グループ共通問題

難関校受験専門プロ家庭教師の視点

グループ共通問題の入試傾向と対策出題分野・問題の特徴・時間配分・攻略ポイント・学習方法

数学教科の出題傾向

26年度 都立中高一貫教育校グループの数学の各問題特徴と時間配分

小問集合 1―1                                    

やや複雑な正負の計算。
途中式を書いて、見直しができる状態で確実に正答したい。

<時間配分:1分>

小問集合 1―2                                 

やや複雑な平方根の計算。
問題への構えは1-1同様、途中式を書いて、見直しができる状態で確実に正答したい。

<時間配分:1分>

小問集合 1―3                                 

標準的な連立方程式の計算。確実に正答したい。

<時間配分:1分>

小問集合 1―4                                  

やや複雑な2次方程式の問題。
答えが平方根を含んだ複雑な形になることに注意。あわてず正答したい。

<時間配分:1分>

小問集合 1-5                              

二つのサイコロを投げる確率の問題。表を描けば簡単に解ける。
都立共通問題レベル。

<時間配分:2分>

小問集合 1-6                                

作図の問題。少し難しい。
5分間考えて方針が浮かばなければ飛ばすべき。

<時間配分:5分>

大問2 二次関数                                   

問題自体は、都立共通問題レベルだが、記述式の答案があること、答えが分数、平方根を含んだ形になる、などの点に違いがある。
完答またはそれに近い形で次に行きたい。

2-1                                 

グラフを描き、書き込みながら考えればすぐ正答できる。
都立共通問題レベル。

<時間配分:2分>

2-2                                

2-1同様のレベルの問題。
答えが分数を含んだ形になることに戸惑った者もいるかもしれないが、ここは確実に正答したい。

<時間配分:2分>

2-3                                 

差がついたと思われる問題。
求める点の座標を文字でおき、台形から三角形を引くことで残りの三角形の面積を求めるという、高校受験数学の王道を行く問題。計算がやや煩雑で、答えが平方根を含んだ形になることと、記述式の答案であることで受験生の数学の地力を問うているものと思われる。小細工や閃きはいらない。どのような受験勉強をしてきたかが問われている。

<時間配分:7分>

大問3                            

標準的な問題をバランスよく配置した印象。
問1と問2の②で失点した人がいたかもしれない。

3-1                              

弧の長さの比が円周角の比になるという、学校では軽く扱われがちな部分を問題のポイントに据えた問題。
十分な練習をこなしてきたかで明暗が分かれそうな問題である。

<時間配分:3分>

3-2①                                   

都立標準レベルの相似の証明。
問題の条件を図に書き込んでいけば自ずと証明の方針も浮かび上がってくる。ここは確実に正答したい。

<時間配分:5分>

3-2②                                

相似の辺の比と、三平方の定理を使う問題。
相似な三角形をそれぞれ描き出して、書き込みながら考える手間をおしまなかったかどうか。計算もやや煩雑。

<時間配分:5分>

大問4 空間図形                           

標準からやや難レベルの問題で構成されている。
数学が極端に得意な者を除いて、完答は困難であったと思われる。5分間考えて方針が浮かばない場合、飛ばして次の問題に行くか、見直しに戻ることが望ましい。

4-1                              

三角形DECを含む平面で考えることと、∠CEDは直角であることを見抜けたか。
閃けば簡単に解けるが、思いつかないと時間ばかり使って答案が作れないという結果にもなりうる。小問1とはいえ、飛ばして次に行く勇気が必要であるかもしれない。

<時間配分:7分>

4-2                             

考えるべき平面が明らかなので、方針で迷う者はほとんどいなかったのではないか。
正答したい。

<時間配分:5分>

4-3                           

やや難。数学で勝負する一部の者を除いて、飛ばしたほうが無難な問題。
問題を一読して問題設定が複雑であることは明らかなので、その決断はたやすいと思われる。
図形の対象性に注意しながら三角形BDFに注目する。二等辺三角形の各辺が与えられていれば面積が求められる。2通りの方法で3角錐の体積を計算することである平面に対する高さを求める。これら3つの関門を見事時間内に通過できた者のみが、正答にたどり着ける。

<時間配分:10分>(問題文を一読して解けないと思ったら飛ばすことを推奨)

国語教科の出題傾向

26年度 都立中高一貫教育校グループの国語の各問題特徴と時間配分

大問1・大問2                                 

漢検3級~準2級レベルの漢字の読みと書き取り。漢検3級程度の問題集は最低限こなしておこう。
その際、語句の意味も一緒に覚えられる問題集を使えば、読解にも波及して“一石二鳥”である。

<時間配分:各1分>

大問3                              

小説の読解問題。設問5問中、2題が「記述式問題」と記述の割合が大きい。記述問題の比重が高いのは本グループ校の国語全体の特徴でもある。全体の難易度としては、問題文、設問ともに標準的。心情描写のチェック、設問から答えの形をつくり、構成から答えの根拠となる箇所を絞る、選択肢は消去法、といった「国語の作法」で満点近い点数が狙える。
余談だが、本文のテーマは「自然と対立し支配する人類」という近代的価値観を乗りこえようという論説文ではおなじみのものであり、問題作成者の価値観が垣間見えて興味深い。

