医大・医学部受験プロ家庭教師 兵庫医科大学 生物の入試対策と勉強法
医大・医学部受験専門プロ家庭教師が語る

兵庫医科大学 生物
入試対策と勉強法

特徴と時間配分

出題範囲(分野)

遺伝、遺伝情報、発生、進化・系統といった分野に偏りは見られますが、出題されない分野はないので、全分野をバランスよく押さえておく必要があります。出題レベルとしては、基本的な出題が多いものの、随所に難しめの設問が見られます。

出題量と時間配分

出願形式により理科2科目で120分もしくは1科目60分です。いずれにせよ、60分で大問5つ(年によって増減有)、設問数50弱も解かねばなりません。時間内に終わらせるためには、知識問題を即答できるようにすること、論述をスムーズに書けるようにすることが必須です。論述量は年によって異なりますが、合計350~500字程度だと考えておけばよいでしょう。

出題形式

第1問は選択式小問集合、第2問以降はテーマに基づく出題となっており、大問内部がさらに小テーマに分かれていることもあります。第2問以降は文章をまず提示し、それに関する選択問題、空欄補充、計算問題、実験考察問題や論述問題と幅広い出題がなされています。

解答形式

全問記述式です。選択問題では複数選択や単数選択が混在しており、注意を要します。計算問題は選択式も記述式も出題されます。論述は字数指定や枠指定、「簡潔に述べよ」と様々な形式が出題されます。字数指定や枠指定の必要字数は問題によって異なり、30字程度のものから100字オーバーのものまで幅広いです。また、描図問題も出題されています。

攻略のポイント

詳細な知識の補充、計算問題対策、論述対策のそれぞれにしっかり取り組みましょう。また、高得点を狙うならば、純粋な考察問題の出題もみられるので、その対策も避けられません。

知識の整理は二段階で行いましょう。まずは教科書および傍用問題集などで基本事項の整理を行います。教科書の熟読や問題集の繰り返し演習で定着させていきますが、本学ではこれだけでは不十分です。一部の教科書にしか乗っていない事項も出題されているので、第二段階として資料集による知識補完を行っていきましょう。当然のことでありますが、字面を覚えるだけではなく、その内容を説明できるようにしておきましょう。問題を解くうえでも必要ですが、そもそも用語は定義自体を記述させる問題も出ており、用語の暗記だけでは対応できないでしょう。また、生物名の出題もされているので、教科書に載っている有名どころは押さえておきましょう。

基本事項の整理が終わったら、資料集による知識補完と並列して、記述・論述対策に入りましょう。本学の論述は過去に出題されているような有名事項も多いので、考察問題ではない論述問題の解答は、もう一度出されても自分で書ける様にしておきましょう。また、問題集だけではなく、国立大の過去問も論述の練習には適しているでしょう。

計算問題対策は、物珍しい出題はないので、後述の問題集をしっかり繰り返して解けるようになっていればよいでしょう。

過去問演習は夏に1年分解き、秋からは本格的に開始しましょう。本学は論述が多めであったり、複数選択問題があったりと、模試で同じぐらいの偏差値の受験生間でも体感難度や時間的な厳しさに大きな差がでると思われます。早い時期に解いてみて、今の自身に何が足りないのかを分析しましょう。秋から受験期にかけては、足りないものをどれだけ補っていけるかの勝負となります。

推奨テキスト

(1)『リードLightノート生物基礎』(数研出版)
(2)『リードLightノート生物』(数研出版)
対象:教科書を読み終わった初学者、基礎の漏れをチェックしたい方
教科書に載っている知識や、典型問題の確認に役立つ問題集です。間違えた箇所は何度も繰り返します。本問題集を完璧にすることが合格の第一歩目だと捉えましょう。知識問題が多めになるので、思い出せない問題に時間をかけて思い出そうとせず、すぐに答えを見てもいいので、繰り返し回数で勝負しましょう。

(3)『生物(生物基礎・生物)基礎問題精講』(旺文社)
対象:知識が固まった方
問題数は少ないために網羅率は低いですが、解説が丁寧で、問題が解けていても解説は読んでみることをお勧めします。論述問題も入っているので、本学の対策には向いています。

(4)『生物重要問題集−生物基礎・生物』(数研出版)
対象:知識が固まった方
基礎的な問題から高度な考察問題まで扱っている問題集です。問題数も多いため、漏れを少なく学習出来ます。知識のチェックから論述問題対策までを一冊でこなすことが出来ます。

(5)『大森徹の生物 計算・グラフ問題の解法 (大学受験Doシリーズ)』(旺文社)
対象:計算問題対策をしたい方
グラフの読み取りと計算問題に特化した問題集です。本学で出題されるような有名どころの計算問題は本問題集でほとんど押さえることが出来ます。解けない問題が無いように繰り返し学習しましょう。

(6)『生物(生物基礎・生物)標準問題精講』(旺文社)
対象:入試上級レベルの演習をしたい方
実験考察問題も多く載っており、中には高校生が知らないだろう内容を考察させる問題もあります。本学の実験考察問題の難易度が上ブレしても対応できるようにしたい者は取り組むとよいでしょう。また、考察問題ではない問題でも論述問題が多いので、いい練習になります。

 

テキストは相性があります。できれば書店で手にとって選びましょう。

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