医大・医学部受験プロ家庭教師 順天堂大学 物理の入試対策と勉強法
医大・医学部受験専門プロ家庭教師が語る

順天堂大学 物理
入試対策と勉強法

特徴と時間配分

出題範囲(分野)の特徴

マークシート方式のⅠと記述式のⅡに分かれる。出題分野、形式とも2012年度から2015年度までは変わらない。マークシートの第1問は小問集で力学、電磁気、波動、熱力学など幅広く出題される。小問数は7から10問。第2問は電磁気。第3問は熱力学が多いが、波動もありうる。そして、記述式のⅡは力学。

出題量と時間配分

2015年度は大問が4題、小問は合わせて25問。理科2科目で120分。単純に二等分して物理1科目で60分。小問数で割ると1問あたり2分あまり。どう考えても時間が足らない過酷な試験だ。難易度はおおむね標準レベル。つまり、
1.高校物理の範囲を大きく超える難問・奇問はなく、基本から標準レベルのセット。典型問題も多い。
2.しかし、時間は足らない。全問しっかり解こうとしても無理だ。後出の「攻略のための学習法」の時間演習の訓練と精度がカギを握るだろう。

出題・解答形式の特徴

[Ⅰマークシート方式]
第1問は小問集で1、2行の簡単な計算で終わるものから5、6行の計算が必要なもの、さらには作図によって解くものまで、難易度に差があり、決して侮れない。ハマりそうになったら、もともと時間的に厳しい試験なので、第1問・小問集だから全部取りたい、といったこだわりは捨ててスキップする余裕が必要だろう。

どの小問が難しいかは解いてみないとわからない。大問1の小問1にハマり、動揺し、ペースを乱し…となると致命傷となる。むしろ、下記のように小問1,2は解きやすい第2問か第3問から手を付けるほうが安全と思われる。

第2問は電磁気。4問程度の誘導方式。前半は易しく、後半ほど難しい、あるいは、計算量が多いという標準的な大問になっている。

第3問は熱力学。誘導形式や難易度は第2問と同様である。

[Ⅱ記述式]
この大問は2011年度から力学の標準題。本学を目指す受験生なら十分に乗っていける誘導方式(本学の数学のように頭を抱える誘導はない)。記述の量も苦にはならない分量だ。

攻略のポイント

1、言うまでもないことだが、教科書の内容の定着が基本かつ重要だ。
教科書にある公式・法則などは、単位・次元を含めてスラスラと出てくることが必要。
入試の出題の基本枠・原点が教科書である事は、意外に軽視しがちだが、図表や口絵、写真に至るまで必ず目を通そう。力のある受験生も思わぬ発見や収穫があるだろう。

2、教科書の「例題」を見た瞬間、解法が浮かび、すらすらと解けるかどうかが次の基準。
それと同等なレベルは、教科書傍用の問題集として定番の「セミナー物理基礎・物理」などの基本例題だ。やはり、ストレス無く解ける基準を目指そう。

3、その次は入試物理の「標準」レベルの問題集を一冊マスターすること。
本学は「標準」レベルの問題をマスターすれば、8割から9割程度が守備範囲に入る。「セミナー物理基礎・物理」の発展問題がこのレベルに相当する。最低でも3周して、本学の大問の中盤くらいまではすらすら解ける基準を目指そう。同時に、教科書の公式も、下記のようなものは何度も反復して自力で導出できるようにしよう。例えば、単振動、万有引力とケプラーの法則、ドップラー効果、特に、光波の干渉、状態方程式とポアソンの公式などの近似計算があるものは何度も繰り返そう。公式の導出は標準あるいはそれ以上の問題の攻略に大きな底力となるだろう。

4、いよいよ過去問の時間演習だ。3の段階を野球のバッティング例えれば、バッティングマシーンでストレートらしいストレート、カーブらしいカーブをジャストミートするための訓練だ。実戦は、打たれまいとする投手の生きた球をミートできなければならない。少なくとも3のレベルをクリアしておかなければ、2科目で120分という過酷な実戦で、キリキリ舞いさせられるか、呆然と見送るほかないであろう。
そうならないためには、時間を正確に計って演習し、5割程度確保するまでに何分、7割確保
するのに何分かかるか、どの大問から解いていくか、ハマりそうでスキップしたら、もう一度帰って来て解く時間がありそうか、どの単元が得点源で、どの分野が弱点なのか…など文字通り、本番と思って過去問を研究するべきだ。

