医大・医学部受験プロ家庭教師 愛知医科大学 数学の入試対策と勉強法
医大・医学部受験専門プロ家庭教師が語る

愛知医科大学 数学
入試対策と勉強法

特徴と時間配分

出題範囲(分野)

微分積分に関する問題は、毎年出題されています。その他の分野では、数列、場合の数・確率、ベクトルの問題もよく出題されています。頻出分野があるとはいえ、幅広い分野から出題されているので、偏った分野の対策は有効ではないでしょう。

出題量と時間配分

難易度は基本~標準レベルの問題が中心で、難問はあまり出題されていません。しかし、すべて記述式問題ということもあり、時間に余裕はあまりないでしょう。まずは、解きやすい問題を確実に解いていき、得点を積み上げていきましょう。

出題形式

近年では1番目の問題が小問集合で、残り2問が大問で出題されています。小問集合は易~標準的な問題なので、計算ミスなく完答を狙いましょう。残りの大問も丁寧に解いていけば決して難しくないでしょう。図示する問題など、記述形式の出題が目立ちます。

解答形式

すべて記述式問題となっています。記述式問題ではありますが、論証力を問うような問題は出題されていません。いずれの問題も具体的な数値(あるいは数式)を求める問題なので、答えを求めるまでの過程を素直に書いていけばよいでしょう。

攻略のポイント

基本の学習
まずは、基本的な定義・定理・公式などをしっかりと理解しておくことです。時間はかかるかもしれませんが、特に定理や公式の証明まで地道なことをしっかりやっておく必要があります。

典型的な問題演習
参考書・問題集の例題にあるいわゆる典型問題は解答を見ずに解けるようにしておきましょう。解き方がわからなければ解答を参考にするのはよいですが、解答を理解して終わりといった連続では、自分の力で問題は解けるようにならないでしょう。解答を理解したら、一度本を閉じ、自分の力で最後まで答えを出すところまで学習するのが重要です。

計算力・処理能力の強化
本校に限らず、医学部全般に共通していることではありますが、計算力・処理能力が非常に重要です。計算の部分だけを取り出して、練習するよりも、問題演習の中の複雑な計算を含めて最後まで粘り強く取り組むことが必要です。また、計算をやみくもにこなしていくのではなく、常に、「どのようにしたらより素早く計算できるか」を意識して研究を重ねることです。一人の力ではなかなか気がつかないことは多いので、学校の先生や、通っている塾予備校の信頼できる先生に途中経過を逐次チェックしてもらうのは非常に有効です。より、効率の良い、高度な計算テクニックをできるだけ取り入れましょう。
また、問題演習をしていると、つまらない計算ミスなどをしてしまうことはある。そのときに、ミスを軽視せず、真摯に向き合うことが大切です。自らの手で正解を求められるまで格闘することが、計算力や処理能力の向上につながるでしょう。地道な努力を怠ってはなりません。

過去問演習
過去問なので、もう出題されません。確かにそうなのですが、出題の傾向をつかんでおくことは非常に重要です。過去問を10年分などこなすというのは必要ありませんが、3~4年取り組み、この大学がどのようなレベルの問題を求めているのかを理解しておきましょう。また、記述式なので、答えを出すだけでなく、解き方のプロセスを表現する練習しておく必要があります。この点に関しても、普段習っている指導者に、答案を添削してもらうことが非常に有効です。

記述式問題への対応について
記述式であっても、普段の勉強通りに問題の解答のプロセスを簡潔に書くだけです。特別な対策は不要です。

推奨テキスト

(1)『青チャート』(数研出版)
(2)『黄チャート』(数研出版)
いわゆる網羅系参考書です。問題量が非常に多いので、すべての問題を解く必要性はありません。例題などを中心に、問題を選んでいけばよいでしょう。
愛知医科大の入試に対応するためには、『黄チャート』で対応は十分可能です。ただし、併願校によっては、『青チャート』を使って学習した方がよいケースも考えられるので、信頼できる指導者に相談してみるとよいでしょう。

(2)『Z会数学基礎問題集 チェック&リピート』(Z会出版)
学んだ内容の定着度を確認するのによいでしょう。また、苦手分野の確認・復習にもよいでしょう。
この問題集は、スラスラ解けるかどうか確認することを主な目的としています。順調に解けない問題があれば、基本に戻って復習するとよいでしょう。

(3)『合格る計算 数学Ⅲ』(文英堂)
「合格る」と書いて「うかる」と読みます。このテキストは、数学Ⅲの計算力強化にとても役に立ちます。解き方のコツが丁寧に説明されており、計算の上手・下手にまで触れている希少なテキストです。計算力強化を目的としたテキストなので、なるべく早い時期から取り組むことが大切です。

(4)『チョイス新標準問題集』(河合出版)
基本事項がある程度身に着いた段階で取り組んでみるとよいでしょう。このレベルの問題をくりかえし解くことで、愛知医科大の問題に対応できるようになります。ただし、併願校によっては、この問題集は早期に終わらせておかなければならないので、取り組み方に注意する必要があります。

(5)『大学への数学 一対一対応の演習 数学Ⅲ微積分編』(東京出版)
標準レベルの良問が多いです。例題ごとにタイトルが付いており便利ではありますが、入試が近づいてきた頃には、タイトルを見ないで解く練習もしましょう。その場合は、ページ下部の演習題のみをコピーして、ノートなどに貼ってみるとよいでしょう。

 

テキストは相性があります。できれば書店で手にとって選びましょう。

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