医大・医学部受験プロ家庭教師 杏林大学 化学の入試対策と勉強法
医大・医学部受験専門プロ家庭教師が語る

杏林大学 化学
入試対策と勉強法

特徴と時間配分

出題範囲(分野)の特徴

最新の出題範囲として、大問3問の内訳は、理論分野1問、無機分野1問、有機分野1問である。各分野1問ずつ出題されている。したがって、本校の受験生は、全分野を偏りなく準備しておく必要がある。詳しい内容については後述しているが、大学側は、受験生に対し、全分野を対象として、幅広い知識をチェックしようとしていると思われる。本校の受験生としては、苦手分野を作ることなく、全分野にわたって、問題集を完成させることが重要だろう。

出題量と時間配分

最新の時間配分は、2科目で100分である。ということは、化学のみであれば、60分となる。後述するように、大問は3問なので、大問1問当たり20分ということになる。そして、第1問の場合であれば、小問が3問あるため、小問1問当たり6~7分となる。しかし、後述するように、本校の場合、この小問の下に、さらに問題がある(仮に、小小問とする)。例えば、第1問の小問1の下には、小小問が5問もある。とすれば、小小問1問当たりは1分強の時間配分となる。もっとも、これは、小小問が比較的多い小問の場合であるが、そうはいっても、本校の問題は、時間的に余裕があるとはいえないだろう。

出題形式の特徴

最新の出題形式としては、大問は3問構成である。そして、第1問は、小問3問構成だが、その下にさらに小小問が、小問1において5問、小問2において3問ある。このような三段構成は、他校と比べても、比較的、少ないと思われる。第2問は、小問2問構成であるが、小問1には小小問が5問、小問2には小小問が3問、配置されている。第3問は、小問3問構成であり、小小問が順に、4問、2問、4問、のように配置されている。このような三段構成の出題形式が、本校の特長である。

解答形式の特徴

最新の解答形式は、記述式ではなく、マーク式である。特長としては、穴埋め形式の解答形式が多い。数値を用いた計算問題も多く、数字を一桁ずつ選択する形式となっている。有機分野では、例えば、脂肪族炭化水素の反応経路図が、穴埋め形式で出題されており、この反応経路図を埋めていくように、解答が求められている。反応経路図の形で、知識をまとめておくことも、有意義であろう。マーク式のメリットとしては、例えば、有機化合物の構造式を直接書かせる問題は出題されにくい、という点がある。本校もそうであるが、いくつもの選択肢の中から、正確な構造式を選択する必要がある。

攻略のポイント

まず、最新の出題内容から、検討する。
第1問は、ハロゲン元素に関する無機分野の問題である。小問1では、ハロゲン元素の基本的な性質が問われている。具体的には、ハロゲン元素間の沸点・融点の高低、色、存在状態、などが問われている。小問2では、ハロゲンのオキソ酸の反応等が問われている。具体的には、塩素から次亜塩素酸を生じさせた場合の酸化数の変化、塩素のオキソ酸の酸化力の強弱、などが問われている。小問3では、ハロゲン元素間における酸化還元反応の可否、などが問われている。受験生は、ハロゲン元素自体については、よく勉強しているだろうが、そのオキソ酸については、苦手な人が多い。オキソ酸についても、しっかり準備しておく必要がある。

第2問は、理論分野の問題である。小問1は、溶液に関する問題が出題されている。具体的には、溶液の冷却曲線、いくつかの物質の凝固点降下、得られた分子量から糖類の炭素数と重合度を求める問題、などが問われている。小問2は、中和反応に関する問題が出題されている。具体的には、滴定曲線、中和反応における酸の滴定量、中和点におけるpH、などが問われている。いずれも、標準的レベルの問題集で対応できる内容といえるだろう。

第3問は、有機分野の問題である。小問1は、脂肪族炭化水素の反応経路図の穴埋め問題となっている。具体的には、反応名、物質の名称・性質・構造式、などが問われている。小問2は、いくつかの反応において、主たる生成物の構造式を選択することが、問われている。小問3は、高分子化合物に関する問題である。具体的には、重合の種類、樹脂の種類、合成高分子化合物の原料となる単量体、合成繊維の主成分とその他の成分の物質量比、などが問われている。これらの問題も、標準的レベルの問題集で対応できる内容といえるだろう。