つまり、同じ標準レベルの問題と言っても、3はあくまで「典型的な」標準問題の時間を意識しない訓練だ。4は強烈な時間のプレッシャーのもと、「少しひねった」標準問題との闘いだ。この3、4の段階の違いをよく認識して欲しい。これらを忍耐と闘志を持って乗り越えられるかが、本学のような厳しい競り合いに勝つカギとなるだろう。

もちろん、本学の問題だけでは傾向がマイナーチェンジしただけでも危うい。併願する競合校の過去問も出題形式が似たものから同様に演習して、発見した弱点を使い慣れた教科書や問題集の復習で焦らず丁寧につぶし、守備範囲を広げることが、合格への王道となるだろう。

推奨テキスト

各出版社教科書

教科書はなければ合格できないというものでもなく、これさえマスターすれば合格というものでもない。しかし、教科書が入試の出典の原点であることはいくら強調しても強調し過ぎということはない。どんな学者や研究者も、ある思想や人物の研究を極めようとすれば、原典に原語であたるものだ。かと言ってわれわれは、ヤングの実験のレポートの原典にまでさかのぼることはできない。一つの現実的な基準としての教科書は、手の届くところにキープしたい。各種公式・法則の導出過程やさまざまなカラーの図式・写真などだけでも相当の価値があるだろう。

『セミナー物理基礎・物理』(第一学習社)

定番の教科書傍用の問題集。教科書の例題とともにこの基本問題をマスターするのが一つの段階。とても良い問題集だが、市販されていないのが難点。ネットなどで「解答付き〇〇円」など法外な値段で売られているのに飛びつくよりは、『リードα物理基礎・物理』(数研出版)でも十分だ。

『物理重要問題集2016-物理基礎・物理』(数研出版)

これも大定番の市販問題集。セミナーやリードの基本問題が大丈夫なら、こちらを始めてもよい。少しずつ入試問題も更新されていて、しっかりとした内容だ。では、セミナーと重要問題集のどっちなのか…できれば両方。時間がなければどちらかでよい。セミナーの発展問題だけでもマスターすれば、十分過去問演習にいける。

『物理のエッセンス 力学・波動』『物理のエッセンス 熱・電磁気・原子』(河合出版)         または『漆原の物理 明快解法講座 三訂版』(旺文社)

教科書と上記の二つの問題集を理解するために必要な「物理の思考回路」を磨くための参考書兼問題集。エッセンスは文字通り、一言一句、エッセンスというべき内容が凝縮している。名著と言えるが、エッセンスだけに行間を埋めてくれるチューターがいた方が良いかもしれない。後者は「漆原の解法」と言われる、わかりやすくシステム化された解法が特長だ。ある意味この両者は、入試物理の頂点を目指すための登り口として対称的位置にあるだろう。自分にはどちらが向いているか、手に取って選択してほしい。

 

テキストは相性があります。できれば書店で手にとって選びましょう。

順天堂大学への受験を控えている保護者様へ

順天堂大学の受験には学校別の対策が必須になります。プロ教師界でトップの実力を持つリーダーズブレインの家庭教師は、様々な医大・医学部受験の合格実績と受験ノウハウを有しています。その中でも、お子様に最適な東京医大・医学部に強い家庭教師をご紹介します。

上位5.8%の
トッププロ家庭教師

プロ家庭教師

リーダーズブレインの選び抜かれた医大・医学部受験専門プロ家庭教師の豊富な合格実績を紹介しています。

順天堂大学

順天堂大学受験対策 をお考えならプロ家庭教師による入試傾向対策指導を!

お電話でのお問い合わせ

0120-11-3967
受付:9:30~21:30(定休:日曜・祝日)
TOP

創業以来、
最高峰のプロ教師陣を輩出

TRADITION
SINCE 1985

1985年法人設立以来、プロ家庭教師のクオリティーにこだわり続け、現役プロ教師の中でもトッププロと呼ばれる真の実力を兼ね備えた合格実績豊富な家庭教師のプロだけをご紹介しています。
特に中学受験·大学受験·医学部受験専門のプロ教師のクオリティーに自信があります。