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西大和学園中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2025年度「西大和学園中学校の理科」
攻略のための学習方法

奈良県にとどまらず、関西圏一体にその名をとどろかせている「西大和学園」。
「試し受験」として手軽の受験できた時代はとうに去って、第一志望というのもおこがましいくらい、今や難易度の高い問題が各科目に配列されている。過去問対策一つをとっても、第一志望と同じように十分な時間を取って進めていきたいものだ。
さて、その西大和学園の理科のテストであるが、テストの構成はほぼ決まっており、問題数と時間も4題で40分と、1題あたり10分の解法時間が与えられる。また、全体に問題の難易度が高い算数に比べると、そこらかしこにかなり基礎的な知識問題がちりばめられているのも特色だ。追って話そう。

テストの前半、【大問1】は地学、【大問2】は生物と配置されている。いずれの大問も前半の設問は基礎的知識で十分に間に合うものであり、点数の稼ぎ場所ともなっている。しかし、2025年度【大問2】[2]、2024年度【大問1】(7)【大問2】における[文Ⅱ]の問い、2023年度【大問2】[Ⅱ]の設問などは全般に新しい問題であり、それまで学習してきた知識をそのままの形では正解まで導いてくれない。特に生物では実験を行った結果からの考察問題が目立ち、テストの前半といっても決して侮って当たってはいけない。さいわい、2025年度は解きやすい部類のテストであった。来年度がそうとは限らない。過去問に十分に時間をかけ、学校が要求するレベルをみをもって感じることが大切だ。
テストの後半は、【大問3】が化学、【大問4】が物理となっていて、40分のテスト時間の内、過半数はこちらの問題に書けることになるだろう。
【大問3】【大問4】にも、特に前半の設問には耳にたこのような基礎的知識を問われることになるのであっさりと片付けてしまおう。そしてテスト後半の両分野には計算問題という手厳しい設問が並んでいる。算数と異なり、理科の場合は答えを概数で出すことが多いので、算数の計算力とは少し違う、有効数字の使い方の是非が合否を分けると言って良いだろう。2025年度【大問4】(7)(9)、2024年度【大問4】における浮力の問題全体、2023年度【大問3】(6)(8)【大問4】ものの運動において数値を求める問題などはどれも細かで正確な計算力が問われる。その細かさにおいては算数以上といっても良いものだ。普段から応用問題に多くあたり、これらの難易度に耐性をつけておく必要がある。ただし、一番最後の設問が平易だったりする場合もあるので計算が苦手な生徒が「後半は捨て問」と逃げたりせずに一つでも多く正解できる箇所を見つける努力も大切である。最後まで希望を大きくもって、がんばろう。

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2025年度「西大和学園中学校の理科」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

テスト時間40分で大問は4題と、単純に大問一つにかけることが出来る時間が10分だとすると、前半の地学・生物分野を手早く処理し、後半の(計算問題を多めに含む)化学・物理の分野にテスト時間を多めに割きたい。ただし大半の設問が知識問題をメインとする基本的なレベルなので問題量の割には時間不足に陥ると言うことはないだろう。問題文をよく読み、正確な知識を駆使してテストに臨みたい

【大問1】地学(日周運動)

  • 難度:
  • 時間配分:10分
  • ★必答問題

問題文も短く、設問の内容も基礎的事項の確認にほぼ徹していて、天体の日周運動を復習するためにはちょうど良い難易度になっている。

(1)①は星などの日周運動、②は同じく年周運動がからんでくる。地球は太陽のまわりを1年(約365日)かけてまわるので360÷365=0.98…より、1日に約1°ずつ西にずれる。また、地球の自転運動により、星の見える位置は360÷24=15°西にずれる。よって星の南中時刻は1/15時間早くなり、分に直すと4分になる。
(2)は老若男女、受験生でなくても解けそうな常識を問われている。
(3)③と異なる日周運動を都市名と日周運動の見え方から選択するもので、見え方としては東→北→西を通るところ、それは南半球に限られるので南半球にある都市名を選べば良い。
(4)(2)同様、基礎知識のチェックに過ぎない。
(5)は、正しくないものの例を挙げていく。アの月の満ち欠けは地球から見た月と太陽の位置関係が変わることから起こる。ウは、月が地球のまわりを公転しているために起こる。エは惑星として、太陽に近い方から金星・地球・火星となっているからで、地球の公転とは関係がない。
(6)も常識。透明半球では太陽が通る南から方角を決めていくと問題を解きやすい。
(7)は【観察】の結果、3時間では8cm動くので4.8cm動くのは時間の比が5:3の3のときである。計算すると1時間48分になる。10時に1時間48分を加えると11時48分となりこれが南中時刻、秋分の日なので昼の長さ12時間を2で割ってその値をひく。ここは正解して欲しいところだ。
(8)は3ヶ月前(6月頃)だと夏至が最も近い頃だ。夏至は太陽が出ている時間が長いので北寄りからでて遅い時刻に沈む。
(9)(10)バンクーバーは奈良県よりも緯度が高いので12月には昼が短くなる。その選択肢と天球図の記号を選ぼう。

全問正解して先に進みたいところだ。

【大問2】生物(総合)