全体としては、大問3問は、高校化学で学ぶ無機、理論、そして、有機分野の3分野に対応している。そして、その問題の内容は、前述しているように、標準レベルが大半であるといえるだろう。したがって、難問問題集を無理に進めるよりも、標準的問題集を、何度も反復して、その理解度を高めることが重要といえるだろう。

推奨テキスト

まず、良い問題集とは、少なくとも、次の2点を満たしているものである。すなわち、①解説が詳しいこと。解説がある程度詳しくなければ、自習ができない。これは、問題演習の効率を、著しく低下させる。次に、②ほぼ全ての分野の内容を網羅していること。網羅性の低い問題集は、完全に解き終えたとしても、穴が多く残っているものである。以上の2点に注意して問題集を選べばよいが、勿論、完璧な問題集というものは、存在しない。上記2点に注意しながら、後は、自分の好み・相性も大事にして、決めることになるだろう。

(1)『化学の新研究 三省堂』

やはり、この参考書は外せない。難関大学合格を目指す化学選択者にとって、これほど、役に立つ参考書はないといっていいだろう。この本を、最初から最後まで読み通す強者もいるが、通常は、気になったところを参照するという使い方でいいだろう。また、できれば、この参考書内に載っている問題にも目を通してほしい。該当部分を理解するうえで、とても良い問題が載っているからである。

(2)『化学の新演習 三省堂』

上記(1)の問題集版が、これである。難関を目指す人にとってみれば、良い問題集である。ただ、化学を苦手としている人にとっては、難しいと思う。そういう人が、いきなり本問題集に挑戦することは、お勧めしない。途中で投げ出す可能性が高いだろう。そういう人は、一旦、もう少し易し目の問題集から入り、その後で、本問題集に挑戦することが、効果的だろう。前述したように、本校の化学は、標準的なレベルの問題が中心である。したがって、いきなりこの問題集に取り組むことは、お勧めできない。まずは、下記に紹介するような、標準レベルの問題集から、始めるべきである。

(3)『化学の新標準演習 三省堂』

本問題集は、上記(2)を易しくしたような位置付けの問題集である。化学を苦手とする受験生にとっては、最初の問題集として、悪くない問題集といえるだろう。この問題集を、ある程度、終えてから、上記(2)の問題集に挑戦することも、良いと思われる。前述しているように、本校の場合、標準レベルの問題が大半であるので、このレベルの問題集から始めることが、適切だと思われる。

(4)『セミナー化学 第一学習社』

セミナー化学は、言わずと知れた、学校用問題集の代表格である。学校用問題集を軽視する人もいるようだが、一般論として、その風潮は良いとはいえないだろう。やはり、よく出来た問題集である。特に優れていると思える点は、基礎チェックレベルや、基本例題、基本問題、発展例題、そして、発展問題などという、レベル分けの細かさである。このレベル分けを大いに活用して勉強するのも、本問題集の活用ポイントである。もっとも、学校用問題集にはあまりいい思い出がない、という人もいるかもしれない。そんな人は、他の問題集を使った方が、効果があるだろう。

(5)『化学重要問題集 数研出版』

本問題集は、従来より、大変定評のある問題集である。網羅性を気にする人もいるが、その点が気にならないとすれば、導入用として、使えるだろう。

 

テキストは相性があります。できれば書店で手にとって選びましょう。

杏林大学への受験を控えている保護者様へ

杏林大学の受験には学校別の対策が必須になります。プロ教師界でトップの実力を持つリーダーズブレインの家庭教師は、様々な医大・医学部受験の合格実績と受験ノウハウを有しています。その中でも、お子様に最適な東京医大・医学部に強い家庭教師をご紹介します。

上位5.8%の
トッププロ家庭教師

プロ家庭教師

リーダーズブレインの選び抜かれた医大・医学部受験専門プロ家庭教師の豊富な合格実績を紹介しています。

杏林大学

杏林大学受験対策 をお考えならプロ家庭教師による入試傾向対策指導を!

お電話でのお問い合わせ

0120-11-3967
受付:9:30~21:30(定休:日曜・祝日)
TOP

創業以来、
最高峰のプロ教師陣を輩出

TRADITION
SINCE 1985

1985年法人設立以来、プロ家庭教師のクオリティーにこだわり続け、現役プロ教師の中でもトッププロと呼ばれる真の実力を兼ね備えた合格実績豊富な家庭教師のプロだけをご紹介しています。
特に中学受験·大学受験·医学部受験専門のプロ教師のクオリティーに自信があります。