医大・医学部受験プロ家庭教師 東海大学 英語の入試対策と勉強法
医大・医学部受験専門プロ家庭教師が語る

東海大学 英語
入試対策と勉強法

特徴と時間配分

出題範囲(分野)

東海大学医学部の英語の配点は、2016年度以降100点配点です。
出題数は例年8題です。大問1-6がマークシート方式の選択式で、大問7・8が記述式です。
大問1の長文読解問題は毎年2日で2回ある試験のうち、各々理系・文系どちらかによった出題です。テーマとしては医療・科学技術からネット社会・文学・歴史に至るまで、実に幅広い分野からの出題です。大問2〜6は標準レベルです。語彙内容ともに標準レベルの出題ですが、7・8の記述問題は例年標準〜やや難レベルであり、十分な対策が必要でしょう。ここで差がつくものと考えられます。

出題量と時間配分

試験時間は70分です。大問1の読解問題は500~600語程度で20分程度、大問2-6の文法四択・語彙四択・会話問題・文整序・グラフ問題を各5分程度、大問7・8の英文和訳・和文英訳を各15分程度で行えば、合計約60分で、10分程度見直せます。

出題形式

大問1-6はマーク型の標準的レベルの出題ですが、大問7・8では記述力が問われます。7・8については年度により難しい出題も見られます。大問1-6を素早く正確に解く基礎力と7・8の記述問題に対応するための記述力が問われる出題形式です。

解答形式

マーク型と記述型の混合形式です。例年形式的に安定した出題になっています。

攻略のポイント

総説

合格最低点は例年正規合格者の全科目総合で70%後半なので、仮に80%目標の場合のシミュレーションを以下に示します。

配点については、仮に大問7・8の和訳・英訳問題は100点満点中30点の配点があるとします。そうすると、大問1-6のマークシート式の部分の配点は70点ということになります。大問7・8は記述式であることと難問も混ざることから、目標最低点を60%の18点とします。そのとき、マークシート式の部分に関しては70点満点62点取れば全体で80点ということになります。70点満点で62点ということは、マークシート式の部分については約9割の得点率が必要です。

マークシート式の部分

大問1は長文読解問題・大問2文法語法四択問題・大問3語彙四択問題・大問4会話問題・大問5文整序問題または語句整序問題・大問6グラフ問題が固定された出題です。

これら部分に関しては難問の出題がほぼなく、語彙も平易ですが、目標得点が9割です。従って、標準的な問題の取りこぼしを絶対にしないことを心がけて、徹底的な基礎力養成を心掛けた学習をしておくべきです。

記述式の部分

和訳・英訳のトレーニングは早期に始めておくべきです。良質で入試ハイレベルまで網羅した問題集を反復演習しておくことをお勧めします。

和訳ではいたずらに「意訳」癖をつけることは望ましくありません。「上手い訳」より、「正しい訳」を追求して学習していくべきです。入試問題と言えど、実際のところ解答として求められるものの八割以上は直訳でも十分です。構文・解釈力を日々養うよう心掛けましょう。

英作文は、基本例文を早い段階から暗唱した上で演習に臨むと良いでしょう。ほとんどの出題者の意図は、そうした「典型例文」から少し応用ができるか、という目線だからです。また、文法的ミスは当然のことながら減点されます。普段から文法学習をきちんとしておきましょう。英作文の自習は客観的評価が極めて難しいので、過去問演習に入ったら、英作文の答案も誰かに添削してもらうことが望ましいでしょう。

推奨テキスト

前提

過去問演習はあくまで形式と時間配分に慣れるために行うべきものなので、夏休みが終わる前に本格的に取り組むのは、かえって無用な心配を増大させかねません。10月頃からで良いでしょう。

それまではやはり、基礎力の徹底的なトレーニングに集中する方が間違いなく得策だと言い得ます。

長文読解

(1)『やっておきたい英語長文300・500・700』(河合出版)
高校初級〜中級レベルです。比較的新しい理系的な内容のものが多く、予備知識も増えるので、順次進めていくと良いでしょう。

(2)『英語長文問題精講 』(旺文社)
続いて高校上級〜入試ハイレベルの英文に慣れるために適した問題集です。和文英訳問題も多く入っています。東海大学医学部の英語は和訳・英訳の記述が必ず出題され、おそらく30%前後の配点が予想されます。また、「フィーリング読み」を脱して正確な読解力を養成しておくためにも、和訳トレーニングは早い時期からしておいた方が良いでしょう。

単語・イディオム

*単語帳はすでに学校で使用しているものや手持ちのものなど、定評のある一冊を受験日まで反復し続けることを強くお勧めします。あれこれテキストを替えることは、かえって自ら混乱を招くことにもなります。

(1)『システム英単語』(駿台文庫)
頻出単語の頻度順の構成になっており、習熟度に合わせた学習に適しています。訳語の並びまで頻度順になっているのが秀逸です。第5章の「多義語ファイル」は、東海大学医学部のやや難レベルの和訳・英訳問題対策には非常に有効です。

(2)『ターゲット英単語1900』(旺文社)
おそらく高校で最も多く採用されている単語帳です。すでに手持ちなら、インプット作業を繰り返し続けると良いでしょう。

(3)『ターゲット英熟語1000』(旺文社)
東海大学医学部の小問では、イディオムの知識も適宜問われています。本書のようなバランスの取れた熟語帳一冊を徹底的にやりこんでおく必要があります。一般に言う「文法問題」も、80%以上はイディオム問題だとも言い得ます。つまり、イディオム暗記はそのまま文法学習でもあります。

英作文

東海大学医学部の英作文・語句整序問題対策としては、下記をお勧めします。

(1)『必修編英作文のトレーニング』(Z会編集部)
第8問の本格的下線部英訳対策のためにも、例文暗記と演習問題に取り組んでおくと非常に有効と思われます。

(2)『頻出英語整序問題精選850』 (桐原書店)
東海大学医学部でも時折出題される語句整序問題(いわゆる「並び替え問題」)に習熟するには、質・量共に定評がある問題集であり、これ一冊で十分です。

 

テキストは相性があります。できれば書店で手にとって選びましょう。

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