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慶應義塾大学 法学部 英語
入試対策と勉強法

出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

慶應義塾大学 法学部 英語

ここでは、慶應義塾大学の法学部を目指す方に対して、英語の試験の出題傾向や試験合格のための勉強法、さらに、おすすめのテキストをご紹介いたします。なにから始めればいいのかわからない、効率的に勉強したい受験生は、ぜひ参考にしてください。

慶應義塾大学法学部 英語試験の出題傾向とは

出題範囲(分野)

年度によってやや変動があるものの、発音・アクセント問題、文法の誤り指摘問題、会話文問題、読解問題で英文の中で単語の定義を文脈から推測する問題、内容把握を中心とした設問から構成される読解問題から構成されていることが多いです。近年は二つの語が結合して一つの語が形成される場合の知識も問われています。また、全体として目を通さなくてはならない英文量は多く語彙レベルも高いです。

出題量と時間配分

試験時間は80分です。設問も含めすべて英文であり、語彙レベルも高く、語数もトータルでは2000語を超えるためかなりの時間的には厳しい戦いになるでしょう。年度によってやや形式や大問数が変動するため、大問ごとの時間配分を前もって設定しておくのは難しいですが、知識系の問題でできるだけ時間を稼げるだけの知識の精度を高め、会話文や最後の長文を直読直解する読み方で解き進められるだけの英語力を身につけておく必要があります。

出題形式

近年連続出題されるようになった語の定義を答える問題が特徴的な問題といえます。語の定義の問題に関しては語彙レベルがかなり高く、文脈から類推する力を問われているといえます。また、読解問題では、内容一致問題の選択肢の適否の判断をかなり難しく作っているものがあります。

解答形式

すべてマーク式の問題です。また、設問の指示文・選択肢などを含め全文英語で書かれているうえ、指示がしっかり読めていないと、問われていることを勘違いしてしまうリード文もあるため、回答する際には本文と同程度に注意深く読解しなくてはなりません。

 

慶應義塾大学法学部 英語試験を攻略するための勉強法

読解問題

英文量は多く、速読能力を鍛える必要があります。意味のかたまりごとに前から読み下していく事ができなければ時間内に設問処理まで含めて解答を終わらせることは出来ないでしょう。句・節ごとに意味をとらえ、ニュアンスの分かるものは日本語に訳さず読み進める力を身につけましょう。
一定レベル以上の英文解釈能力を身につけたら、句・節ごとにスラッシュを入れながら前から訳し下すトレーニングをしましょう(スラッシュ・リーディング)。最初のうちはやや多めにスラッシュを入れることになるでしょうが、慣れてくればそれほど入れずに前から下し読み下していくことができるようになります。併せて行いたいのが音読です。一度解き、しっかり復習した英文を用いて、必ず英文音読の時間を設けるようにしましょう。音読することで、強制的に前から読み下す習慣を身に付けることが出来ます。その際には必ず意味のかたまりごとに内容を把握する意識を持つようにしましょう。漫然と読んでいては効果が半減してしまいます。音源付きの長文問題集であれば、それを利用することでさらに効果を高めることが出来るでしょう。
また、素材となる英文のテーマは幅広いため、英検1級の過去問を利用するなどして、様々な内容の英文に触れられるとよいでしょう。

 

会話文

基本的には話の流れが読み取れていれば解答できるものが多いですが、会話文特有の表現も問われているため後述のテキストを用いるなどして定型表現は増やしておきましょう。

単語・イディオム

単熟語のレベルが高いのが法学部の特徴でもあります。常に語彙のレベルをあげる勉強をしておかなくてはなりません。ただ、同時に、意味を知らなくても前後の流れや語源からおよその意味を類推する力を身につけておきましょう。また、発音・アクセントが出題される年も多いため、意味を覚えると同時にアクセントまで必ず意識をするようにしましょう。

 

推奨テキスト

ここからは、勉強に役立つテキストについてご紹介します。しかし、テキストは相性がありますので、できるかぎり、書店で実際に手にとって確かめることをおすすめします。
ここではテキストを英文解釈編、長文読解編、単語・イディオム編、文法問題編に分けてご紹介します。

英文解釈

(1)『英文解釈の技術100』(桐原書店)
英文構造の把握を身につけるための良書です。この1冊を7~8割程度消化したら、あとは速読のトレーニングをすることに注力しましょう。

(2)『ポレポレ英文読解プロセス50』(代々木ライブラリー)
講義仕立てで読みやすく、量も絞ってある分、時間をかけずに終えることが出来ます。(1)をやる時間がない人はこちらでも良いでしょう。

(3)『Rise構文解釈1・2』(Z会出版)
2までやれば英文解釈に不安はなくなりますが、どちらかと言うと、国立との併願者向けです。

 

長文読解

(1)『パラグラフリーディングのストラテジー1・2』(河合出版)
ある程度の英文解釈力が身についたら取りくむべきシリーズで、速読するためのエッセンスが詰まっています。パラグラフリーディングの基本を1で身につけ、2でトレーニングする形です。3もあるが難関国公立向けであるため、こちらについては国公立と併願する生徒向けです。

(2)『全レベル問題集:英語長文6』(旺文社)
(3)『イチから鍛える英語長文700』(Gakken)
(4)『英語長文PREMIUM問題集:Advanced/Top』(東進ブックス)
いずれも音源付きであり、出版も新しいため最新のトピックを知る上でも役に立ちます。ある程度の長さと難易度に慣れるために夏には取り組み始めたい一冊です。

(5)『過去問』
当然ながら、最高の実践的トレーニングとして最も重要なものです。近年の1年分については、レベル・形式を把握するために早い時期に解いておきましょう。

 

単語・イディオム

(1)『速読英単語[必修編・上級編]』(Z会出版)
学校使用の単語帳を用いるのが効率的ではありますが、使いづらかったり相性が悪かったりするのであれば、CD音源付きで速読の練習も兼ねられるこちらを利用すると良いでしょう。上級まで回せれば単語力に不足はないでしょう。

(2)『解体英熟語』(Z会)
ボリュームはあるが、テキストの後ろにある前置詞・副詞の整理ノートがよくまとまっており、効率的に覚えられるだけではなく、未知のイディオムもニュアンスを類推することができるようになるでしょう。

(3)『システム英単語Premium(語源編)』(駿台文庫)
語源ごとに編集された単語帳。単語としてはやや難易度の高いものが多いが、語源については分かりやくまとまっているため、自分の使っている単語帳では覚えにくい単語があるときに参考程度に利用するとよいでしょう。

 

文法

 『スーパー講義英文法・語法「正誤問題」』(河合出版)
 正誤問題に苦手意識のある生徒はぜひ取り組むべき一冊です。重要な文法・語法の知識や理解の精度をあげることが出来ます。

会話問題

『英会話問題のトレーニング』(Z会出版)
会話問題に苦手意識がある場合に取り組むべき一冊です。ボリュームが多いため、時間がない場合には第3章の会話形式の長文読解25題をやるとよいでしょう。

 

 

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