中学受験プロ家庭教師 桐光学園中学校の傾向と対策
中学受験専門プロ家庭教師が語る

桐光学園中学校の傾向と対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

桐光学園中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。 ※問題は、第1回

受験の攻略ポイント

神奈川県の共学難関校。どの科目も、標準的な問題が多い。基本事項の習得から、ある程度のレベルの内容まで、地道に努力を重ねてきたのかを問われる。

算数 難問は出題されず、算数の学力がそのまま反映されやすい。したがって「計算力」と「判断力」が重要。
国語 解答数が少ないため、「ひとつのミス」が致命的になる。つまりミスをしない「慎重さ」が求められる。
社会 他校と比べ「公民」単元からの出題が多く、しかも「難問」が集中しているため対策が必須。
理科 基本問題と今まで繰り返してきた典型問題が殆ど。まずは基本テキストを徹底して身につけることが重要。

算数の攻略ポイント

試験時間:
50分
満点:
150点

計算、旅人算とグラフ、平面図形、場合の数、ニュートン算など幅広い分野からバランスの取れた出題となっている。基本~標準レベルの出題が中心であるが、思考力を必要とする問題も含まれている。

本校受験者は、まずは苦手単元を作ることなく各分野の基本をしっかり固めることが大切である。特に、確実な計算力を身につけるためにも、日々の計算練習を地道に行って欲しい。

2023年度 第1回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】計算問題・小問集合 8分
【大問2】小問集合 12分
【大問3】場合の数 標準 10分
【大問4】旅人算とグラフ 標準 10分
【大問5】図形の移動 標準 10分

国語の攻略ポイント

試験時間:
50分
満点:
150点

※本校は2023年度、「一般入試」で「第一回」「第二回」「第三回A」「第三回B」、計4回の試験が実施されたが、ここでは全て「第一回」についての説明。


「小説」(あるいは「随筆」。本年度は「小説」)、「論説文」(あるいは「説明文」。本年度は「論説文」)、「漢字問題」(本年度は「書きとり」)、各1題の大問3題という出題形式が定着している(本年度も同)。解答数は25程度(本年度は24)。文章量は、近年増加傾向で、昨年度こそやや落ち着いて約6600字だったが、本年度は一気に増加して約7900字(揺れ動いているので要注意だ)。

「解答形式」は、「選択肢」(「不適切」「空所補充」「脱文挿入」「本文内容合致」などあり。本年度は「複数解答」あり)、「抜き出し」(本年度は2問)、「説明記述」(例年1~2問ほど。本年度は昨年度同様に2問)、「総合的知識問題」(本年度は「語句の意味」「四字熟語」等)など。

本校の特徴は、「知識問題」以外の「各設問の配点が大きい」ということだ。1問当たり「3~10点」、「説明記述」では年度によって「20点以上」というものさえある(本年度は「16点」が2問)。解答数が少ないということもあり、「ひとつのミス」が致命的になるので、それだけ「慎重さ」が求められる。また、「選択肢設問」で判別の厄介なものがあり、注意が必要だ。尚、近年は「漢字問題」の形式が、「漢字の同音異字判別+四字熟語」→「同音異字判別」→「四字熟語」→「書きとり」などと不安定なので注意を要する。150点満点。試験時間は50分。

2023年度 第1回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問一】「漢字の書きとり」(全5問) 2分
【大問二】「小説の読解」(「説明記述」1問あり) 標準 21分
【大問三】「論説文の読解」(「事項記述」あり) 標準 27分

理科の攻略ポイント

試験時間:
40分
満点:
100点

今年度の出題は昨年同様に大問4題構成。大問1は小問集合、大問2~4では、大問2が物理、大問3が生物、大問4は地学・化学の混合問題であった。

大問の3題は実験や観察の結果について問う問題が中心で、ややレベルの高い計算問題も含まれる。苦手単元を作ることなく、各単元の基本知識をしっかり固めた上で、その知識を活用するための問題演習や計算を必要とする問題の演習にも力を入れて学習して欲しい。

2023年度 第1回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】小問集合 3分
【大問2】物理分野 ふりこの運動 標準 11分
【大問3】 生物分野 だ液の働き 標準 11分
【大問4】 化学・地学分野 火山ガスと地層 やや難 15分

社会の攻略ポイント

試験時間:
40分
満点:
100点

※本校は2002年度、「一般入試」で「第1回」「第2回」「第3回A」「第3回B」、計4回の試験が実施されたが、ここでは全て「第1回」についての説明。



「地理」「歴史」「公民」「時事」、全ての単元から出題される(2023年度も同じ)。また、従前本校ではほとんど出題がなかった「考察問題」などが昨年度から出題されるようになった(本年度は「考察問題」と「計算問題」。来年度以降も要注意)。大問数は例年3題(本年度も同)。
各大問は「原則1単元対応」と「単元混在」や「単元融合型総合問題」がある(本年度は「単元混在」と「単元融合型総合問題」が各1題ある)。全解答数は40前後(本年度は昨年度より減って37)。単元別の配点比率は、年度によって小異はあっても近年は「歴史」と「公民」が主流だったが、本年度は様相を異にしている。「歴史」が4割強で「地理」が3割弱、「公民」と「考察問題」がともに1割強、「時事」と「計算問題」は合わせても1割未満だ。設問では、「リード文」「会話文」や「単一テーマについての説明文」などに関するさまざまな「地図」「地形図」「図版」「統計資料」「写真」などからの、各単元に対応した「小問」が並ぶ(本年度は「地図(世界地図もあり)」「地形図」「統計資料」「写真」)。

解答形式は、「選択肢」(「不適切」、「組み合わせ」、「空所補充」、「整序」などあり)、「事項(人名・地名)等記述」(「空所補充」、種々の「指定」あり)、「説明記述」(本年度は2問)など。最大の特徴は、他校に比較して「公民」の出題が多く、かつ、他の単元に比べて「難問」が多いということだ(本年度は出題数については減ったが、油断禁物)。また、「直接出題」は少ないが「時事」に関連するものが多いことも特色。100点満点。試験時間は40分。

2023年度 第1回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】「総合」(「地理」「歴史」「公民」「時事」、「考察問題」) 標準 13分
【大問2】「歴史」(「考察問題」1問あり) 18分
【大問3】「地理」(「計算問題」1問あり) 9分

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学校 桐光学園中学校
偏差値 2023予測偏差値 ①男47/女43(四谷大塚80%)
併願校 國學院久我山中・東京都市大等々力中・清泉女学院中・成城学園中・日本女子大附属中が多くなっている。
*入試日程の変更にご注意ください
合格者 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では男子が最低60%、女子は最低50%はクリアしよう。出身塾別で見ると、日能研が多く、次いで四谷大塚、サピックスとなっている。
進学実績 首都大学東京・横浜国立大・東京工業大を始めとした国立大に1割、早稲田大慶應義塾大上智大に4割、MARCHに9割強が合格している。
その他 中学での成績が基準に達していれば併設の高校へ進学できる。
基本情報 所在地 〒215-8555 神奈川県川崎市麻生区栗木3-12-1
最寄駅 小田急多摩線「栗平」徒歩12分・京王相模原線「若葉台」などよりスクールバス
連絡先 ℡:044-987-0519
沿革 昭和57年開校。
桐光学園中学校

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