医大・医学部受験プロ家庭教師 関西医科大学 化学の入試対策と勉強法
医大・医学部受験専門プロ家庭教師が語る

関西医科大学 化学
入試対策と勉強法

特徴と時間配分

出題範囲(分野)

高校化学の全範囲からの出題で全く出題されない分野はありませんが、比率としては有機化学についての出題が多く見られます。また高分子化合物についても知識問題、計算問題ともによく出題されており、理論分野では化学平衡に関しての問題が多いです。

出題量と時間配分

2科目で120分、全問記述式で問題の難易度はそれほど高くないものの、出題量とのバランスとして考えると時間的な余裕はあまりないでしょう。聞きなれない物質や反応が題材になることもありますが問題文に説明がしっかり書いてあるケースが多いので、急ぎすぎて条件などを読み飛ばさないようにしましょう。

出題形式

大問が4問で、そのうち2問が有機化学分野であることもあり、重点的に対策を練っておきましょう。しかしながら、前述したように難易度は決して高くないため、理論の計算問題と絡めた基本から標準的な問題演習を積んでおけば対応できるでしょう。

解答形式

全問記述式で、一通り化学の学習を終わらせている受験生にとっては既視感のある問題であることが多いでしょう。ただし一部に分野を横断するような内容の問題も見られます。しかし、そういった問題でも問題文中の条件に解答の糸口が隠されていることもあり時間を気にしながらも慎重に取り組みましょう。

攻略のポイント

比較的オーソドックスな問題によって構成されているため、一般的な受験化学の王道の学習法を丁寧に仕上げていくことによって十分に対策が可能です。それでは具体的にはどういった方法によって対策していけばよいのかを以下に提示します。

第一段階として学校で配布されるような基本的な問題集を用いて教科書や参考書、学校や予備校の授業で学習した内容の理解が出来ているかの確認を行いましょう。このとき傍らには、ほぼ全ページカラーの化学の資料集を置き不明箇所が出てきた際にはすぐに索引を用いて自分で調べる習慣をつけましょう。

第二段階としてはやや応用的な問題も掲載されているいわゆる受験用の問題集に取り組みましょう。おすすめの問題集は後述するので参考にしていただきたいですが、それ以外の問題集でもある程度解説がしっかりして自分で手に取って読んでみてしっくりくるものであれば良いとでしょう。しかし実際に学習を進めていくと解説の中に理解できない部分が出てきたりすることは必ずあるはずなので(それがなければ相当優秀ということです。)その際には不明確なまま放置することなく解決のための手を尽くしましょう。

最後に本学の過去問に取り組み弱点だと感じる分野に関しては第一、第二段階で使った問題集の該当分野の問題を解きましょう。または信頼できる指導者に類題の出題を依頼できるならそういったことも活用し、頻出問題に関しては当たり前のように解けるところまで突き詰めていけば高得点が必ずとれますので、淡々と取り組みましょう。

推奨テキスト

(1)『セミナー化学』などの教科書傍用問題集 
または
(2)『基礎問題精講』(旺文社)
上記第一段階の土台作りのために使う問題集です。セミナーは問題集が多く網羅性としては優れていますが、その分解答に至る考え方や深い内容には乏しいです。一方基礎問題精講は問題の数が絞られており取り組みやすく解説も読みやすいでしょう。第一段階の目的を達成するにはセミナー化学のような網羅性の高いものに軍配が上がりますが、書店では販売していないのでインターネットなどで入手するか、基礎問題精講で代替することが可能です。

(3)各社から出版されている写真がふんだんに掲載されている『化学資料集』
資料集は化学の学習のすべての時期において使用します。過去問演習に入ってからも使います。問題集などでは化学物質や実験装置などが実際にどのようなものなのかがわかりにくいものです。資料集では写真で確認ができるので、イメージが湧きますし記憶への定着もカラー写真で確認したほうが断然有利です。どの項目がどのあたりに掲載されているかがすぐにわかるぐらい読み込んでいきましょう。

(4)『化学頻出!スタンダード問題230選』(駿台文庫)
第二段階で使える読者の利便性に配慮された問題集です。問題が必ず見開きのページに収まっておりページをめくりながら読まなくてもいいという配慮からもわかるように解説などもとても詳しく、滴定操作などの図解もあり使いやすいでしょう。問題の難易度は基本から標準までが大半を占めており本学の対策としてはこの問題集と、過去問の組み合わせで十分です。もう少し練習を積みたい場合は次の問題集を部分的に使いましょう。

(5)『化学重用問題集』(数研出版)
スタンダード230で余力がある場合は重用問題集のB問題を中心に取り組んでみるとよいでしょう。そこで太刀打ち出来ないようであれば同じ分野の重問のA問題に戻って確認するか、スタンダードの該当分野をもう一度取り組んでみるとよいでしょう。

追記
第二段階においてはすべての問題を完璧にすることは難しいこともあるので、信頼できる指導者に捨てても良い問題の確認を行い、あまり重要でない事柄にこだわりすぎて時間をかけすぎないようにしましょう。

 

テキストは相性があります。できれば書店で手にとって選びましょう。

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