<時間配分:15分(本文読解5分+設問解答10分)>

問1                           

記号選択問題。標準レベル。
本文から根拠を求め、消去法で対応できる。

問2                                

記述問題。標準的。登場人物の発言を要約する。
要約の原則は、具体例は字数が余らなければ削る、比喩を通常の言い方に直す、その上で主張、理由を本文の論理関係に従ってまとめることである。国語のまっとうなトレーニングを積んできた者なら得点できるであろう。

問3                             

標準的記号選択問題。本文から根拠を探し、問1同様、消去法で解答にたどりつける。
(以下解答例)
 ア→「自分の言いたい内容が沙織ちゃんと同じ」ではない⇒×
 イ→「自分の考えは沙織ちゃんと異な」っていた、「勢いよく手をあげ」ていた、実際に「意見をうまく話せなかった」→すべて本文に対応箇所がある⇒○
 ウ→これとイのどちらかで迷った者が多かったと思われる。
ちなみに2択で迷ったときには、ⅰ)選択肢を一言で言い換えてみる、ⅱ)設問を記述式の問題として解いてみる、という2つの手順を実行した上で「よりよい」選択肢を選ぶとよい。
ⅰ)一言で言い換えてみると「イ:自信がなかった」「ウ:理解されくいと思った」→手を引っ込めた理由としてよりふさわしいのはどちらか?⇒イのほうがふさわしい。
ⅱ)本文から根拠を探していくと、イの選択肢は本文からすべて対応する箇所を見つけられるが、ウの選択肢の「早く発言したいと思っていて待っていた」に対応する箇所が本文にない。(はじめからこの箇所に注目して消去法で正答できた人はなかなかの実力者である)ゆえに、⇒×。エ→「自分の考えがうまくまとまっ」ていない。⇒×

問4                                

標準的記号選択問題。
消去法で対処可能。紛らわしい選択肢もない。

問5                                   

条件付記述問題。「命」および「人間」という語を用いてミキちゃんの海についての考えをまとめる。標準的レベル。
記述問題を解く手順は、まず設問から、答えの形、答えの書いてある箇所に見当をつける。次いで、採点者の立場に立って、「加点する要素」を数え上げて、答案に埋め込むことである。本問で加点される要素は、「命」、「人間」の語が使われていることに加えて、「海は人間のためにあるのではない」「海は他の生物にとっても大切なものである」「海には何億年もの命を受け継いできた他の生き物が住んでいる」(以上同趣旨可)の5点である。5つの要素のうちいくつの要素を答案に書けたかの加点法が採点基準と思われる(誤字脱字は減点となるが、この字数では論外)。5点中3点は取りたい。

大問4                              

論説文の読解問題。大問5に本文の内容を踏まえて、受験生に200字程度で意見を書かせる。本文と設問は標準的。
前半に長めの具体例が来て、中盤から「言葉の定義を柔軟に捉える重要性」に関する主張が述べられる。
大問3同様、ポストモダンを意識した内容である。

<時間配分:15分(本文読解5分+設問解答10分)>

問1                               

記号選択問題。標準レベル。
イとエの選択肢で迷ったと思われる。選択肢を一言で言い換えて、よりよい方を選ぶ。イは本文にそのまま書いてあるが、エの大筋は本文と矛盾しないものの、直接は書いていない。空欄の前後の意味を捉えるのに加えて、「疑問詞+不定詞」の文法知識が必要。

問2                        

記号選択問題。標準レベル。
アとエの選択肢で迷うところか。「選択肢を一言で言い換え」ても判別できなくとも、「記述式の問題として解け」ば、エの「概念はどのようにも規定できること」は本文の趣旨とずれることが見えてくるはず。

問3                          

標準的な記号選択問題。消去法で対応できる。

問4                   

記号選択問題。標準的。
イとウの選択肢から、正しい方を選べただろうか。選択肢ばかりでなく、傍線部と設問の「なぜか」に注目できればよりよい方が見えてくる。

問5                               

都立共通問題にも通ずる、受験生の体験を踏まえて本文のテーマについて200字程度の意見を書く問題。原稿用紙を正しく使い、誤字脱字がないか、主張は本文を踏まえているか、主張と具体例を分けて書けているか、の3点がポイント。
練習すれば10点中、7点以上はコンスタントに得点できるようになる。適切な添削指導を受けて準備を万端にしておきたい。

大問5                          

訳文つきの古文と、現代文の随筆の融合問題。標準的な難易度。
古文と訳文を対応させて読めば、通常の現代文の読解問題とほぼ変わらない。古文というだけでアレルギーが出る人は、高校受験向けの漫画で古文を解説した「まんが攻略BON!中学古文」や「高校入試 こわくない 古文・漢文」といった入門書を2~3週するとよい。
現代文の読解と、訳文つき古文の読解の作法が出来ていれば難しい問題は見当たらない。全問正解したい。

