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巣鴨中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2025年度「巣鴨中学校の算数」
攻略のための学習方法

巣鴨中学算数の入試は2019年以降、大問1に独立小問集合、大問2以降は小問を複数含む大問という構成に変わった。それ以前の入試では大問4に平面図形、大問5に立体図形というほぼ固定的な構成であったが、オーソドックスな問題構成に変わった印象が見られ、受験生にとっては、併願校対策も含めて学習しやすくなったのではないか。問題のレベルは、基本~標準レベルの問題が多くなっているが、巣鴨らしい難度の高い出題も見られる

ここ数年の巣鴨中学第Ⅱ期入試における出題単元を見ると、大問では「食塩水の濃さ」「割合と比」「円錐」「立体の切断」「正六角形」「反射」「流水算」「約束記号」、小問では「場合の数」「つるかめ算」「速さのつるかめ算」「差集め算」「ニュートン算」「売買損益」「食塩水の濃さ」「相似」等の出題となっている。食塩水の濃さ・平面図形と比・立体図形・約束記号などやや出題頻度の高い単元も見られ、ほぼすべての単元に分布している。特定の単元だけに的を絞った学習は危険であると言えるが、特に力を入れて学習するとすれば、「平面図形」「立体図形」「割合と比」「速さ」となる。主な単元についての学習法は次の通り。

<単元毎の傾向と学習法>

平面図形

特に「相似」「高さの等しい三角形の面積比」「正六角形の分割」など比を用いて解き進める問題の学習に力を入れること。今年度出題された「図形の移動」は、今後も出題される可能性がある。補助線を引いて考える必要のある問題など、レベルの高い問題の演習もしっかり行って欲しい

立体図形

力を入れるべき単元は「立体の切断」「円錐」「水の深さと容積の変化」である。切断については、立方体の切断を中心に、もし余力があれば錐体の切断の演習にも手を伸ばしたい。

割合と比

「食塩水の濃さ」は今回も小問で出題されており、出題頻度が極めて高い。今後も出題される可能性が高い。面積図やてんびん図を用いて解く問題も含め、基本的な解法はマスターしておきたい。濃さ以外にも、仕事算・売買損益・ニュートン算などこの分野からは毎年必ず出題されており、力を入れて学習したい。

数に関する問題

今回は数の性質について、小問で2題出題された。場合の数・数の性質・規則性に関する問題、いずれも出題されるとしたら難度の高いものになる可能性があることに注意が必要である。

次に時間配分について。今回の小問数は15でここ数年も同程度が続いている。試験時間は50分あるので。慌てず取り組んで欲しい。まずは大問1の独立小問を確実に正答したいところだが、中には難度高めの問題が含まれている可能性も十分ある。解法がなかなか思いつかない場合は、固執することなく次の問題に進むこと。
大問2以降は前半に易問、逆に後半は難問という構成になっていることが多い。(1)を落ち着いて正答したい。ここでの計算ミスなどによる失点は禁物である。(2)以降で悩むときには、次の大問の(1)に進むという判断も必要になる。各大問の(1)できれば(2)というように各大問の前半で正答数を伸ばすという姿勢が非常に大切になってくる。
過去問については、2019年以降の問題を、時間を意識して取り組んで欲しい。

模試や過去問はまだ仕上がっていない単元や苦手な単元をあぶりだす絶好のチャンスである。単に得点だけを気にするのではなく、失点の多かった単元については、塾のテキストに戻るなどして、もう一度基本の確認を行うことが必要であろう。なお、苦手分野の分析やその対策については、プロの家庭教師へ是非相談してもらいたい

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2025年度「巣鴨中学校の算数」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

独立小問が6題、それ以外の大問が3題、小問数の合計は15で、100点満点。試験時間は50分で例年通りであった。合格者平均点が88.4点と高く、ミスの許されない入試になっている。50分という試験時間に対して小問数15は多くはないので、慌てることなく取り組むことができるはずである。独立小問と各大問の中の前半で、確実に得点を積み上げていきたい。

【大問1】独立小問集合

  • 難度:
  • 時間配分:12分
  • ★必答問題

(1)倍数の個数に関する問題。ベン図を描いて考えること。

(2)仕事算。プールの容積を21とすると、Aから1時間に7、Bから1時間に3入るので、AとBを使うと、21÷(7+3)=2.1より、2時間6分。

(3)食塩水の濃さに関する問題。10%食塩水と5%の食塩水を混ぜてできた食塩水の濃さは8%になる。面積図またはてんびん図を描いて考えること。

(4)過不足算。子どもの人数は、(6+5)÷(8-7)より11人。みかんの個数は、7×11+5より82個。

(5)約束記号に関する問題。素因巣分解をして考えると、2025=45×45。<A>=9よりA=3となる。

(6)立体図形。Cから辺ABに垂線を引き、ABとの交点をDとすると、角ADC=90度、ACの長さはADの2倍になる。従って、三角形ACDは90度-60度-30度の直角三角形であり、角CADは30度となる。三角形ABCは二等辺三角形なので、角ABCも30度。

