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法政大学共通問題の国語共通問題②試験対策と勉強法

出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

「共通問題の国語共通問題②」
出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

対象学科

  • 文学部
  • 経営学部
  • 人間環境学部
  • グローバル教養学部

出題傾向の概要

出題範囲(分野)の特徴

「試験教科・科目」は、「文学部」の本対象学科は「国語総合」(古文・漢文を出題する)、その他の本対象学部・学科が「国語総合」(古文を出題範囲に含み、漢文の独立問題は出題しない)。

「現代文」は「論説文(評論文)」2題(ただし「文学部」の本対象学科はそのうちの1題のみ)が近年(2011年度以降)の基本。文章内容は「生命論」「学問論」「文学論」「自然論」「映像論」、「コミュニケーション論」「建築論」「生物論」「教育論」などと多種多様だが、さほど硬質な文章はなく比較的読みやすい。
「知識」は「大問」及び「小問」として出題され、「漢字(読み・書き)」「語句の意味・用法」「四字熟語」「慣用句」、「文学史」(頻出)、「口語文法」等幅広い分野から問われる。

「古文」は1題で、主に古代~中世の「物語」(「軍記物語」「歴史物語」等含む)、「説話」「歌集」、「随筆」「日記」といった題材(「和歌」も含まれる)が多い。「文語文法」から「内容解釈」までの総合的読解力、そして、「歴史的背景」を含めた「古典常識」も問われる。「文学史」は必出。

「漢文」(「文学部」の本対象学科のみ)も1題。題材は「思想」「逸話集」「史伝」などが多く(「漢詩」が含まれる年度もある)、「基本的句法」「書き下し」「返り点」「語句の読み・意味」、「現代語訳」等が問われる。

出題量と時間配分

問題文の文章量は、「現代文」が2題で6000~8000字弱で他校と比較してやや多い(「文学部」の本対象学科は1題で3000字強。ただし、2014年度のみ約5000字)。
「古文」は600~800字程度で、「漢文」(「文学部」の本対象学科のみ)は100~200字ほど。試験時間は60分。解答数が多いので決して余裕はない。「正確さ」と「スピード」が必要になる。
先に「古文」(or+「漢文」)を手際よくこなし、「説明記述」がある「現代文」は余裕を持って確実に解いていきたい。配点は、「文学部」の各本対象学科及びGIS(グローバル教養学部)が100点/300点、その他の本対象学部・学科は100点/350点。

出題形式の特徴

大問5題が基本(2011年度以降)。
「大問一」は「知識問題」(「漢字の書きとり」含む)で、「小問」は2問程度(解答数は3~8ほど)。
「大問二」は「論説文(評論文)」で、「小問」は6~8問ほど(解答数は6~15程度とバラつきがある)。
「大問三」は「古文」で、「小問」は6~8問程度(解答数は7~12ほど)。
「大問四」は「漢文」で(「文学部」の本対象学科のみ)、「小問」は5問前後(解答数は5~8程度)。
「大問五」は「論説文(評論文)」で(「文学部」の本対象学科以外)、「小問」は5~7問程度(解答数もほぼ同じ。ただし、2017年度だけは11だった)。

解答形式の特徴

「マーク方式」と「記述式」の併用型。

「現代文」の「マーク方式」では「空所補充」「本文内容(非)合致」(「択一式」あり)、「理由説明」「換言説明」「脱文挿入」「知識」など、「記述式」では「説明記述(25~50字程度)」(「空所補充」等)、「抜き出し問題」、「知識問題」等がある。

「古文」では「文語文法」(「品詞分解」あり)、「現代語訳」「内容解釈」「換言説明」「主語特定」「本文合致」「和歌修辞法」、「古典常識」などが、「マーク方式」と「記述式」で出題される。尚、「文学史」は必出だ。

「漢文」(「文学部」の本対象学科のみ)では「句法」「語句の読み」、「書き下し文」や「返り点記入」(ともに頻出)などが、「マーク方式」と「記述式」(「説明記述」もある)で出題される。

 

攻略のための勉強法

知識

本大学の中では、本対象学部・学科の「知識問題」は多彩な分野に及び難易度も高い。したがって、あらゆる準備を怠ってはならない。
いずれにしても、先ずは「己が実力」を把握することが重要。「センター試験」の「漢字問題」(要は「同音異字」「同訓異字」の判別)がひとつの目安となる。
最低10年分以上の過去問をこなしてみたい。その結果次第で、具体的な学習を進めていく。
尚、以下のサイトは「漢字問題」だけがまとめられていて便利だ。
http://www.kanjijiten.net/center/index.html

「現代文」解法①

「論説文(評論文)」特有の「解法」と全てに共通する「解法」を体系的に理解し定着させ、応用するために肝要なのは「復習」の仕方だ。
「考え方のプロセス」を「トレース」することが必須。特に「間違った問題」が肝要。誤ってしまった「分岐点」をしっかりと確認しておくこと。
さらに、いくつもの練習問題を通じて同種の設問に共通する「解き方のプロセス」を身につけたい。それが「解法」となる。
尚、「具体的解法」に就いては本HPの別サイト「大学入試”王道現代文”」を御覧あれ。

「現代文」解法②

本対象学部・学科で特に注意を要するのは、判別しづらい「本文内容(非)合致問題」だ(「択一式」もある)。手こずると「時間配分」にも影響するので、十分に慣れておくことが重要だ。
基本的に「論説文(評論文)」なので「論旨合致」と捉える必要がある。したがって、原則的には「序論部」と「結論部」の要旨と照合させて「選択肢消去」していく練習を重ねること。

