大阪星光学院中学校 入試対策
2025年度「大阪星光学院中学校の社会」
攻略のための学習方法
〇形式・分野
大問2つに大きく地理分野・歴史分野が割り当てられ、その中に個別に政治経済や時事問題が織り交ぜられている形がここのところ続いている。総解答数は40前後で構成され、記号選択と用語記入がほとんどで、時代順の並べ替えや正誤の組み合わせ問題なども見られる。
記述問題は出されていない。
ここ数年は出題形式にほぼ変化は見られないので、過去問を多くこなして慣れておこう。
〇地理分野
各地の地名・地勢・気候や産業の特色などの基本事項が多く訊かれている。
日本全体について広く問われる場合もあればひとつの地域について少し詳しく答える問題もある。
この分野では資料が多く使われる点が特徴となっている。地図・模式図・グラフ・統計など多様な資料が使われているためボリュームがあり、読み取りに思考力が求められて時間もかかり、難しい印象である。
資料の読み取りを正確に素早く行えるよう、くり返し練習しておこう。位置を確かめる問題なども出されているので、地図・白地図などをそばにおいて、資料集とも照らし合わせながら各地の特徴を覚えていこう。最新年度の統計資料集などで、新しい数値を頭に入れておくと心強い。世界地理も出される場合があるので、国際関係や各国の位置・日本との貿易関係なども主なものは覚えておこう。
後半の歴史分野は知識を問われる問題であまり時間がかからないので、そちらから手を付けて急いで終わらせ、残り時間でじっくり地理分野に取り組むのが良いかもしれない。
〇歴史分野
歴史分野は知識があれば答えられる問題が多い印象である。とはいえ、出題される時代の範囲は広く、人物・出来事・年代・文化や政治・法律など、質問事項もまんべんなく幅広い。
特定の時代・事項にかたよらず、広く基本事項を頭に入れて地図などで場所も確認して知識に厚みを持たせよう。用語は漢字で書く必要があるので、正確に覚えておく。時代順の並べ替えは年代が離れていれば答えやすいが、近い場合は年号が決め手になるので、重要な出来事は年号を頭に入れておこう。
〇政治経済分野・時事問題など
独立した大問にはなっておらず、地理分野・歴史分野と混合して出されている。
憲法・政治のきまりなどの基本事項や、国際関係・時事問題などがこの分野で訊かれている。それほど細かい知識は問われないので、基本をしっかり押さえたうえで資料集・重大ニュース集なども使いながら、現代社会の出来事にも注意を向けておこう。
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2025年度「大阪星光学院中学校の社会」の
攻略ポイント
特徴と時間配分
2025年度の総解答数は42問で、試験時間は40分。地理分野の資料の読み取りが多く、その分考えさせられる問題が多いので難しくなっており、のんびりしていると時間が足りなくなる恐れがある。
過去問で地理分野と歴史分野の時間配分のバランスなどにも慣れておこう。
【大問1】地理分野・その他
- 難度:やや難
- 時間配分:22分
- ★必答問題
ユネスコジオパークを題材に、各地の産業や交通量・国連の拠出金など、幅広く訊かれている。
問1 Aには「請願する」、Bには「予算案を出す」、Dには「補助金を出す」が入るので、Cは「可決する」となる。
問2 エは「流出・排水」が原因に含まれるので水質汚濁、イは「工事や機械音」などが原因の騒音と考えられる。ウは「家庭生活」が含まれるので大気汚染とは考えづらいため「悪臭」、アが四日市ぜんそくの原因である「大気汚染」となる。
問3 アは人口と人口密度から宮城県、イは人口の少なさから秋田県と見分けられる。ウとエでは人口はあまり変わらないのに人口密度には差があり、これは総面積の差であると考えられるのでエが岩手県、ウが山形県となる。
問4 東京には金融・保険会社の本社が多く存在することから、金融・保険業が上位に含まれるエが選べる。
