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国際基督教大学 教養学部入試対策 英語
入試対策と勉強法

出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

国際基督教大学 教養学部入試対策 英語

ここでは、国際基督教大学の教養学部を目指す方に対して、英語試験の出題傾向や試験合格のための勉強法、さらに、おすすめのテキストをご紹介いたします。なにから始めればいいのかわからない、効率的に勉強したい受験生は、ぜひ参考にしてください。

 

国際基督教大学教養学部  英語試験の出題傾向とは

出題範囲(分野)

リスニングと読解問題の出題となっています。リスニングについては約30分で大問が3題です(PART1・2・3)。筆記については60分で、読解問題が2題です(PART1・2)。
リスニングはPART1で「10の短い会話」、PART2で「長めの会話」、PART3で「長めの講義」を3つ聴くというスタイルになっています。
読解問題はPART1が内容把握を内容一致や主題選択といったオーソドックスな設問で問う形式の長文が3題、PART2が英文中の12箇所(2016年までは20箇所)の空所に選択肢から適切な語を選択するという形式の長文が1題となっています。

出題量と時間配分

リスニングは約30分です。英文が一度しか読まれない上、英文レベルも高いのでかなりのリスニング能力が必要です。
読解問題はPART1の3題がそれぞれ600~700語程度です。英文の内容自体は分かりやすいものではありますが、やや単語レベルが高いです。PART2は400語程度の長文の中で12箇所の空所が作られているため、いったん全体に目を通してからでないと空所が埋まりにくい空所があることから、思っている以上に時間がかかるでしょう。
時間配分としてはこれら4題の長文を均等に15分ずつで解き終えられるのを目指すと良いでしょう。

出題形式

読解問題の英文自体については英文構造が複雑なものは少ないです。設問も内容把握を問う問題が中心です。1題あたりの英文の長さはそれほどではありませんが、短い時間でとききらないといけないため、素早く内容の流れを取りながら適宜問題を処理していく必要があります。
リスニングは講義形式のものが特徴的です。講義を聞いた上でチャートを埋めるといった出題もあります。

解答形式

すべて選択式の問題です。
また、設問の指示文・選択肢などを含め全文英語で書かれているため、回答する際には本文と同程度に注意深く読解しなくてはならなりません。リスニングは設問・選択肢ともに問題用紙にプリントされている形式であるため、先読みのスキルをしっかり鍛えておきましょう。

 

国際基督教大学教養学部  英語試験を攻略するための勉強法

リスニング

一度しか英文が読まれない上、リスニングとしては内容のレベルもかなり高いため、非常に高いリスニング能力を身に付ける必要があります。ただ、単に英語を聴き流すだけではリスニング能力は向上しません。
リスニング教材としては今の自分のリスニング力よりやや高いレベルの素材を用いて、英語を英語のまま頭から聴き下す練習を行うとともに、自分が聴けない音はスクリプトを見ながら潰していくという作業をこなしていきましょう。そのレベルの英文が聴き取れるようになったら少しずつ英文のレベルをあげ、最終的には英検準1・1級、TOEIC、TOEFLといった教材を用いて実践的な練習を行いましょう。
リスニング学習の最初の段階は精聴を多めに、ある程度リスニング能力が付いてきたら、聴く素材を増やし多聴に重心を移すとよいでしょう。

読解問題

1題あたりの英文の長さはそれほどでもありませんが、試験時間が60分であることを考えると、かなりの速読能力を身につける必要があります。意味のかたまりごとに前から読み下していく事ができなければ時間内に設問処理まで含めて解答を終わらせることは出来ないでしょう。句・節ごとに意味をとらえ、ニュアンスの分かるものは日本語に訳さず読み進める力を身につけましょう。

一定レベル以上の英文解釈能力を身につけたら、句・節ごとにスラッシュを入れながら前から訳し下すトレーニングをしましょう(スラッシュ・リーディング)。最初のうちはやや多めにスラッシュを入れることになるでしょうが、慣れてくればそれほど入れずに前から訳し下していくことができるようになります。
併せて行いたいのが音読です。一度解き、しっかり復習した英文を用いて、必ず英文音読の時間を設けるようにしましょう。音読することで、強制的に前から読み下す習慣を身に付けることが出来ます。その際には必ず意味のかたまりごとに内容を把握する意識を持つようにしましょう。漫然と読んでいては効果が半減してしまいます。音源付きの長文問題集であれば、それを利用することでさらに効果を高めることが出来るでしょう。

