができるでしょう。さらに、5年生では求められない、一つの考え方を複数の問題解法へのアプローチとして使えこなせるかどうかが重要になってきます。それが、「線」から「面」へ進化し、そしてその「面」を深く掘り下げる「思考の深化」を実現できるための欠くことのできないファクターとなります。

6年生は受験学年の最高学年です。文字通り、後がありません。第一志望校合格のために、6年生の1年間で身につけなければならないことは、たくさんありますが、中でも「論理力」の養成が第一です。すなわち、的確な論理力は的確な「思考」を生み、それは自分なりに問題を発見し、解決できる能力の基礎となるからです。この時期は、「思考手法」を組み合わせたり、設問の中で与えられた条件に応じて自由自在に組み替えたり、立体的に使いこなすことができるように、「思考手法」を深く掘り下げていきます。

つまり、受験最終学年における日能研の教材は、あらゆる場面で知識や思考手法を使いこなし、自分の知的ネットワークを再構築し「知力を深める」ために、効率的な学習成果を得られるように編成されています。
具体的には、教材に沿ってPDCを繰り返し行います。PはPLAN(計画)、DはDO(実行)、CはCHECK(確認・振り返り)です。このようなサイクルを回し、塾側との志望校合格へ向けた面談等を繰り返す中で、より実効性のある学習プランが可能になります。それでは、日能研の教材の構成を踏まえて、この時期に押さえておかなければならない事項を見てみましょう。

算数の勉強法

6年生は「着眼点の深化」を図る

例えば、受験算数の中に「つるかめ算」という極めてポピュラーな解法手段があります。これは、数量編の一部の問題にしか当てはまらない、との認識は誤っています。図形編においても、特定の図形の辺上を異なる2点が動く場合に提示された面積になる移動時間を求める問題も、「つるかめ算」で解けます。また、数量編においても本来的な「つるかめ算」が当てはめられる設問以外にも「つるかめ算」で解ける問題があります。速さの問題です。A地点からB地点まで移動するとき、途中で速さを変えてB地点に到着し、そのときの2つの速さの情報と到着までかかった時間が与えられているような問題が「つるかめ算」を使って正解を求められる問題の典型です。

そのようなアプローチのもう一つの例が「比」です。受験算数の7割前後は「比」の考え方を当てはめる問題であると言っても過言ではないでしょう。日能研の6年生における学習のメインテーマは「比」です。「比」は、数量を抽象化して捉え普遍的に問題の原理を理解するための道具です。したがって、6年生のテキストでは、これまで学習した内容も再度「比」を用いた解法を行い、正解へ導くプロセスを再構築し、柔軟な思考力と与えられた条件の変化に対応できる着眼点を深めることができる構成になっています。そのような「着眼点の深化」も、受験生が苦手とする立体図形の取り組みにも大いに役立つものと考えられます。

 

「日特」を活用する

6年生の後半からは、志望校合格へ向けたより実戦的な講座や学習環境が始まります。代表的なものが日能研入試問題研究特別講座です。いわゆる「日特」です。これは、通常行われる授業とは別枠で日曜日に開講される特訓講座です。特に「難関校日特」では、開成、麻布、駒場東邦、桜蔭、女子学院などの難関校の入試問題に照準を合わせて徹底的に入試問題を研究し、合格へ向けたテスト技術を高めていく学校別の講座です。

この講座は、単にスキル力をアップさせ「テスト技術」を高めることが第一義的目標ではありません。当然そのような成果も視野に入れていますが、それ以上の「能力(骨太学力・地頭力向上)」を目指します。つまり、問題の出題者の作問意図(この問題を通じて中学側はどのような思考パターンを受験生に求めているのか)を的確かつ迅速に把握できる情報把握力・課題解決力を確実に身に付けることを目標とします。とにかく、「自分の頭で考える」ことこそが上位校合格には絶対に必要であり、初見の問題にいかにアプローチしてゆくかを瞬時に判断できることが、中学入学後のお子様の学力を飛躍的に伸ばすための要諦です。

 

国語の勉強法

6年生は国語力(読解力と論理力)を高める

上位校であればある程、求められる「国語力」は「読解力・論理力」と言い換えることができるでしょう。そして、「読解力」とは一言でいうならば「自分の頭で考える」ということに他なりません。よく、「論理的」に物事を考えよう、と言います。この根本には、本文の正確な内容把握が大前提になっていることは明白です。なぜなら、論理的に考えて筆者の主張を理解しようとするならば、本文の正確な内容把握は不可欠であるからです。

 

教材を活用する

それでは、大前提である「本文の正確な内容把握」とは何でしょう。何をどのように分析すれば、正確な内容把握となるのでしょうか。日能研の教材で扱っている問題は、良問ぞろいです。それは、論理的思考に耐えうる文章だということです。したがって、設問の文章を読むときに、接続詞(順接か逆接か)は何か、繰り返し述べられている言葉(キーワード)はどれか、などを無駄なく抽出するには最適な問題なのです。

 