<時間配分:15分(本文読解5分+設問解答10分)>

問1                       

与えられた語句を用いて、例文を作れるかどうかを問う問題。標準レベル。
国語の勉強は読解演習だけでなく、「語彙」「背景知識」も一緒にバランスよく覚えておきたい。

問2                              

記号選択問題。訳文と古文を対応させて解けば、易しい現代文の問題になる。

問3                          

本文からの抜き出し問題。やはり訳文と古文を対応させれば易しい問題である。

問4                           

問3と同様、しっかりと訳文と古文を対応させて考える。得点したい。

問5                           

随筆部分の趣旨を問う記号選択問題。標準的。
随筆の冒頭部分に、いきなり答えの「道長が出世したのは心のたくましさのせい」という記述がある。筆者のイイタイコトが本文中で形を変えて繰り返されることを踏まえた読み(≒重ねて読む、つなげて読む)が出来た者にとっては簡単だったはず。正答したい。

英語教科の出題傾向

26年度 都立中高一貫教育校グループの英語の各問題特徴と時間配分

大問1                                 

*リスニングは都立共通問題のため、省略。

大問2                             

2ページ程度の対話文を読み、空欄補充、整序英作文、記号選択等オーソドックスな設問に答えさせる。
単語レベルはおおむね中学校レベルだが、一部難しい単語には脚注で意味が与えられる。
本文の意味が取れれば、正答できる問題が大半であり、設問のレベルは標準的といえる。

<時間配分:16分(本文読解6分+設問解答10分)>

問1                           

標準的な整序英作文。
英文は「主語+動詞」から始まり、動詞が複数あれば節と節を結ぶものが必要、といった整除英作文の解法を当てはめればスムーズに正答できる。

問2                                

「空欄補充+並べ替え問題」。標準的なレベル。
指示語の表すものを考える、接続詞に注目するなど、国語にも共通する作法が身についているかを問うているものと思われる。

問3                             

接続する言葉の空欄補充問題。やや難。
漠然と空欄に言葉を当てはめて、フィーリングで解こうとすると失敗するかもしれない。
空欄前後の文の内容を押さえた上で、それぞれの接続の言葉の役割を参照して解くことと、消去法で選択肢を絞って解くことがポイントとなる。

問4・問5                                 

空欄補充問題。易しめの問題。
問題文の意味が取れれば正答できるだろう。

問6                                 

標準的な空欄補充問題。
空欄前後の文の内容から考える。

問7                             

本文内容に対して、英文で答える問題。難易度は標準的。
設問の意味をとった上で、本文のおおよそどこに関係がある話題なのか、見当をつけることが出来れば、答えがほぼそのままの形で書いてあるので、あとは形を整えて答えるだけでよい。

問8                      

本文と一致しない内容を選ばせる問題。
紛らわしい選択肢が多く、ひとつひとつの選択肢を本文に戻って検討していくと時間がかかりそうな問題だが、よく見ると、一つだけ、明らかに本文と異なる設問が見つかる。
落ち着いてすべての設問に目を通してから細かく考えていく手法が有効である。

大問3                    

2ページ程度の説明的な文章を読み、空欄補充、記号選択、整序英作文などを解かせた後、40語程度の自由英作文を書かせる。
単語レベル、設問のレベルともに大問2同様、標準的である。一部難しい単語には脚注で意味が与えられているのも大問2と同様である。

<時間配分:21分(本文読解6分+設問解答15分)>

問1                       

空欄補充。標準的なレベル。
空欄の前後の意味を捉えるのに加えて、「疑問詞+不定詞」の文法知識が必要。

問2                              

空欄補充。標準レベル。
設問と問題文の意味がつかめれば簡単な計算問題である。

問3                          

空欄補充。標準レベル。
空欄前後の意味のチェックと語彙。

問4                           

空欄補充。標準とやや難の間。
「the other :残りの」を知っていたかどうかがポイント。難関私立高向けに「代名詞」の単元を詳しく学習した者は、楽に正答できただろう。

問5                           

整序英作文。標準からやや難の間。
単語が少々多いが、前置詞句、他動詞と自動詞を理解していれば解ける。

問6                         

空欄補充の記号問題。標準的。
現時進行形、受動態、現在形、過去形の区別がつくかどうかが問われている。

問7                           

本文内容一致の記号選択問題。
大問2と同様、紛らわしい選択肢は一旦保留にして、まず選択肢全体をチェックする方法が有効である。

問8                           

本文に関するテーマで、40字程度の自由英作文。
自由英作文は前もってどれだけ練習してきたかどうかがものをいう。基礎を固めたら是非練習しておきたい。

詳細はこちら

メールを送る

無料体験授業のご相談 お問合せ・資料請求

合格実績

入試問題傾向分析と対策

短期集中フリープラン

お申込は授業回数5回だけの短期間でもOK!弱点克服!

1対1専用の教室併設

アクセス

東京都新宿区高田馬場1-29-4
新陽ビルⅢ 6F(受付)・7F

TEL

FAX

  • プロ教師募集
  • 採用情報
ページトップ