東京大学 前期日程−理科(一~三類)
入試対策と勉強法
「東京大学 前期日程−理科(一~三類)」
入試傾向と科目別勉強法
東京大学は、センター試験で第1段階選抜に合格すると2次試験の受験資格が得られます。2次試験では、センター試験の成績(総得点900点を110点に換算)と2次試験の成績(総得点440点)を合算した550点満点で合否が判定されます。
センター試験の合格ラインと2次試験の出題傾向を分析し、並行して対策できるよう計画的な学習を心がけましょう。
前期日程−理科(一~三類)
駒場キャンパス(前期過程:1・2年次)
東京都目黒区駒場3-8-1
京王電鉄井の頭線「駒場東大前駅」徒歩1分(駒場Ⅱキャンパスへは徒歩10分)
本郷キャンパス(後期課程:3・4年次)
東京都文京区本郷7-3-1
JR「御茶ノ水駅」から東大構内行バスあり、東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線「本郷三丁目駅」徒歩6~8分、東京メトロ千代田線「湯島駅」または「根津駅」徒歩8分、東京メトロ南北線「東大前駅」徒歩1分」
TEL 03-5841-1222(本部入試課)
URL http://www.u-tokyo.ac.jp/
※2020年度・一般入試データです。
教科 |
科目 |
時間 |
配点 |
満点 |
---|---|---|---|---|
外国語 |
「コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」、ドイツ語、フランス語、中国語から1外国語を出願時に選択。英語試験の一部分に聞き取り試験を行う。 |
120分 |
120点 |
440点 |
数学 |
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B |
150分 |
120点 |
|
理科 |
「物理基礎・物理」、「化学基礎・化学」、「生物基礎・生物」、「地学基礎・地学」から2科目を出願時に選択 |
2科目 150分 |
120点 | |
国語 |
国語総合、国語表現 |
100分 |
80点 |
※ 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学Aは全範囲から出題する。数学Bは「数列」「ベクトル」から出題する。
※理科三類は、上記に加えて面接(個人面接)を課す。総合判定の判断資料とし、学力試験の得点にかかわらず不合格となることがある。
すぐに役立つ!科目別対策と勉強法
前期日程−理科(一~三類)の数学対策と勉強法
単一分野の出題よりも、他分野との融合問題が多いので、全範囲に及びバランスよく学習しておかないと、得意分野でも苦手な他分野の影響で躓きやすい。特に数列との融合問題は多いので避けて通れない。
難易度は、本学は合格者間の学力差が最も大きい大学であることもあり、問題間の難易度も段階的に構成されている。そうはいっても、簡単なものですら、教科書や教科書傍用問題集そのままのレベルはほとんどなく、式変形や発想に一工夫を要するものが大半を占める。
前期日程−理科(一~三類)の国語対策と勉強法
「出題科目」は「国語総合」「国語表現」。
「国語総合」としての「現代文」「古文」「漢文」の出題だが、「問題文」自体は「文科各類」と全く同一なので、配点(80点/440満点)が小さいとはいえ決して甘くはない。
「現代文」は1題で「論説文(評論文)」がほとんど。様々なジャンルの文章内容で、抽象語や専門用語が多用され硬質なものが中心となっていて、文章の論理構造を的確に把握する高度な読解力が必要。
「古文」(中世~近世までの幅広い題材で、「和歌」が含まれることが多い)と「漢文」(「漢詩」が頻出)が各1題。
「文語文法」や「内容解釈」「人物把握」「和歌修辞」、「漢文の基本句法」等、そして、多様な「古典常識」や「漢文」の背景なども問われる。
「漢字の書きとり」は近年3問(2014年度までは5問)で、「国語表現」は「記述力」として問われる。
前期日程−理科(一~三類)の英語(共通)対策と勉強法
要約・自由英作文・リスニング・和文英訳・長文読解が大きな柱となっている。
英文自体は標準的なものと言えるが、設問では論理的・国語的な運用力が問われるものが多く、設問処理に時間がかかる。
文法・語彙に関しては、年度によって語彙類推や語句整序、誤文訂正などが出題される。
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