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公立中高一貫校の大学合格実績は?(2012.8)

前年、都立の中高一貫校10校だけではじめて応募者が1万人を超えて話題となった公立中高一貫校。2012年度入試では白鴎高校附属の1期生がすばらしい大学合格実績を出したこと、神奈川で横浜市内にはじめての横浜市立南高校附属が開校することで、一段と人気が出ることが予想されていた。
が、ふたを開けてみると、前年より応募者が増えたのは白鷗高校附属、富士高校附属、三鷹中等教育、九段中等教育、神奈川の相模原中等教育、平塚中等教育くらいで、17校11校が減らした。量的には減っているが、これまでお知らせした模試の偏差値動向、私立の併願校の変化を見ると、確実に受検生のレベルは上昇していることが見て取れる。

都内西部地区では都立中高一貫校との併願をねらった「適性検査型入試」が急増しているが、そうした私立にとって都立中高一貫校でなく自校を選んでもらうにはどのくらいの大学合格実績が必要なのだろうか。多摩地区の都立中高一貫校はまだ卒業生が出ていないので(一貫の卒業生が出るのは2014年春)、区部の学校になるが参考までに表にまとめてみよう(埼玉の伊奈学園は卒業生がいるので加えてみた)。

■2012年度 公立中高一貫校の大学合格実績
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この中では、九段中等教育と伊奈学園が少し見劣りするが、それでもどこもすごい実績を上げていることがわかる。卒業生数が少ないことを考えると(都内の公立中高一貫校の場合、併設型は120名<白鴎高校附属のみ160名>、中等教育学校は160名)、よりすごい数字と言えるだろう。
因みに東大合格者のうち、桜修館に2名の文系がいるほかは、他校はすべて理系。東工大、理科大合格者数を見ても、学校の特色から文系イメージの強い白鴎高校附属、両国高校附属の理系の強さが際立っている。開校年度の偏差値からすると、白鷗高校附属、桜修館中等教育がとりわけ生徒を伸ばしているといえる。

情報提供: 安田教育研究所

 

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