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2013年度の中学・高校入試はここが変わる 第2弾

1本化される神奈川公立高校入試の全体像

学力検査期日はほぼ従来の後期選抜の期日

2013年度の高校入試で最大の話題は、神奈川の公立高校入試が、前期選抜・後期選抜の2本立てから共通選抜に1本化されることだろう。日程は下表のとおり。

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選考基準、学校ごとに多様

学力検査、調査書、面接で1000点満点とし、このうち1要素に最低でも2割の比重を置くことになっていたが、このほど学校ごとの選考基準が発表になった。
・面接、全校が2割
発表になった選考基準では、全校が面接は2割にとどめている。
・学力検査6割は3校のみ
上位校の多くが学力検査を6割にすると予想されていたが、6割にしたのはわずか3校のみ。5割が27校で、学力検査を重視するとした学校は30%にとどまった。
一方、全日制普通科99校中ほぼ半数の48校が、学力検査4割・調査書4割の比重にしている。
逆に調査書を重視するとした学校は、5割が17校、6割が4校の計21校となっている。

■全日制普通科の選考基準の比重
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※太字は学力向上進学重点校

このほかでは、小田原は学力検査5割、調査書3割、横浜国際は学力検査4割、調査書4割、横浜サイエンスフロンティアは学力検査5割、調査書3割となっている。
学力向上進学重点校でも、学力検査6割の横浜翠嵐から4割の川和、多摩、追浜、平塚江南、相模原まで、学校の判断でマチマチになっている。

「自己表現検査」は18校

1000点満点の3要素以外に、「特色検査」を行ってもいいことになっており、その「特色検査」は「自己表現検査」か「実技検査」ということになっていた。
「特色検査」は1000点満点とは別枠で、仮に2割にすると、その学校の満点は1200点満点ということになる。
「実技検査」は芸術や体育の専門学科、普通科の専門コースでの実施が多く、「実技検査」に5割の比重を置く学校もある。

学校独自問題実施校の動向

以前からの学力向上進学重点校10校と横浜サイエンスフロンティアの11校で実施されていた学校独自問題はなくなるが、うち7校が「特色検査」の「自己表現検査」を実施する。
横浜国際は「実技検査」として英語の質問に英語で答える検査を行うので、学力向上進学重点校で「特色検査」を行わないのは、多摩、鎌倉、横須賀の3校のみとなった。

■「自己表現検査」を実施する学校
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「自己表現検査」の比重だが、普通科はほとんどが2割。湘南の1割と厚木東の3割だけが例外。
普通科の専門コースでは西湘(理数コース)が1割、専門学科では津久井(福祉科)が1割、川崎総合科学(科学科)が3割となっている。
田奈、釜利谷、大楠のクリエイティブスクールは学力検査を行わないので「自己表現検査」の比重が高そうだがそれほどでもない(学校により異なる)。

以上のほか、学力検査や調査書で、特定の教科に傾斜配点を行う学校が普通科99校中21校もある。このように複雑で、学校ごとにバラバラなので、受験生は学校選択に大いに悩みそうだ。
ここまでポイントをあげてきたが、各校の詳しい選考基準を知りたい場合は下記にアクセスしていただきたい。

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160600/p476325.html

高校入試 その他ニュース

高校募集の停止

・高輪 2014年度から高校募集を停止することになった。2013年度は15名を募集。

「コース」の新設

・順天 特進選抜類型の中にSクラス(サイエンスクラス)を新設。
・帝京 文理コース特進クラス新設。

首都圏の学校法人としてはもっとも活発に動いている開智学園だが、茨城南部に小中高一貫校を開校するのに続いて、5年後をめどに所沢に小中高一貫校を開校させる予定。

法政二中高の共学化 正式に発表

法政大学は、法政第二中・高校を16年度から共学化すると発表した。中高ともに、同年の入学生から移行し、生徒数は同規模か少し増やす予定。中学では少人数学級の導入を検討している。一方、共学化にあわせて校舎を全面改築、工事は今年9月ごろから着工する。
名物の時計塔は、新しく設計された校舎の計画でも受け継がれる模様だ。
発表によると、校名・校章・校歌は変更しない。また、教育理念や教育目標も現在のものを引き継ぐ。二中高教育の延長線上で行う共学化であり、他校と の合併ではない。制服については、共学化にあわせ、現在ある男子用制服も変更し、あらたな男女の制服をつくる計画で、来年度中に発表できる見通しであると のこと。

川口の市立高3校を統合へ 18年度に開校

埼玉県川口市は、市立川口総合、川口、県陽の3校を1校に統合し、18年度に新設高校として開校する方針を明らかにした。計画では、3校は17年度までで募集停止とし、18年度から、川口総合の位置に新設校を開校。募集定員は各学年普通科400人、理数科80人で、全校で合計1,440人の規模となり、3校の現在の定員より少なくなる。新設高校の校名は市民などからの公募も検討する。

情報提供:安田教育研究所

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