｢出題科目｣は｢国語総合｣｢現代文Ｂ｣｢古典Ｂ｣です｡

｢現代文｣は、｢論説文(評論文)｣と｢随筆｣が中心です。本学部は、ひとつの大問にいくつかの文章が出され、その中には必ずといっていいほど｢文語体｣のもの(明治～昭和初期の著作)が含まれます。また、｢現代文･古文･漢文融合問題｣としても出題されるといった、早稲田の他学部や他校にもあまり類例のない特殊な出題形態が見られ、大きな特徴となっています。したがって、同一年度の試験で実に多彩な内容のいくつもの｢現代文｣を読み解かなくてはならないことになります。

｢古典｣は、｢現代文｣の中での引用として、そして、それぞれが関連する｢現代文･古文･漢文融合問題｣として問われます。｢古文｣は中世～近世までの幅広い題材(｢和歌｣含む)、｢漢文｣も多様な分野から出題されます。

｢知識問題｣は小問として扱われ、｢漢字｣｢語句｣｢慣用句(表現)｣｢四字熟語｣｢文学史｣等の幅広い分野から出題されます。また、｢漢文｣も含めさまざまな｢古典常識｣も問われます。

社会・文化系の素材を中心とした読解問題と、会話文完成、英文要約が出題されます。
英文レベルは標準的と言えますが、設問によっては語彙レベルの高いものもあります。
文法・語法といった知識系の大問はなく、数多くの英文を読んで内容を把握することと、要旨を把握してまとめる力が問われているといえます。社会・文化系の素材を中心とした読解問題と、会話文完成、英文要約が出題されます。英文レベルは標準的と言えますが、設問によっては語彙レベルの高いものもあります。