さらに、各パラグラフのトピックを意識しながら読み進められるとよいでしょう(パラグラフ・リーディング)。英語はワンパラグラフ・ワンアイデアというルールを守った書き方がされているため、この特質を利用することで、長い英文でも途中で内容の流れを見失わなくて済みますし、設問を解くときに根拠となる箇所を発見しやすいのです。
ディスコースマーカーと呼ばれるつなぎ言葉にも意識を払うとより論旨の把握が楽になります。reader friendlyな文章が良い文章であるとされる英文の特質を理解していると、効率的な読解が可能になるでしょう。

単語・イディオム

単語レベルがやや高いためしっかりとした語彙力を身につけておく必要があります。また、類推箇所を減らすことが出来るため速読にも資することになります。上級レベルの単熟語に対応した教材を利用しましょう。

 

推奨テキスト

ここからは、勉強に役立つテキストをご紹介します。テキストには相性がありますので、できるかぎり書店で手にとって確かめることをおすすめします。
ここではテキストを英文解釈篇、長文読解篇、単語・イディオム篇、リスニング篇に分けてご紹介します。

英文解釈

(1)『英文解釈の技術100』(桐原書店)
英文構造の把握を身につけるための良書です。この1冊を7~8割程度消化したら、あとは速読のトレーニングをすることに注力しましょう。

(2)『ポレポレ英文読解プロセス50』(代々木ライブラリー)
講義仕立てで読みやすく、量も絞ってある分、時間をかけずに終えることが出来きます。『英文解釈の技術100』をやる時間がない人はこちらでも良いでしょう。

長文読解

(1)『パラグラフリーディングのストラテジー1・2』(河合出版)
ある程度の英文解釈力が身についたら取りくんでおきたいシリーズです。速読するためのエッセンスが詰まっています。
パラグラフリーディングの基本を『1』で身につけ、『2』でトレーニングする形。『3』もあるが難関国公立大向けのため、こちらについては国公立大と併願する生徒向けです。

(2)『全レベル問題集:英語長文6』(旺文社)
(3)『イチから鍛える英語長文700』(Gakken)
(4)『英語長文PREMIUM問題集:Advanced/Top』(東進ブックス)

いずれも音源付きであり、出版も新しいため最新のトピックを知る上でも役に立ちます。ある程度の長さと難易度に慣れるために夏には取り組み始めたい一冊です。

(5)『英語長文レベル別問題集5・6』(東進ブックス)

(6)『国際基督教大学(過去問)』
当然ながら、最高の実践的トレーニングとして最も重要なものです。
近年の1年分については、レベル・形式を把握するために早い時期に一度解いておきましょう。

単語・イディオム

(1)『速読英単語[必修編・上級編]』(Z会出版)
学校使用の単語帳を用いるのが効率的ではありますが、使いづらかったり相性が悪かったりするのであれば、CD音源付きで速読の練習も兼ねられるこちらを利用すると良いでしょう。『上級編』まで回せれば単語力に不足はないでしょう。

(2)『解体英熟語』(Z会)
ボリュームはありますが、テキストの後ろにある前置詞・副詞の「整理ノート」がよくまとまっており、効率的に覚えられるだけではなく、未知のイディオムもニュアンスを類推することができるようになります。

(3)『システム英単語Premium(語源編)』(駿台文庫)
語源ごとに編集された単語帳です。単語としてはやや難易度の高いものが多いですが、語源については分かりやくまとまっているため、自分の使っている単語帳では覚えにくい単語があるときに参考書のように利用するとよいでしょう。

リスニング

(1)『速読英単語[必修編・上級編]』(Z会出版)

(2)『英検準1級・1級過去問』
1級はやや難しいですが、ここまでこなせていれば本番の英語がゆとりを持って聴けるためぜひ取り組みましょう。

(3)『TOEIC・TOEFL問題集』

(4)『東京大学(過去問)』

(5)『キムタツの東大英語リスニング』(アルク)

(6)『NHKWORLD・TED』
多聴の素材として、楽しみながら取り組みましょう。

 

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