問5 アとエが2014年以降に急増しているのは、金沢まで開通して東京都・埼玉県から訪れやすくなったからと考えられる。また、ウが2020年以降増えているのはコロナ禍による近場への旅行や行政による各種キャンペーンなどの影響と考えられるので石川県、残るイが大阪府となる。
問6 働いている世代が多く利用しているウは「業務目的……」。中学生より上の年代でまんべんなく利用されているアは「メール」、高齢者が少ないエは「動画投稿……」で、全世代が多く利用しているイが「SNSの利用」である。
問7 A. 近年、中国でも少子化が進んでおり「一人っ子政策」は現在は廃止されている。
問8
(1) アメリカは以前から一定の割合で拠出しているのでア。近年割合を増やしているのが中国でエ。日本はかつて高かったが近年割合は低下しているのでイ、残るウがドイツである。
(2) イは国土交通省、ウは総務省、エは気象庁の仕事である。
問9 日高(山脈)
問10
(1) なだらかに上昇し大きなピークが2つあり、そのあと急激に降下するという断面から、アと考えられる。
(2) クリミア(半島)
(3) 肉用の牛やにわとりが多いことからCは宮崎県。生乳が多いのでBが北海道、残るAが宮崎県である。
問11
(1) ユーラシア(プレート)
(2) ア・エ
問12 ア. 石炭については上位3位には入っていない。
問13 ウ. 雲仙普賢岳では1991年の噴火で大規模な火砕流が発生し多くの人命が失われた。
問14 エ
問15 青森県・秋田県
問16 山口県と福岡県を通るので、イ・オ
〔ワンポイント!――資料が多く考える時間が要る。のんびりしていると時間が足りなくなるので、統計や地図の読み取りなど、素早く考えられるようスピードを意識した練習を積んでおこう。〕
【大問2】歴史分野・その他
- 難度:標準
- 時間配分:18分
- ★必答問題
大阪で開かれた万博の歴史を題材にして、各時代の人物や出来事などについて訊かれている。
問1 (1) ア (2) 板付遺跡は福岡県福岡市にある。
問2
(1) 世界文化遺産に指定された石見銀山。
(2) (フィンセント・ファン・)ゴッホ
問3
(1) 一万円:渋沢栄一 五千円:津田梅子
(2) 守礼門
(3) 所得税は所得額に応じた累進課税なので、年度により異なる場合がある。
問4
(1) 島根県
(2) 歌舞伎が発達したのは江戸時代である。
(3) イ・オ
(4) 『東海道五十三次』の作者は歌川広重である。
問5
(1) エ
(2) 平清盛による日宋貿易の説明である。
(3) ウ. 日本は鉄砲を輸入し、銀を多く輸出した。
(4) 大統領
(5) エ. 日清戦争前に治外法権が撤廃され、日露戦争後に関税自主権が回復した。
(6)
イ. 東京大空襲など、無差別爆撃も行われた。
ウ. 順番が逆である。
エ. 沖縄は日本で唯一地上戦が行われた場所である。
(7) 朝鮮戦争(1950年)→日米安全保障条約(1951年)→日ソ共同宣言(1956年)
問6 イ. 女性が選挙権を得たのは1945年である。
問7
(1) 1946年11月3日。施行は1947年5月3日。
(2) 教育・勤労・納税が日本国憲法における国民の三大義務である。
〔ワンポイント!――覚えていれば答えられる問題が多い。得点源になるので、歴史分野の学習に力を入れて得意になっておくと有利である。〕
攻略のポイント
問題の難易度では、資料が多い分地理分野で思考力が求められる問題が多く、難しい印象である。歴史分野は知識があれば答えられる問題が多いので、まず歴史分野から手をつけて、なるべく時間を残して地理分野に進むのが良さそうである。
出題範囲に偏りはなく幅広いが、全般的に極端な難問は見られないので、基礎を充実させて抜けが無いようにまんべんなく学習しよう。
選択肢と適語記入中心の試験なので、似た傾向の学校の試験で練習するのもよいだろう。
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