医大・医学部受験プロ家庭教師 東京女子医科大学 生物の入試対策と勉強法
医大・医学部受験専門プロ家庭教師が語る

東京女子医科大学 生物
入試対策と勉強法

特徴と時間配分

出題範囲(分野)の特徴

ほぼまんべんなく出題されるという印象があるが、若干、植物よりも動物をテーマにした問題に偏るという印象が感じられる。遺伝学関連の分野はお好みであるらしく、ほぼ毎年「遺伝子の発現」なり「メンデル遺伝とその発展」なりが登場してくる。実験・観察から作問された考察問題は、どんな分野から題材を得たものであろうと東京女子医科大学の看板となる良問が多い。演習問題として材料にするには、とくに国公立医学部併願者をはじめとした他校受験者にも収穫が多いこと請け合いだ。

出題量と時間配分

理科2科目での解答時間が120分間与えられる。私大医学部で最もよく見られるパターンである。大学ごとに各年の大問の数を固定することが多いが、東京女子医科大学はその例に収まらないようだ。実施年度を2015年から遡っていくと、その数は6、5、5、3、6、8と推移していく。東邦大学でも同様の例が見つかるが、国公立大学を含めてもめずらしい。
また、普通の問題構成としては易しいものから難しいものに移行していくのがつねだが、東京女子医科大学では稀にその逆転も見られる。冷静で柔軟な対応が必要だ。

出題形式の特徴

記号選択(唯一を選択するもの、全選択するもの両方)、短答記入、文章記述、計算が自由自在に盛り込まれる。グラフやスケッチの描画は最近なりを潜めているようだがかつての出題例があるので対策は怠れない。
特筆すべきは実験考察問題の力強さで、記号選択といえどもあなどれば痛い目にあう。該当する選択肢の全選択は当たり前であるし、究極奥義「このなか(の選択肢)にはない」が正解となることが近年の前例として実在した。

解答形式の特徴

例年、前半部がマークシート方式、後半部が記述式となっている。記述の文字制限はなく、解答欄の大きさから受験者自身が裁量を行うことになる。

攻略のポイント

指導者ではなく解答者の立場で考えてみて最も気になる点は、リード文(1)・設問文の長さである。大学入試センター試験にも同様の特徴を見ることができるが、最大の違いは文を読みとばした際のリスクだ。センター試験ではリード文を読まずに小問をあしらってしまえることも多々あるが、東京女子医科大学の場合はちょっとした読みとばしが誤答や予想外のタイムロスを招く危険性を事前に考慮しておくべきである。いわば、文系受験者に求められるのと同程度の読解力は身につけておくにこしたことはない。
加えて考察力も必要だ。実験材料や実験によって導きたい結論はシンプルであるのに、それでいて仮説を立証する論拠を示しづらい生物学実験が題材に狙われやすい。まるで、過去の研究者の苦労を垣間見て、彼らの偉大さを知れという教訓を垂れているかのようだ。これに関する心構えとしては、実験考察問題を目の前にしたときに、「教科書を飛び越えた知識」や「自分勝手な仮定」を乱暴に振りかざすことは禁物である、と自分に言い聞かせておくことだ。受験者のあるべき振舞い方としては、結論(正解)に至るまでの前提条件をリード文や設問文のなかだけに最小範囲でとどめておくことに尽きる。

(1)リード文 そもそも、「新聞記事などの見出しに続く2~3行の導入文」である leading sentence が語源であったが、受験業界では広く「問題の冒頭に書かれる、問題設定・背景・前提条件などを示した文」という意味で使用される。本稿でもこれを採用する。

推奨テキスト

『田部の生物基礎をはじめからていねいに(東進ブックス 名人の授業)』

誰にでも奨めている読みやすい導入書だが、ナガセの『田部の生物基礎をはじめからていねいに(東進ブックス 名人の授業)』は高打率のバッターだ。カラー・語り口・詳しさではどの入門書からも引けを取らないだろう。本格的に解いていく学習を行う前に良い教材だ。量が多くないながらも、この文献にも練習問題が含まれている。生物基礎から生物へのステップアップを行う際の教材に関しては、まだ世に出ていない出版物に期待したい。指導内容が改変されて間もないことから現時点で選択肢が乏しいのは仕方のないことだが、実力のある執筆者が現役で活躍中であることは間違いないので時間の問題だろう。とはいえ、決して間違いがないのは各出版社の文部科学省検定済教科書『生物』である。

『理系標準問題集 生物』駿台文庫 『医学部攻略の生物』河合出版 『生物重要問題集20XX―生物基礎・生物』数研出版

さてここからは解いて総合的な習熟度を高める方針の紹介である。まずは標準的な、駿台文庫『理系標準問題集 生物』で世間の標準を学びとってきてほしい。そこから少し問題集をステップアップして、河合出版『医学部攻略の生物』もしくは、数研出版『生物重要問題集20XX―生物基礎・生物』を解いて、【生物】の総合力は心配がなくなる。問題数、バリエーションからすると後者のほうがより手堅さが増す。

『生物 新・考える問題100選』駿台文庫 『大森徹の生物 遺伝問題の解法 新装改訂版(大学受験Doシリーズ)』旺文社

最後は足固めだ。出題傾向に照準を合わせると、「考察」や「遺伝」がキーワードの筆頭にのぼる。駿台文庫『生物 新・考える問題100選』や旺文社『大森徹の生物 遺伝問題の解法 新装改訂版(大学受験Doシリーズ)』が強い味方になることだろう。

『大森徹の最強講義117講 生物(生物・生物基礎)』文英堂 『生物 知識の焦点』Z会

【生物】で競争相手に差を付けたいのなら、次のような文献も如何だろう。文英堂の『大森徹の最強講義117講 生物(生物・生物基礎)』は信頼度と詳しさでとくに際立っている。この教材は読み物としても優れているが、調べるほうでも優れている。Z会の『生物 知識の焦点』も同じような活用ができる。

 

テキストは相性があります。できれば書店で手にとって選びましょう。

東京女子医科大学への受験を控えている保護者様へ

東京女子医科大学の受験には学校別の対策が必須になります。プロ教師界でトップの実力を持つリーダーズブレインの家庭教師は、様々な医大・医学部受験の合格実績と受験ノウハウを有しています。その中でも、お子様に最適な東京医大・医学部に強い家庭教師をご紹介します。

上位5.8%の
トッププロ家庭教師

プロ家庭教師

リーダーズブレインの選び抜かれた医大・医学部受験専門プロ家庭教師の豊富な合格実績を紹介しています。

東京女子医科大学

東京女子医科大学受験対策 をお考えならプロ家庭教師による入試傾向対策指導を!

お電話でのお問い合わせ

0120-11-3967
受付:9:30~21:30(定休:日曜・祝日)
TOP

創業以来、
最高峰のプロ教師陣を輩出

TRADITION
SINCE 1985

1985年法人設立以来、プロ家庭教師のクオリティーにこだわり続け、現役プロ教師の中でもトッププロと呼ばれる真の実力を兼ね備えた合格実績豊富な家庭教師のプロだけをご紹介しています。
特に中学受験·大学受験·医学部受験専門のプロ教師のクオリティーに自信があります。