中高一貫校対策指導実例

プロ家庭教師による 中高一貫校対策

英語4技能をバランスよく鍛えて
偏差値を49→68にアップ!

K君の場合

指導を始める前の状況

指導開始時期: 高1の3月
指導科目:   数英語
指導回数:   週1回2時間

余程のことがない限り、エスカレーターで大学には進学できる状況と、本人のおっとりとした性格とが相まって、スタート時は勉強に対する意識が低いまま、定期テスト前の直前暗記でギリギリ凌いできてしまっている状況でした。そのため、知識・理解の蓄積がほぼなく、結果的に定期テストも回を重ねるごとに消化しきれなくなり点数は下降の一途をたどっていました。ご両親から、客観的な学力を測るよう強く勧められ、しぶしぶ受験した河合塾模試では偏差値50に届かず、危機感を抱きプロ家庭教師の利用を検討されました。

将来的にはグローバルな企業で働くことに憧れはあったため、志望自体は上位文系学部、特に経済学部に行きたいと考えており、英語が出来ればいいなという気持ち自体はありましたが、何をどうすればよいのかも分からず、学習計画も含めてゼロベースでスタートしてもらいたいとのご依頼でした。

指導方針・内容

成績推移: 開始時偏差値49(河合塾全統高一模試)→最高時偏差値68(河合塾全統記述模試)

まずは単語と基本文法の確認から行いました。単語に関しては学校で毎週小テストがあるものの、当日の朝に一気に覚えて追試を何とか逃れる程度の短期記憶で済ませていたため、定着はなされていませんでした。そこで、単語帳に各単語のコアイメージや語源などを説明しながら書き込み、効率的な反復教材に加工し、こちらでも確認テストを行いました。これまでの範囲に加え、学校の小テストの範囲も同時並行で進め有効活用しました。

文法に関しては、読解に必要な最低限の文法ルールに絞ったオリジナル教材を用いて短期間で仕上げ、その理解を英語コミュニケーションのテキストの長文を用いてトレーニングを行いました。それまでは、定期テストのために単語や重要と言われた英文を丸暗記するにとどまっていたものが、論理的に理解できるようになり、本人の納得度も高まることで、英語に対する苦手意識を払拭することが出来ました。

入会時が高1の学年末テスト直後であったため、高2の実質的な授業開始までのほぼ一か月は、週2~3回の授業を設定させていただき、読解の基盤となるべきルールについて短期間で回すことが出来たことが、比較的早い成長に繋がる大きな要因でもあったと思います。

大学では留学したいとの思いが強く、英語に対する意識も高かったため、学校の英語については問題なく対応できるようになった高2終盤からは、4技能をバランスよく上げる学習も併せて行いました。英検準1級対策に加えて、英文エッセイの作成や様々な素材を用いた英語リスニング、英字新聞や雑誌の記事をネット上からこちらが選択したものを用いてのリーディングなど、実践的な学習を行いました。比較的休校になることが多い学校であったため、休みになった日はこちらとタイミングが合う限り、オンラインも用いて授業を行いました。

学習状況の変化と成績の推移・結果

進学先: 慶應義塾大学経済学部

学校の定期テストでは平均点付近をうろうろしている程度でしたが、高2の後半以降はそれほどテスト前に時間をかけることもなく80点以上は確実に取れていました。高3の8月に、高1時のリベンジで河合全統記述を受けたところ、受験的な勉強は特にしていないものの偏差値で68という結果が出ました。英検準1級に関しても高3の12月には取得することが出来ました。

第一志望の経済学部への進学がほぼ決定した後も、授業を継続させたいと言っていただき、上記内容に加えてTOEFL対策等を行いながら、じっくりと4技能向上に時間をかけることができ、自信を持って進学してくれました。

 

「中高一貫校生へのアドバイス」

大学付属校の定期テストでは、特に学年の早いうちは試験範囲の丸暗記でギリギリ凌げてしまうため、試験直前の安直な詰込み勉強になりがちです。しかし、学年が上がれば、そこまで扱った範囲を前提としたテスト範囲となるため、言ってみれば一回の定期テストでそれまですべてのテスト範囲を学習しなくてはいけない、ということになります。それは実質的には不可能で、学年が上がるほどリカバリーは難しくなります。自分の学習が単純暗記になっているだけだと感じたら、すぐに学習の指針を考え直しましょう。その上で、大学付属校に行っていることのメリットを最大限に使ってもらいたいと思います。

英語に関しては、早い段階で基礎を固めてしまうことで、実践的な4技能の学習を進めることが可能です。大学受験の英語学習は、上位レベルを目指そうとするとどうしても英語力そのもの以外も鍛えなくてはならない面があるのを否定できません。コミュニケーションスキルとしての英語を高めたいと思うのであれば、受験英語に縛られることなく英語スキルを鍛えられる環境を利用しない手はありません。学校の成績を維持しながら4技能のスキルを身につけるための環境を早めに設定できることが、大学進学以降の進路の選択を大きく広げてくれます。

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