斉藤先生 指導実例インタビュー

  • 斉藤先生

    東京大学卒

    合格実績(五十音順)

    青山学院・大妻・海城・学習院・吉祥女子・共立・慶應中等部・攻玉社・芝・渋谷渋谷・城北・女子学院・巣鴨・東京女学館・豊島岡女子・本郷・三輪田・明大中野・早稲田・早実・市川・渋谷幕張・昭和秀英・専修大松戸・東邦大東邦・開智・栄東・立教新座・江戸川取手 他多数

気分屋の生徒には緩急自在の指導で!東邦大東邦中に合格!

  • 女子Hさんの場合

  • 指導を始める前の状況

    四谷大塚に通うHさんは、お母様の細かいスケジュール管理によってしっかり勉強できている生徒さんでした。特に理科・社会でその強みは発揮されており、偏差値60以上で安定していました。しかし、算数が足を引っ張る形で4科ではなかなか60台に乗りません。私が相談を受けて指導を開始したのは、正にこれから算数が本格化していく5年生の夏のことでした。

指導内容

指導開始後の比較的早い段階で、Hさんの学習はよく言えば網羅的、悪く言えばポイントを絞れていないと感じました。性格的には豪放磊落で、細かいことにこだわらない生徒なのですが、大人の指示・管理で網羅的にやらされているきらいがありました。その結果、気分が乗らない時はどうしても表面的・作業的な勉強になりがちです。
そこで私の指導では、テキストやテストのすべての問題をやるのではなく、特に重点的に取り組むべき問題をピックアップしていくことにしました。扱う問題数は減りますが、その分、解答の途中経過(特に図)をしっかりかかせることを徹底しました。
取捨選択の基準としては、テスト問題の復習では、(王道ですが)正答率が高いのに間違ってしまった問題を優先します。また、志望校が千葉の東邦大東邦や市川に定まってからは、出題傾向・合否ライン等をふまえて「やらなくていい」問題、「できなくていい」問題を私の判断で除外していきました。

結果

私の指導開始後も、お母様の管理は変わらず厳密であり、そのことが基本的にはポジティブに働いたといえます。ただ気分屋で、やる気のムラが大きい生徒でしたので、時には同じことがネガティブに働いてしまうこともあるのです。その点を常に意識し、生徒への接し方にもずいぶん気を使いました。
それが幸いしたのか算数の底上げに成功し、6年生になってから偏差値60前後を維持できるようになりました。4科でも大崩れすることはなく、合不合判定テストでも58~62前後で安定していました。
結果的には志望校の東邦、市川に共に合格という上々の結果でした。自分の持てる力を十分してくれたと思います。

「四谷生へのアドバイス」

(算数)『予習シリーズ』中には、例題にもかなり理解しにくい問題が含まれていると思います。そういった問題に一人で格闘するよりも、基本問題等で類題に取り組んだ方がよいと思われるケースが結構あります。基本を定着させる教材としては、同じ四谷の『四科のまとめ』がよいと思います。
(理科)『予習シリーズ』にラインマーカーでたくさん色を塗っている生徒をよく見かけます。ただ、あまりに多く塗ってしまうと、何が大切なのか、かえってわかりにくくしてしまいます。もし、そういう状態になってしまったら、何が大切なポイントかを判断する材料として、市販の教材を併用するのもアリです。個人的には、『特進クラスの理科』(文英堂)がお勧めです。社会も同様ですね。

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難問を我慢させて成績安定、慶應中等部に合格!