日特を活用する

そのような問題演習を経た後、通常とは別枠で行われる日能研特別講座(日特)が始まります。これは、志望に合わせたクラス編成と、それぞれの志望校にターゲットを絞り試験時間の配分や、優先順位のつけ方など、具体的なポイントを身につけます。特に難関校日特では、難関校の入試問題を徹底的に分析し、テスト技術を高めていく講座となっています。受験生が合格答案作りにチャレンジし、さらに入試本番をシミュレーションするために、本番の入試問題とそっくりの問題用紙、解答用紙で演習に取り組むことができるようなカリキュラムになっています。そのような、より実戦的な状況の中で、時間配分や効率的な答案作成手法を学び、志望校合格を確実なものにしてゆきます

 

理科の勉強法

実践的な「解答力」の養成

最高学年である6年生時に強く意識すべきは「解答力」です。6年生までの学習を総括するならば、次々と未知の知識を習う「インプット型」であると言えます。しかし6年生においては、自分の頭の中にある知識を、答案という客観的な形で表現するために必要な「アウトプット」の力を重視する必要があります。このアウトプットの力こそが、解答力・得点力です。特に小学生の場合、頭の中では理解できていても、思考を言語化する能力の未熟さなどが災いして、自身の理解を適切に表現できない場合が多いです。普段の勉強においては「理解し正答できているかどうか」をジャッジするのが生徒自身あるいはよく見知った大人であることが多いので、この「アウトプット」の巧拙を甘く見てしまう傾向にあります。
記述答案における日本語表現の不備や、因果関係等の論理関係の不備など、隅々までかなり厳しく精査を重ね、解答力を高める必要があります。
そのための大前提として、知識や理解といった「インプット」の部分に少しでも綻びがあれば、都度穴埋めをするという作業も並行する必要があります。人間は必ず忘却する生き物ですから、この作業時間も確保しつつ勉強スケジュールを組み立てる必要があります。その余裕をもつためにも、未知の知識は6年生の夏休み前までには無くすようにしましょう。
次いで大切となるのが、授業はもちろん、家庭学習も含め豊富な問題演習を通じた、原理原則理解の深化です。理科は「原理原則を分かっているようで、実は理解が足りなかった」という気づきを重ねれば重ねるほど、転んでは起きるというトレーニングを積み上げるほど、力強い問題対応力を身につけることができます。身近な問題群の演習に満足せず、果敢に見覚えの無いような多様な問題に挑戦しましょう。

 

「日特」と過去問演習

過去問の解き惜しみは禁物です。早すぎるということはありません。日特での演習はもちろんのこと、一度解いた過去問も時間を置いて解き直しするなど、量と質とを両立させた徹底的な過去問研究、およびそれぞれの志望校的思考スタイルへの適応を、じっくりと行いましょう。一般的に理系科目に分類される理科ですが、中学受験理科の入試問題においては数千字に及ぶ課題文が課され、その読解を要求することも少なくありません。こうした長文読解→小問集合というスタイルに慣れるには、実際の中学入試問題を解くのが一番です。惜しみなく過去問演習を重ねて、読解力を研鑽しましょう。

 

社会の勉強法

実践的な「解答力」の養成

6年生は「解答力」を強く意識しましょう。知識を覚える「インプット型」学習は6年生の夏休み開始時までには大半を完了させ、その後は「アウトプット型」学習に注力しましょう。まずは多量の問題文を読み、そこから設問に答えるのに必要な情報だけを抽出する力を養いましょう。情報リテラシーが要求される昨今、こうした情報取捨選択能力は重視される傾向にあります。そして記述演習を重ねましょう。頭の中では何となく分かっているつもりでも、過不足なく自然な日本語で制限時間・字数内に答案をまとめて実際に書くとなると、想像以上に難しいのが記述問題です。沢山書いて沢山添削を受けましょう。基礎知識はもちろん、論理や構成に穴が見つかれば、看過せずにその都度しっかりと改善しましょう。これらの「アウトプット」力は軽視されやすいですが、一朝一夕ではとても身につかない上に、最終的に合否を左右する極めて重要な能力です。教材としては過去問が最適です。日特を活用しつつ、それと並行して自主的に積極的に過去問演習を重ねましょう。過去問の解き惜しみはよくありません。

 

公民学習における注意点

日能研のカリキュラムでは公民は6年生前半のうち短期間で履修することになっています。地理・歴史と比べると沢山の細かな知識が要求されるわけではありませんが、入試問題のおよそ2割を占める公民では独特な知識が求められます。その独特さは主に3点あります。第一は「文」を覚えることです。つまり単語単位を超えて、憲法の条文のような文単位での記憶を要求されるということです。第二は「概念」を覚えることです。「○○権」等の言葉で表現される政治・社会に関する多くの概念を正確におさえる必要があります。カタカナ語で表される諸概念も要注意です。第三は「数字」を覚えることです。法案の可決に必要な議員賛成票数や議員定数など、政治に関する数字は多いです。こういった特性のある公民知識を吸収するには、当然相応の時間がかかりますから、直前であわてないように一日でも早く着手しましょう。

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