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入試対策と勉強法

出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

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出題傾向の概要

出題範囲(分野)の特徴

年度によって大問数にやや違いがあるが、2018年は読解問題が4題に知識問題1題と選択式部分英作文1題という出題になっている。読解問題では自然科学系を中心にした様々なテーマを素材にした英文が中心となっている。読解問題の英文は300~700語程度のものがあり幅が広い。

出題量と時間配分

試験時間は80分。
前述のとおり読解問題の英文の長さに幅があるため時間配分を設定するのは難しい。現場で長短に応じて適宜時間設定したい。
もっとも配点は殆ど変わらないため配点と時間配分を一致させるというもの一つのやり方だ。

出題形式の特徴

読解問題については、内容一致・主題選択、同意表現など読解問題の典型的な出題形式が幅広く用いられおり、内容把握を中心とした問題となっている。2016年までは英文和訳や部分英作文の記述問題が出題されていたが、2017年以降は選択式のみの出題となっている。各大問の小問数はそれほど多くはなく本文を読みながら解き進めて行くことが出来る問題がほとんどだ。

解答形式の特徴

前述のとおり、英文和訳と部分英作文の記述問題がなくなり、すべて選択式となった。内容一致の設問については、選択肢の英文にやや長いものがあるため本文同様に丁寧に読解しないと本文が読めていても間違ってしまうことになるので注意が必要だ。

 

攻略のための学習法

読解問題

英文1つあたりの語数がそれほど長くはないとはいえ、80分で4題解かないといけないことを考えると、かなりの速読能力が必要だ。一定レベルの精読する力があることを前提として、速読能力を鍛える必要がある。
意味のかたまりごとに前から読み下していく事ができなければ時間内に設問処理まで含めて解答を終わらせることは出来ない。構文把握は必要な範囲で行うイメージだ。句・節ごとに意味をとらえ、ニュアンスの分かるものは日本語に訳さず読み進める力を身につけたい。

一定レベル以上の英文解釈能力を身につけたら、句・節ごとにスラッシュを入れながら前から訳し下すトレーニングをしよう(スラッシュ・リーディング)。最初のうちはやや多めにスラッシュを入れることになるだろうが、慣れてくればそれほど入れずに前から訳し下していくことができるようになる。
併せて行いたいのが音読だ。一度解き、しっかり復習した英文を用いて、必ず英文音読の時間を設けるようにしよう。音読することで、強制的に前から読み下す習慣を身に付けることが出来る。その際には必ず意味のかたまりごとに内容を把握する意識を持つようにすること。漫然と読んでいては効果は半減だ。
音源付きの長文問題集であれば、それを利用することでさらに効果を高めることが出来る。

単語・イディオム

難解な単熟語が頻繁に用いられた英文が素材になっているわけではないが、知っていたほうが類推する箇所を減らせるのもまた事実であり、時間短縮に直結する。学習の際には、一つの英単語の意味の広さを意識した記憶を行い、読解で柔軟な訳を出せるように仕上げていきたい。

文法・語法

2018年のようにまた知識系の大問が出題される可能性はあり、また仮に出題されなくても読解のツールとしての知識は必要だ。標準的なインプット教材をしっかりこなして置く必要がある。句・節ごとに素早く意味を取っていくという力の前提を身につける勉強として文法・語法の勉強をしっかりしておきたい。

和文英訳

2017年以降は記述問題としての条件英作文の出題はなくなってはいるが、基本的な英文は地力でしっかり組み上げるようにしておかないと、選択式部分英作文問題に時間がかかりすぎてしまう。英文の骨組みを構築し、そこに修飾分などプラスアルファを載せていくという技術をしっかり身につけておきたい。

 

推奨テキスト

*テキストには相性があります。できれば書店で手にとって確かめてから選びましょう。

英文解釈

①『英文解釈の技術100』(桐原書店)
英文構造の把握を身につけるための良書。この1冊を7~8割程度消化したら、あとは速読のトレーニングをすることに注力しよう。

②『ポレポレ英文読解プロセス50』(代々木ライブラリー)
講義仕立てで読みやすく、量も絞ってある分、時間をかけずに終えることが出来る。①をやる時間がない人はこちらでも良いだろう。

長文読解

①『パラグラフリーディングのストラテジー1・2』(河合出版)
ある程度の英文解釈力が身についたら取りくむべきシリーズで、速読するためのエッセンスが詰まっている。パラグラフリーディングの基本を1で身につけ、2でトレーニングする形。

②『全レベル問題集:英語長文4』(旺文社)
 『イチから鍛える英語長文500・700』(Gakken)
 『英語長文PREMIUM問題集:Advanced』(東進ブックス)
 『英語長文レベル別問題集4』(東進ブックス)
いずれも音源付きであり、出版も新しいため最新のトピックを知る上でも役に立つ。ある程度の長さと難易度に慣れるために夏には取り組み始めたい。

③『過去問』
当然ながら、最高の実践的トレーニングとして最も重要なものだ。近年の1年分については、レベル・形式を把握するために早い時期に解いておこう。

単語・イディオム

①『速読英単語[必修編・上級編]』(Z会出版)
学校使用の単語帳を用いるのが効率的ではあるが、使いづらかったり相性が悪かったりするのであれば、CD音源付きで速読の練習も兼ねられるこちらを利用すると良い。上級まで回せれば単語力に不足はない。

②『解体英熟語』(Z会)
ボリュームはあるが、テキストの後ろにある前置詞・副詞の整理ノートがよくまとまっており、効率的に覚えられるだけではなく、未知のイディオムもニュアンスを類推することができるようになる。

文法・語法

①『頻出英文法・語法問題1000』(桐原書店)
文法・語法系のインプット教材としては比較的説明が厚めなので自分で進めやすい。

②『英文法ファイナル問題集[標準編・難関編]』(桐原書店)
全10回のテスト形式。範囲指定のない形で問題が作られているため、知識の定着度を図るのに良い。

英作文

・『英作文ハイパートレーニング和文英訳編』(桐原書店)
文法知識と英作文の橋渡しをしてくれる良書。繰り返し何度も解くことで、どのような場面でどんな文法事項を利用すると英語として自然なのかが身につく。

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