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早稲田大学 政治経済学部の英語試験対策と勉強法

出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

「政治経済学部の英語」
出題傾向・攻略のための勉強法・推奨テキスト

ここでは、早稲田大学の政治経済学部を目指す方に対して、英語の試験の出題傾向や試験合格のための勉強法、さらに、おすすめのテキストをご紹介いたします。なにから始めればいいのかわからない、効率的に勉強したい受験生は、ぜひ参考にしてください。

本学部は2021年度一般入試から、大学入学共通テスト(100点)・英語外部検定試験及び学部独自試験(100点)の合計点により選抜する方式への変更が行われます。
学部独自試験は、日英両言語による長文を読み解いたうえで解答する形式となっています(学部独自試験についてはサンプル問題が大学側から発表されています)。英語に関しては、これら3つすべてへの対応力を身につける必要があります。
なお、以下の入試傾向と対策は、2018年度までの「入学試験」に準拠しています。

早稲田大学政治経済学部 英語試験の出題傾向とは

出題範囲(分野)

読解問題が3題、会話文が1題、自由英作文が1題の計5題の問題構成が続いています。
読解問題に関しては、社会系の様々なトピックが素材になっているものが多く出題される傾向にあります
会話文は会話特有の表現が多く用いられていますが、定型表現の知識を問うのではなく読解問題です。
自由英作文は、理由を2つ書かなくてはならないことから、かなりの長さの英文を制限された時間内に書ききらなくてはなりません

出題量と時間配分

読解問題は800~1000語程度の英文が多く出題されます。3題いずれも標準的なレベルの英文と言えますが、他の問題との兼ね合いで、1題あたり20~25分程度しかかけられません。文整序や語句整序は解き方が分かっていないと時間がかかりすぎてしまうため、効率的な手順を確立しておく必要があります。
会話文はそれほど長くないので10分弱で終わらせ、自由英作文にしっかり15分は残しましょう。

出題形式

読解問題のオーソドックスな設問形式である空所補充、内容一致、語句整序に加え、文整序を各長文で問うのが特徴といえます。会話文では内容把握とともに、例年「語句整序」が出題されます。
自由英作文については、あるトピックに対する賛否について理由を少なくとも2つ挙げて述べるということが要求されます。

解答形式

自由英作文以外はすべて選択式の問題です。また、設問の指示文・選択肢などを含め全文英語で書かれているため、回答する際には本文同様、注意深く読解しなくてはなりません。
自由英作文については、解答時間には「15分が望ましい」との注意書きが付いています。

 早稲田大学政治経済学部 英語試験を攻略するための勉強法

読解問題

問題文のみでもトータルで英文量は2500語を超えるため、速読能力を鍛える必要があります。意味のかたまりごとに前から読み下していきましょう。それができなければ、時間内に設問処理まで含めて解答を終わらせることは出来ません。句・節ごとに意味をとらえ、ニュアンスの分かるものは日本語に訳さず読み進める力を身につけましょう。

一定レベル以上の英文解釈能力を身につけたら、句・節ごとにスラッシュを入れながら前から読み下すトレーニング(スラッシュ・リーディング)をしましょう。最初のうちはやや多めにスラッシュを入れることになるでしょうが、慣れてくればそれほど入れずに前から読み下していくことができるようになります。併せて行いたいのが音読です。一度解き、しっかり復習した英文を用いて、必ず英文音読の時間を設けるようにしましょう。音読することで、強制的に前から読み下す習慣を身に付けることが出来ます。そして何より、理屈よりも前に正しい当てはめ通りの内容が思いつくという状態を作り出すことができます。音読の際には、必ず意味のかたまりごとに内容を把握する意識を持つようにしましょう。漫然と読んでいては効果は半減します。音源付きの長文問題集であれば、それを利用することでさらに効果を高めることが出来ます。

さらに、各パラグラフのトピックを意識しながら読み進められるとよい(パラグラフ・リーディング)でしょう。英語はワンパラグラフ・ワンアイデアというルールを守った書き方がされています。そのためこの特質を利用することで、長い英文でも途中で内容の流れを見失わなくて済みます。また、設問を解くときに根拠となる箇所を発見しやすくなります。ディスコースマーカーと呼ばれるつなぎ言葉にも意識を払うと、より論旨の把握が楽になります。reader friendlyな文章が良い文章であるとされる英文の特質を理解していると、効率的な読解が可能になります。

