麗澤中学校 入試対策
2025年度「麗澤中学校の社会」
攻略のための学習方法
問題構成
大問は5つ。【大問1・2】が地理分野、【大問3・4】が歴史分野、【大問5】が政治経済分野という形式がここ数年続いている。総解答数は45問前後。地理・歴史が各20問弱、政治経済が10問弱と、地理・歴史にやや重点が置かれている。設問は記号選択と適語記入が多く、10~60字程度の記述問題が2問ほど出される。地図・グラフ・写真などの資料が使われているが、あまり多くはない。
地理分野
地形・地名・産業など、ひろく訊かれている。世界地理についての問題もある。特に、各都道府県の特徴を見分ける問題がここ数年よく出題されている。地理的な位置についての質問もある。各都道府県の主な地形・産業・気候の特色・関係の深い人物など、その場所を見分ける手掛かりになるような事物をよく覚えておこう。また、地図帳を活用して、各地域の位置関係なども正確に思い出せるようにしておこう。
歴史分野
各時代の人物・出来事などについてひろく訊かれている。歴史上重要な地理についての問題もある。政治・文化・外交など項目もさまざまである。時代順の並べ替え問題も出されている。時期の近いものは正確に覚えていないと答えられない。年号で覚えてしまうのが確実である。
政治経済分野
日本国憲法と政治の仕組みについてよく訊かれている。外交など、国際関係と関連する場所・人物の質問も多い。特にこの分野では直近1~2年の出来事が題材とされている。最新の重大ニュース集・時事問題集などで、前年に起こったことなどは特によく調べて詳しくなっておこう。
記述問題
10~60字程度で、2問ほど出題される。
平安時代に偽の戸籍が作成された理由(2025年度)や天保の改革で華やかな双六が禁止された理由(2024年度)などの知識を問う問題、ある時期インフルエンザの流行が記録されなかった理由(2021年度)といった、思考力を要する問題も見られる。まずは1~2行程度の短文を記述問題集などで練習し、慣れておこう。類似問題を多くこなせるはずである。そして新聞・ニュースなどで目にした社会的な出来事について、原因やその後の推移などを自分なりに考えてみれば、社会への理解も深まり、記述問題に役立つだろう。
まとめ
ここ数年は設問の形式が一定である傾向が見られる。過去問でよく慣れておこう。
全体としては基本事項の問題が多い。難問集などに手を出す必要はないので、使っているテキストを丁寧に学習し、着実に覚えていこう。難しい語句についてはひらがなでもよいという指定があるので、自信が無ければむりに漢字で書かずにひらがなで書けばよい。
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2025年度「麗澤中学校の社会」の
攻略ポイント
特徴と時間配分
大問5つで解答数は42問。記号選択・適語記入が大半で2行の短文記述問題が1問出されている。
2025年度でもリード文があるが、下線部だけ読めば答えられる問題も多く、一問一答形式でテンポよく進められるだろう。問題数はやや多いが、わかる問題をどんどん解いていこう。
地理分野・政治経済分野で資料が多めなので、時間配分に気をつけよう。
【大問1】地理分野
- 難度:標準
- 時間配分:6分
災害が発生した都道府県を中心とした問題。
問1 A. 岩手県盛岡市 F. 石川県金沢市
問2 a. 白神山地 b. 紀伊山地 c. 四国山地
問3 長野県は中央高地の気候で寒暖差が大きく少雨なのでⅡ、石川県は日本海側の気候で冬に降雨(雪)量が多い特徴からⅠ、夏に雨が多い鹿児島県がⅢである。
問4 桜島がたびたび噴火し、周辺にはシラスと呼ばれる火山灰地が広がっている。
問5 エ. 説明された位置に見られるのは警察署ではなく交番の地図記号である。
問6 日本は火力発電が主となっており(K)、フランス(J)は原子力発電の割合が非常に高い(ⅱ)。
問7 E
【大問2】地理分野
- 難度:標準