「現代文」解法③

「説明記述」が必出だ(例年、「文学部」の本対象学科で1~2、その他の本対象学部・学科では2~3問程度)。正否の分岐である「最重要な要素」を「文末」として、他の「要素」を積み上げていくという手法を完璧にマスターすること。そして、「内容」から必要度の優先順位を特定し、優先度の高いものから積み上げていく。
それぞれの「要素」を「15~20字程度」でまとめられるように徹底練習することが必要。「25~50字」の「字数指定」なので、2~3つ程度の「要素」でまとめることに慣れること。

古文

先ずは「重要古文単語」及び「文語文法」を徹底的に習得すること。「文法」や「単語の意味」は必ず直接問われるし、「現代語訳」「内容解釈」(ともに「記述式」もあるので要注意)をする上でも最重要だ。特に「助動詞」「助詞」の「意味・用法・接続」は完全に定着させること(「品詞分解」の出題もある)。
また、「敬語」も問われるので習得が必要。そして、「文学史」(必出)、「古典常識」や「和歌修辞法」も出題される。しっかりと確認しておくこと。

漢文(「文学部」の本対象学科のみ)

「文の構造」「句法」等の基礎知識を習得した上で、練習問題を通じて読解力を培うことが重要(「説明記述」もあるので正確に「内容解釈」ができるようにしておくこと)。
基本的な「語の読み・意味」は必修で、「白文対策」も念入りに練習すること(「返り点記入」「書き下し文記述」が頻出)。

 

推奨テキスト

知識篇

①『入試漢字マスター1800+(三訂版)』(河合出版)→②『現代文最重要語句 暗記いらずのらくらく練習帳』(学研)→③『頻出現代文重要語700(三訂版)』(桐原書店)→④『現代文キーワード読解(改訂版)』(Z会出版)。

前項の「センター試験(漢字問題)」チェックで、5割未満の場合は①から、6割は②、7割は③、8割は④から始めるのが目安。反復練習して完全習得すること。特に④では、「キーワード編」のみならず「頻出テーマ編」も熟読し、完全に理解すること。
尚、本対象学部・学科必出の「文学史」対策としては、『SPEED攻略 10日間 国語 文学史』(Z会出版)が時系列も理解でき、コンパクトにまとめられているので覚えやすい。

現代文篇

①『システム現代文 バイブル編(改訂新版)』(水王舎)
「解法」って何? といった諸君にお薦めの入門書。
根本を徹底的に解説しており、マスターすれば「解法」は一通り理解できる。

②『現代文 解法の新技術』(桐原書店)
中級レベル。あらゆる問題形式に対応した「解法」を明示している。
中堅からGMARCHへのステップアップ段階の一冊。

③『入試現代文へのアクセス 完成編』(河合出版)
中~上級レベル。「読解へのアクセス」で問題点を喚起し、「選択肢設問」の「消去の根拠」も明記されており、「解法理解度」を自己確認できる。
自らの実力を把握することで、法政合格に自信が持てる一冊。

④『現代文読解力の開発講座(新装版)』(駿台文庫)
上級レベル。「読解力」と「解答の論理力」を講義形式の解説で養成する。
文章を客観的に捉える術が習得でき、本対象学部・学科合格を確実にする一冊。

⑤『[記述編]現代文のトレーニング[改訂版]』(Z会出版)
「説明記述」対策。頻出テーマに沿った問題構成で「完成度」を自己採点で把握可能。
本対象学部・学科の「説明記述」をクリアする一冊。

⑥『過去問』
実戦レベル。10年分以上確実にこなし、「解法」をトレースすること。

古文篇

①『重要古文単語315(三訂版)』『標準古文単語650(三訂版)』(ともに桐原書店)
前者を反復して完全定着させた上で、後者を数回丁寧に通読すること。
それで「語彙」はほぼ心配ない。

②『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル(三訂版)』(河合出版)
「文法」の基本が分かりやすくまとめられている。
「例文」は「品詞分解」し「現代語訳」も必ずこなすこと。

③『大学入試 全レベル問題集 古文④』(旺文社)
最難関私大などの良問17題を収録し、わかりやすく解説している。
古文の5つのジャンル別対策が掴める「古文ジャンル解説」、重要な文法と語句を併記した「現代語訳」、全ての問題に通じる最強の「読解ルール」等で、「古文」の「読解」に自信が持てる一冊。

④『首都圏「難関」私大古文演習』(河合出版)
「本文」と「本文解釈」を上下に併記し、「主語特定」「品詞分解」「背景知識」等の説明があり、応用力が確実に涵養できる一冊。

⑤『速読古文常識』(Z会出版)
「古典常識」習得用。約300語を収録しており、実戦的トレーニング文章の中で効率的に定着可能。「国語便覧」と併用することで、より確実に習得できるはずだ。センター試験から難関私大まで対応。

漢文篇(「文学部」の本対象学科のみ)

①『漢文必携(四訂版)』(桐原書店)
「漢語の構造」から「句法」まで、基礎力養成の一冊。

②『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』(河合出版)
基礎定着確認用。

③『漢文(河合塾SERIES―入試精選問題集/改訂版)』(河合出版)
「読解力」上達への道標。

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