医大・医学部受験プロ家庭教師 大阪医科薬科大学 生物の入試対策と勉強法
医大・医学部受験専門プロ家庭教師が語る

大阪医科薬科大学 生物
入試対策と勉強法

特徴と時間配分

出題範囲(分野)

代謝や遺伝情報などの出題が多いですが、生態系が大問として出題されるなど、全分野からかなりバランスよく出題されています。出題レベルとしては教科書に準拠したものがほとんどですが、実験操作についても問われるので、そのようなページにも目を通しておく必要があります。

出題量と時間配分

試験時間は理科2科目で120分、つまり60分で大問4、5題です。論述問題が出題されるので、体感する時間的な余裕は受験生により大きくぶれます。非常に慣れている方ならば2、30分余りますが、解答に手間取れば終わらないでしょう。時間配分は過去問を解いてみて、論述に時間を要し過ぎる場合にはそれ以外を優先に解く戦略でいきましょう。

出題形式

各大問にテーマを設けて出題され、大問内が更なる小テーマに分かれることもあります。空欄補充や選択だけではなく、図・表やグラフの読み取り問題や計算問題、理由や実験法などの論述といった様々なタイプの問題が出題されています。

解答形式

全問記述式です。空欄補充を含めた用語の記述と論述問題が大部分を占めます。論述問題には字数制限はなく、解答欄に合わせて答える形式で、50字から100字程度のものが多いです。また、描図問題も出題されることがあります。本学に合格するためには論述問題対策を徹底して行うことが重要です。

攻略のポイント

知識の整理をしたのち、論述対策をしっかりと行いましょう。基本的には教科書レベルを徹底的にマスターすれば合格点に達しますが、高得点を安定して狙うためには一部の難しめの考察問題にも対策をとっていきましょう。

知識に関しては、まずは教科書および傍用問題集などで整理していきましょう。本学の知識問題では細かいタンパク質名なども問われるため、隅々まで覚えることを目指しましょう。そのため、教科書を何度も読み込み、知らない事項をなくしていきましょう。また、本学では人名も聞いてくるので、有名事項の発見者名はしっかりと押さえておきましょう。教科書レベルの整理が終わったら、資料集にも目を通しておくと無難です。資料集に関しては全部覚えきるのは難しいので、教科書で全く触れていない項目は深追いせず、教科書で触れている内容を更に深める使い方が好ましいです。

論述対策に関しては、傍用問題集による知識の整理が完結したら開始します。論述問題を解くスピードが合否を分けるので、論述問題が多い問題集をたくさん解いて練習する必要があります。また、本学では考察問題ではなく、知識としての論述問題も多くみられることから、できるだけ多くの論述問題に触れておくことは合格する上で重要でしょう。可能ならば、自ら作成した解答を信頼できる指導者に添削してもらうと良いでしょう。

過去問演習は秋には開始したいところですが、7月ごろに1年度分は解いておきましょう。本学の問題は受験生による解きやすさの差がでやすいので、実際に自分で解いて自らに足りないものが何であるのか分析し、秋以降の学習に役立てましょう。また、総合演習として他大の過去問を解くことも良いでしょう。解く大学は記述式のところがいいので、国公立大学の過去問はいい練習になるでしょう。

推奨テキスト

(1)『リードLightノート生物基礎』(数研出版)
(2)『リードLightノート生物』(数研出版)
対象:教科書を読み終わった初学者、基礎の漏れをチェックしたい方
絶対に押せておきたいレベルの事項の整理に向いている問題集です。まずは本問題集を間違いがなくなるまで繰り返し解いて基礎力の強化を図りましょう。本学のレベルよりは低いものになるので、早めに終わらせることを目指しましょう。

(3)『生物(生物基礎・生物)基礎問題精講』(旺文社)
対象:知識が固まった方(論述対策用)
問題数は少ないために網羅率は低いが、解説が丁寧です。問題が解けていても解説は読んでおくことをお勧めします。論述問題が多く、また実験考察問題のレベルも本学に適しています。論述の字数制限については、本学では明確な字数制限がないので、参考程度とし、大きくぶれなければ気にしないでよいでしょう。

(4)『生物重要問題集−生物基礎・生物』(数研出版)
対象:基礎+αから論述及び考察問題まで触れたい方
基礎的な問題から高度な考察問題まで一冊に入っているので、問題を選定しながら取り組みましょう。まずはA問題から取り組み、その後に余裕ができたらB問題に取り組みます。実験考察問題に関しては、本学では教科書で触れないような実験の出題頻度はそれほど高くないので、まずは有名どころから手を付けるとよいでしょう。総合問題についてはやらなくてもよいでしょう。

(5)『大森徹の生物 計算・グラフ問題の解法 (大学受験Doシリーズ)』(旺文社)
対象:グラフの読み取りおよび計算問題の強化を図りたい方
有名どころのグラフの読み取りは本学で頻出であり、苦手な方は本問題集を使って整理しておきましょう。また、計算問題も同様に出題頻度が高いので、練習しておくと良いでしょう。

 

テキストは相性があります。できれば書店で手にとって選びましょう。

大阪医科薬科大学への受験を控えている保護者様へ

大阪医科薬科大学の受験には学校別の対策が必須になります。プロ教師界でトップの実力を持つリーダーズブレインの家庭教師は、様々な医大・医学部受験の合格実績と受験ノウハウを有しています。その中でも、お子様に最適な東京医大・医学部に強い家庭教師をご紹介します。

上位4.7%の
トッププロ家庭教師

プロ家庭教師

リーダーズブレインの選び抜かれた医大・医学部受験専門プロ家庭教師の豊富な合格実績を紹介しています。

大阪医科薬科大学

大阪医科薬科大学受験対策 をお考えならプロ家庭教師による入試傾向対策指導を!

お電話でのお問い合わせ

0120-11-3967
受付:9:30~21:30(定休:日曜・祝日)
TOP

創業以来、
最高峰のプロ教師陣を輩出

TRADITION
SINCE 1985

1985年法人設立以来、プロ家庭教師のクオリティーにこだわり続け、現役プロ教師の中でもトッププロと呼ばれる真の実力を兼ね備えた合格実績豊富な家庭教師のプロだけをご紹介しています。
特に中学受験·大学受験·医学部受験専門のプロ教師のクオリティーに自信があります。