- 時間配分:4分
工業地帯や工業地域を題材とした問題。
問1 機械の割合が大きいアは自動車関連事業が多い中京工業地域、金属・機械・化学が多いイが阪神工業地帯、機械とその他(出版・印刷など)が多いウが京浜工業地帯である。
問2 浅い海底を掘り下げて造成した掘り込み港。
問3 エ
問4 太平洋ベルト
問5 富山県神通川で発生したのはカドミウムを原因とするイタイイタイ病(ⅱ)。三重県四日市市では工場から排気される亜硫酸ガスでぜんそく患者が発生した(ⅲ)。熊本県水俣市周辺では有機水銀による水質汚染で神経を侵される公害病が発生し、水俣病と呼ばれた(ⅰ)。
問6 イ
〔ワンポイント!――地図・グラフ・統計などの資料が多く用いられている。問題集・資料集などを活用し、データの見方や地図の読み取りに慣れておこう。〕
<【大問1】【大問2】合わせて 時間配分目安:10分>
【大問3】歴史分野
- 難度:標準
- 時間配分:10分
各時代の人物や出来事について訊かれている。
問1 藤原鎌足
問2 桓武天皇
問3 東山文化
問4 天保の改革
問5 安政の大獄
問6 アは旧石器時代、イは弥生時代、ウは古墳時代の説明である。
問7 資料は銅鏡の写真である。
問8 イ・ウ・エは平安時代の出来事である。
問9 壇ノ浦の戦い(1185年)→建武の新政(1334年)→桶狭間の戦い(1560年)→参勤交代(1635年)
問10
(1) 時宗
(2) X. 外国との戦いだったため領地が与えられずに武士は困窮し、徳政令はかえって社会を混乱させた。
問11 ア. ポルトガル人の来航は1543年のことで、戦国時代である。
問12 租は男女ともに課せられた税だが、庸・調・雑徭は男子にだけ課せられた税で、男子を女子と偽って戸籍に載せて税負担を避けたのである。
【大問4】歴史分野
- 難度:標準
- 時間配分:5分
日清戦争を中心とした問題。
問1 ア. 三国干渉を表している。
問2 1902年にはイギリスと日英同盟を結んでいる。
問3 イ
問4 欧米の植民地であったアジアの国々が独立していく情勢を表している。
問5 降伏文書調印(1945年)→サンフランシスコ平和条約(1951年)→部分的核実験禁止条約(1963年)→日中平和友好条約(1978年)
〔ワンポイント!――歴史分野は文章による出題が多いが、一部に写真や図版などが示されいているので、資料集をよく見ておくことは役に立つ。〕
<【大問3】【大問4】合わせて 時間配分目安:15分>
【大問5】政治経済分野
- 難度:標準
- 時間配分:5分
政治のしくみや選挙などついて訊かれている。
問1 集団(的自衛権)
問2 平和主義は憲法第9条に規定されている。
問3 天皇
問4 主に予算について話し合う通常国会(X)が毎年1月に召集される。衆議院議員選挙のあとには総理大臣を選出する特別国会(Y)が開かれ、内閣が組織された。重要法案の審議のため臨時国会(Z)が召集された。
問5 写真は長崎県の平和記念公園に設置されている平和祈念像である。
問6 X. 選挙権は満18歳以上である。
問7 ウ
問8 期日前投票
問9 エ
〔ワンポイント!――政治のしくみや憲法などの基本的な問題が出されている。加えて、直近の社会的な出来事なども訊かれているので、時事問題集や重大ニュース集なども一通りこなしておこう。〕
攻略のポイント
問題数では地理・歴史が多めの構成となっている。
地理分野の都道府県の特徴を訊く問題や、政治経済分野の最近の起こった出来事についての問題など、ここ数年よく出されている問題には特に注意しておこう。歴史分野では時代順の並べ替え問題が毎年出されている。
問題の難易度はそれほど高くないので、テキストを丁寧に学習してあれば十分な得点が狙えるだろう。
記述問題は標準レベルの記述問題集で練習して慣れておこう。内容の似た類似問題が出る可能性もある。
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