  • 難度:標準
  • 時間配分:10分
  • ★必答問題

(1)動物と食べ物の関係、(2)(7)は養分の変化に対する基本的な実験、(8)以降はアズキゾウムシという昆虫の生態についての設問であり、総合的な知識とグラフを上手に読む力が試されている。

(1)ではまちがっているものがわかりやすくて《易》レベルである。
(2)からはご飯粒に唾液を加えることなどで試薬の異なる結果を調べる「ヨーソデンプン反応」に関する問題で、中受の理科においては4年生あたりで勉強することがらである。また(7)のように一度高温にしてしまうと必要とされる養分が失われてしまう点に注意しよう。
初めて見るグラフの問題なので、少し点数に差がつくかも知れない。また、【実験4】の問題文をよく読み、グラフの読み方を正確に把握しないと問いについていけないことになる。
(8)では25対を0世代とするとグラフから次世代では100対に増えることがわかる。次に100対は…と調べていく。最後の答え方に注意したい。何対ではなく、匹数を応えさせるという意地悪ぶりなのでまざまざとひっかからないようにしたい。
(9)(10)(8)の続きを調べて成虫の数に注意すると、グラフの変化と「ある数」がわかっていくと思う。ただし、ある数はぴったりとはあてられるものではなくここでの失点はやむを得ないだろう。

【大問3】化学(水溶液の中和)

  • 難度:標準
  • 時間配分:8分
  • ★必答問題

この大問からがテストとして勝負の問題となる。

(1)は解答が複数考えられるので、「臭いがある方が塩酸」「鉄を入れて溶ける方が塩酸」などから選べば良い。
(2)酸性を示さない物質としては、食塩水(中性)・虫さされ薬(アルカリ性)が挙げられる。
(3)は受験資格を問われる設問である。
(4)○と●の数を比べてみると良い。ただここを間違えると以降の設問でミスが連発することになるので注意が必要だ。
(5)(ⅰ)は実験器具の使い方の問題で、選択肢が多いので慎重に並べていこう。
(ⅱ)ここに(4)の影響が出てくる。塩酸があまることになるがご存じ(3)の答えは常温では気体なので水溶液中に残らない。よって○●6個ずつが結びついて水になり、蒸発するので、残るのは◎と□。
(6)では中和の実験に金属Mが参加して難易度を若干増すことになる。塩酸100cm3から実験が始まるのでグラフは0からではなく、問題文にあるように発生したあわの体積は0.20m3から始まる。その後グラフは完全中和のときに0になり、それ以降は水酸化ナトリウム水溶液があまるので加えた水酸化ナトリウム水溶液が150cm3のとき100cm3あまるのでグラフ(あわの体積)は40m3を指すことになる。ここでも(4)の影響が見られる。
(7)は本年度の設問の中では全問通して最も難解なものと思ってよい。ここでは「捨て問」として処理する。
(8)はアンモニアが別途登場する。アンモニア水は◇と水(○●)を混ぜたものなので、◇+○●の変化を考えれば良いことになる。

(7)以外は正解しておきたい。

【大問4】物理(ものの温度と体積変化)

  • 難度:標準
  • 時間配分:12分
  • ★必答問題

前半は基礎的な知識問題で、後半は計算を主とした設問である。後半の問いは問い自体はそれほど難しいものではないものの計算が細かいのでミスをしないことが大切だ。

(1)(3)は基礎的な知識問題なので問題なかろう。
(3)において、異なるものとしてはイは「冷やすと→温めると」、ウは「広くなる→せまくなる」。
(4)表1を参考にすると、温度が0℃から90℃に上がると針金は60°回転することから円周率を使った計算を行い、何mmのびたかを算出する。割り切れないので、問題にあるとおり小数第4位を四捨五入して求めること。
(5)(4)の数値を利用して求めるわけだが、金属Mののびは針金が転がった長さの2倍になるので注意が必要だ。
(6)は再度基礎的な知識問題。
(7)は表2を使って1mのアルミニウムが1℃あたり何mmのびるかを計算する。あとは0.003m=3mmのびるように必要な温度を求めれば良い。
(8)X℃の銅線の長さは、35℃のアルミニウムの物差しでちょうど1mなので、再三のことになるが1mのアルミニウムが1℃で何mmのびるかを計算していく。
(9)も難問の部類に入る。表2を見て、1mの銅の温度が20℃上がると長さが0.346mm伸びることを利用して再四1℃で何mmのびるかを計算する。
後半の3問は設問の内容が同名異曲ではあるものの計算が複雑なので十分に注意して問題にあたりたい。

攻略のポイント

テスト時間は40分で100点満点。受験生の質と問題の水準を考えると、理科においては80%以上の得点が要求されると思われる。
ただ《やや難》と思われるのは【大問2】(10)【大問3】(7)【大問4】(4)以降の計算問題くらいで、これらの設問も「捨て問」と呼べるレベルではなく、普段しっかりと理科の勉強をしていれば手が届く範囲のものなので、他の設問はもちろんのこと、出来るだけ多くの点数を理科で獲得しておきたい。
そのためには前出した計算問題への対応力と標準程度の知識の充実さが要求される。苦手な分野を作らずに努力次第で高い得点が得られる理科は西大和の受験においては大切な科目と言えよう。

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