昨年と同様に大問1は独立小問集合。出題単元も、食塩水の濃さ・仕事算など昨年から大きな変化はない。テキストの例題レベルの典型題が中心だが、(6)だけはやや難度が高い。
出題単元に大きな変化がないことから、本校受験生は今回出題されている単元には特に重点を置いて学習して欲しい。

                                    【時間配分目安:12分】

【大問2】分数と循環小数

  • 難度:
  • 時間配分:12分
  • ★必答問題

(1) 実際に分子÷分母を計算して確認すればよい。なお、分母の数字を素因数分解したときに、2または5だけの積であるときは、割り切れる分数である。

(2) 5÷13をすると、小数点以下に384516が繰り返す。

(3) 0.6666・・・=2/3、0.3125=5/16。A-B=2/3-5/16=17/48。従って、奇数Aと整数Bの比は17:48。Bは2桁であることから、Aは17である。

分数と循環小数についての出題。(1)(2)は実際に計算して確認すれば正答できる易問。これは確実に正答したい。(3)は問題の意味を理解できるかがポイント。「奇数」等の条件をしっかり読み取ること。

                                    【時間配分目安:12分】

【大問3】速さに関する問題

  • 難度:標準
  • 時間配分:13分
  • ★必答問題

(1) 時速を分速に変換すればよい。時速18km=分速300mである。

(2) 18分後までに花子が進んだ道のりは5400m、太郎が進んだ道のりは6000m。18分後以降、太郎の分速は150mになるので、(6000-5400)÷(300-150)より、花子は4分で太郎に追いつく。出発してから18分+4分の22分後となる。

(3) 24分後までに花子が進んだ道のりは7200m、太郎が進んだ道のりは6900m。34分後までに花子が進んだ距離は10200m、太郎が進んだ道のりは10900m。24分から34分までの間に太郎が花子を追い抜いたことになる。42分後までに花子が進んだ道のりは12600m、太郎が進んだ道のりは12900m。この後太郎の分速は150mになるので、(12900-12600)÷(300-150)より花子は2分で太郎に追いつく。出発してから44分後に追いついているので、出発してから花子が進んだ道のりを求めると、300×44より、13200mとなる。

速さに関する問題の出題。太郎の速さが周期的に変化していることにより、問題がやや複雑になっている。太郎の速さが変わるタイミングにおける2人の間の距離を求めることが、解法のポイント。ダイヤグラムを描いて考えるなどの工夫も必要となる。落ち着いて丁寧に解き進めて欲しい。

                                    【時間配分目安:13分】

【大問4】図形の移動

  • 難度:標準
  • 時間配分:13分
  • ★必答問題

(1)半径5㎝中心角90度のおうぎ形と、たて4㎝横3㎝の長方形の面積の和となる。

(2)半径5㎝の円から半径4㎝の円を引いた面積になる。

(3)辺ACの中で点Oに最も近い点Pまでの距離(点Oから辺ACに引いた垂線)を考える必要がある。OP=3×4÷5より2.4㎝。求める面積は、半径5㎝の半円から半径2.4㎝の半円を引いた面積に長方形の面積の半分を足して求めることができる。

図形の移動に関する出題。いずれの設問に対しても、丁寧な作図が必要である。(1)(2)はテキスト等で見られる標準レベルの出題。一方、(3)は難度が高い。(2)までを確実に正答しよう。

                                    【時間配分目安:13分】

攻略のポイント

2019年度入試から続いている大問1が独立小問集合、大問2から大問4が複数の小問を含む大問という問題構成が続いている。今年度の問題においては、独立小問全問と各大問の(2)までは得点しやすく、各大問の(3)は難度が高い問題となっている。問題のレベルにかなりのメリハリがあるので、得点しやすい問題で確実に正答していくことが攻略のための絶対条件となる。そのための学習として求められることとして、塾のテキストや問題集の基本問題・標準問題は確実に正答したい。苦手単元を作ることなく、夏休み終了までを目途にすべての単元を確実に定着させておきたい。秋以降は、多少レベルを高めに設定した演習や過去問演習を行える状態に仕上げることが理想である。特に重点を置くべき単元は、割合と比(食塩水の濃さ等)、平面図形(平面図形と比・移動等)、速さ、数の性質、立体図形である。

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