自由英作文問題

まずは英文エッセイの基本的な構成・書き方を身に付ける必要があります。Introduction(導入・主旨)→Body(内容)→Conclusion(結論)という3部構成や、抽象から具体への流し方。またそれぞれのPartの内容を書くにあたっての典型的なフレーズを身につけておくことで、現場では純粋に内容面のみを考えることが出来ます。

書きたい英語ではなく、書ける英語、論理を一貫させられる内容を選択するのも重要です。いずれにしても実際に手を動かして書くトレーニングを重ねましょう。また、他人に添削してもらうことが重要です。

単語・イディオム

難解な単熟語が頻繁に用いられた英文が素材になっているわけではありません。しかし、知っていた方が類推する箇所を減らせるのもまた事実です。このレベルの大学を目指す以上は、多くの受験生も高いレベルの単語を身につけています。余力があれば上級レベルの単熟語に対応できる教材を利用しましょう。

推奨テキスト

※ここからは、勉強に役立つテキストについてご紹介します。しかし、テキストは相性がありますので、できるかぎり、書店で実際に手にとって確かめることをおすすめします。
ここではテキストを英文解釈編、長文読解編、単語・イディオム編、自由英作文編、会話問題編に分けてご紹介します。

英文解釈編

(1)ポレポレ英文読解プロセス50』(代々木ライブラリー)
講義仕立てで読みやすく、量も絞ってある分、時間をかけずに終えることが出来ます。『英文解釈の技術100』をやる時間がない人はこちらでも良いでしょう。

(2)Rise構文解釈1・2』(Z会出版)
『2』までやれば英文解釈に不安はなくなりますが、どちらかと言うと国立大との併願者向けです。

長文読解編

(1)パラグラフリーディングのストラテジー1・2』(河合出版)
ある程度の英文解釈力が身についたら取り組んでおきたいシリーズです。速読するためのエッセンスが詰まっています。パラグラフリーディングの基本を『1』で身につけ、『2』でトレーニングする形です。
  *『3』もありますが難関国公立大向けのため、こちらについては国公立大と併願する生徒向けです。

(2)全レベル問題集:英語長文6』(旺文社)
(3)イチから鍛える英語長文700』(Gakken)
(4)英語長文PREMIUM問題集:Advanced/Top』(東進ブックス)
いずれも音源付きであり、出版も新しいため最新のトピックを知る上でも役に立ちます。ある程度の長さと難易度に慣れるために、夏には取り組み始めたいテキストです。

(5)早稲田大学政治経済学部(過去問)
当然ながら、最高の実践的トレーニングとして最も重要なものです。近年の一年分については、レベル・形式を把握するために早い時期に一度解いておきましょう。

単語・イディオム編

(1)速読英単語[必修編・上級編]』(Z会出版)
学校使用の単語帳を用いるのが効率的ではありますが、使いづらかったり相性が悪かったりするのであれば、CD音源付きで速読の練習も兼ねられるこちらを利用すると良いでしょう。『上級編』まで回せれば単語力に不足はありません。

(2)解体英熟語』(Z会)
ボリュームはありますが、テキストの後ろにある前置詞・副詞の「整理ノート」がよくまとまっています。効率的に覚えられるだけではなく、未知のイディオムもニュアンスを類推することができるようになります。

(3)システム英単語Premium(語源編)
語源ごとに編集された単語帳です。単語としてはやや難易度の高いものが多いですが、語源については分かりやくまとまっています。自分の使っている単語帳では覚えにくい単語があるときに、参考書のように利用するとよいでしょう。

自由英作文編

(1)英作文ハイパートレーニング自由英作文編』(桐原書店)
自由英作文の構成の仕方、基本フレーズを修得することが出来ます。政経学部志望者ならば、ぜひ取り組んで欲しい一冊です。

(2)英作文のトレーニング[自由英作文篇]』(Z会出版)
上記のテキストとやや説明の仕方が異なるところがあるものの、学習した手順をさらにこちらで深めることが出来ます。

会話問題編

(1)英会話問題のトレーニング』(Z会出版)
会話問題に苦手意識がある場合に取り組むべき一冊です。ボリュームが多いため、時間がない場合には「第3章」の会話形式の長文読解25題をやるとよいでしょう。

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