  • 女子Kさんの場合

  • 指導を始める前の状況

    Kさんは学習意欲が旺盛で、時間があれば進んで勉強をするという感心な(珍しい?)生徒でした。それ自体はとても良いことです。しかし、優先度が高いとはいえない難問にも積極的に手を出してがっぷり四つに組んでしまうため、結果的にはより大切な基本問題がおろそかになる、という傾向がありました。
    指導を開始した6年生夏の時点で、平均偏差値は60前後。ただ各回で見ると、ジェットコースターのように乱高下していました。要するに、基本問題を取りこぼした時は大崩れとなっていたのです。

指導内容

「難問にとらわれすぎないこと」—— 修正ポイントは、私にとっては明快でした。ただKさんの学習スタイルは彼女なりに、一生懸命継続してきたものですし、人一倍努力していることも確かでした。頭ごなしにそれを否定し変えさせようとしても、うまくいきません。小学生とはいっても、自尊心を傷つけられれば意固地になるものです。
ですから、テストの結果が返ってくる度に、「こういう問題で点が取れなくても、こっちの問題で得点すれば偏差値○○になるよ」ということを具体的に示し、本人を納得させつつ、力を入れて取り組む問題のタイプを変えていきました。志望の慶應中等部が比較的素直な問題が出題される学校ということもあって、本人もよく理解し、順応してくれたと思います。しかし、とにかくガムシャラにやる子でしたので、やりすぎてしまうところをこちらが制御するという関係性は最後まで変わりませんでした。

結果

模試で偏差値を確認できる12月前半頃まで、「乱高下」の傾向は変わりませんでした。ただ、入試が始まる1月後半の段階では、かなり安定してきたという手応えがありました。基本問題でのつまらないミスが減ってきましたし、「できなくてもいい問題」にあまり執着することがなくなったからです。後者は心理的な問題で、学力が上昇したわけではありませんが、「テストでの得点力」は間違いなく押し上げてくれる要因です。
結果的には本命の慶応中等部に加え、青山学院等にも見事合格しました。
勉強量は申し分ない生徒でしたから、その努力をより効率的な方向に向けてあげることが成功のカギであったと思います。性格的には真面目で明るく、元気のよい生徒でしたので、面接ではそのことがプラスに働いたと思います。

Kさんの指導を通じて改めて確認したのが、「どんな学校でも、基本・標準問題できちんと得点することが合格の大前提」ということです。それは御三家のような学校でも変わりません。明らかに解きやすい問題がありますから、そこでしっかり得点することです。難問で多少稼ぐことができても、基本・標準問題で取りこぼしていてはどうにもなりません。
野球が好きな生徒には、「打てるボールを確実にヒットにするのが、良いバッターなんだよ」という例え話をよくします。難しいボールは無理に打たなくてもいい。同じように、塾のテキストの中にもわからない・できない内容があってもいいのです。
その一方で、必ず押さえておくべき内容というのも間違いなくあるのですが、両者の峻別はなかなか難しいかもしれません。家庭教師にお任せ頂くのがベストですが、ご両親や生徒自身で判断するならば、やはりテストの「正答率の高さ」を目安にしていくことをおすすめします。

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「名を捨て実を取る」強い精神力!逆転劇で渋幕中に合格!

  • 男子T君の場合

  • 指導を始める前の状況

    日能研に通うTくんの指導を開始したのは、受験まで残り1年となった5年生2月(塾では新6年生)からです。志望校には早くから渋谷幕張をかかげ、家族一丸で頑張っていました。お母様が全体のマネージャー的役割で、お父様は理科を教えていました。「手の回らない算数を教えてほしい」と、役割分担を明確にした上での依頼でしたので、私としては大変やりやすかったです。
    成績的には、算数は偏差値60を下回ることがあるものの、4科ではなんとか60台を維持しているという状態でした。

指導内容

ご両親が「目先の成績にはこだわらない」というお考えでしたので、早くから志望校を意識した指導をさせて頂きました。具体的には、やはり独特な作図問題ですね。
T君はちょっと頑固なところがあって、「こうやればもっと簡単だよ」とアドバイスされても、すぐにはそれを受け容れない。今までの自分のやり方にこだわりたい性格なのですね。その分、授業では苦労することもありました。しかし裏を返せば、それは学習する「意志の強さ」であり、自分の目標に対する「こだわりの強さ」でもあります。試験本番では、それがまさに「精神的な強さ」として発揮されることになりました。
成績的には、偏差値60を下回るような不安定さは徐々に解消されました。ただ、一番よい時の偏差値でも65程度でした。決して悪い数値ではありませんけれど、合格圏とされるR4偏差値には届かず、予断を許さない状況が続きます。
日能研のクラスはどうかというと、ずっと最上位を維持していました。しかし、算数の授業が難しすぎるという判断のもと、6年生の11月に自主的に1つクラスを降格しました。これは非常に賢明な判断であったと思います。同時に、「名を捨て実を取る」T君の姿勢に感心しました。普通の小学生なら絶対に嫌がるはずのことです。

結果

本命渋幕の1回目は、残念ながら不合格。早くから対策をしてきたにもかかわらず結果を出すことができず、大変申し訳ない気持ちでした。しかし、私の心配をよそに、ここからT君持ち前の精神力が発揮されます。流動的だった2月1日には早稲田を受験し、これに合格すると翌2日の渋幕2回目でリベンジに成功。みごとな巻き返しを見せてくれました。優秀な生徒であっても、出だしでつまずくと精神的にダメージを受け、本来の力を発揮できないことはよくあります。T君の場合は、ダメージを引きずることなく短期間で気持ちを切り替え、持てる力の100パーセントを出し切ってくれました。

「日能研生へのアドバイス」

テストが毎週実施されて大変だと思いますが、これを上手に活用して、限られた時間の中でメリハリのある学習をしてほしいと思います。
テスト前は、繰り返しになりますが、塾のテキストすべてを復習しようとせずに、取捨選択し基本を大切にすること。
テスト後は、点数や偏差値を気にするよりも、しっかり復習をすること。正答率が高いのに間違えてしまった問題を特に重点的に。取捨選択は家庭教師がしてあげることが最も望ましいですが、こういった復習をテストのたびにやっていけば、生徒自身でもある程度コツがつかめると思います。

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決して悲観せず、今やれることを着実に!成城学園中に合格!

  • 男子Y君の場合

  • 指導を始める前の状況

    サピックスに通うY君を指導したのは、入試も迫ってきた6年生の10月からでした。成績的にはかなり苦戦していて、サピックスオープンで偏差値30を下回るような状態です。とにかく算数で得点できません。このぐらいの成績になるということは、明らかに基本事項が身についていません。いま塾で扱っている内容と、Y君にとって必要なことにミスマッチが生じるのも当然です。では、具体的に何をどう勉強すればいいのか?そんな状態でお受けした指導でした。

指導内容

まず塾のテストや教材、成績はあまり気にしないように、ということをよく話しました。もともと、そこにこだわる家庭ではなかったので、それは幸いでした。残り少ない時間で基本事項の総ざらいが必要なので、Y君の理解度をふまえつつ、どの教材を使うか私が判断しました。この時選んだのは、算数用に『四科のまとめ』、理科は『メモリーチェック』です。各塾の教材はそれぞれ一長一短ありますから、一概にどれが良いと言えませんけれども、変なこだわりを持たず客観的に、必要なものを必要なだけ使う、という姿勢が大切だと思います。
それに加えて、いろいろな学校の過去問題から算数の1と2を選んでやらせました。入試問題に慣れさせる狙いもありましたし、同時に基本事項を確認できる問題としてやはり適切なものが多いのです。その意味でも効果的でした。

結果

サピックスの成績は気にしないと決めていましたが、お母様の意向で以前より合不合判定テストを受けていたので、そちらの偏差値は一応参考にしました。ざっくり言うと10月時点で約30だったのが、12月には約40となり、2ヶ月で10前後の上昇をしたことになります。十分とはいえないまでも、最低限の基礎固めはできたという感触はありました。
そして迎えた入試本番。秋の成績からすればかなり厳しいとも思われた成城学園・麗澤などの学校にみごと合格しました。Y君は素直でほのぼのとした性格で、緊張しやすいところもあったくらいですが、臆することなく持てる力をよく発揮してくれました。振り返ると、まず本人がアバイスをよく受け入れ、コツコツと努力してくれたことが第一。それに加え、ご家族みなさんが過度に悲観的にならず、終始なごやかな雰囲気で受験に臨めたことがよかったのだと思います。私のキャリアの中でも、印象深い生徒の1人になりました。

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