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桐光学園中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2016年度「桐光学園中学校の理科」
攻略のための学習方法

①基本問題と繰り返した典型問題
基本問題と今まで繰り返してきた典型問題で、合格者平均点まであまりあるものとなっている。よって、対策は基本テキストの徹底ということになる。難しいテキスト・カリキュラムは厳禁である。失敗のもとだ。逆に使用するテキストの選択が難しくなる。塾のものであれば、9月以降のテキストの繰り返し。もしくはもっと割り切ってしまって、まとまっている夏のテキストを何度も繰り返すことで十分だと思われる。市販のテキストなら、基本的な何度も繰り返せるテキスト1冊と一問一答的なテキスト1冊の合計2冊で十分であろう。9月以降となると、難しい問題に手を出してみたり、数をこなしてみたりとやってしまいがちであるが、それよりも大切なのは基礎の徹底である。成績上位の生徒であっても一問一答の基本的な問題もまだまだもれがある。基本は100%といっていいほど仕上げてほしい。できなければ偏差値的に大きな差がつく。また、小学生の勉強は大人から見ると、時間がたつとびっくりするくらい良く忘れていく。これは小学生の特徴だ。よって、何よりも繰り返しが大切になる。問題の数をこなすよりも何度も何度も同じテキストの繰り返しだ。そのためにはテキストはなるべく少ないほうがいい。

②知識
また、もう一つは一問一答の問題集だ。結局は知識で大きな差がつく。それは合否には決定的なものとなる。しかし、この一問一答式の問題集は小学生が使うには一つ大きな問題がある。一人で暗記させていると、本当に丸暗記になってしまうときがあるのだ。意味もよくわからずに言葉のみをどんどん覚えていくという。大人には信じられないが、子供はそのほうがかえって得意だったりする。しかしそれでは入試には当然使えない。暗記モノだから一人でできるだろうというのは小学生には通用しない。あやしいところは逆にその言葉を説明させてほしいのである。全てをそうやるのは無理ではあるが、出来るところまでは理解しながら進めているかきちんとチェックしていかないといけない。

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2016年度「桐光学園中学校の理科」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

時間は十分にある。計算問題も考え込んで時間を使ってしまうようなものも見当たらない。あまり配分などは気にせずに進めてくれていい。多少難しめの知識問題は入っているが、当然知らなければどうしようもないので、結局は記号問題である、さらっと過ごしてしまおう。

【大問1】化学・燃焼

  • 時間配分:13分

〔1〕(1)(2) 基本問題。必答。
〔2〕同じく基本問題。必答。
〔3〕実は典型問題なのだが、難しかったかもしれない。ここはできなくとも合否には影響はないところである。
〔4〕これは何度も繰り返した問題であるはず。理由も含めて言えないといけない。
〔5〕これは難しい。知識としてはあまり聞かれない。
〔6〕これは基本中の基本。できないといけない。
〔7〕おなじく、ろうそくの勉強で始めにやるもの。答えられないといけない。
〔8〕「気体は原則目に見えない」は基本中の基本。
〔9〕①化学の計算問題はこれしかないといういつもの比例計算である。表を読み取って出せないといけない問題。
   ②同じく、難しくはないレベルであろう。過去問なので繰り返すときは単に答えがあっているだけではなく、説明できるように勉強を進めないといけない。

【大問2】生物・知識の小問集合

  • 時間配分:13分

たくさんの基本的な知識事項が問われている。得点源にしないといけない。難しい問題も含まれているので、過去問を進めると、難しい問題も解けないといけないような感覚になってしまうが、それよりも得点差がつくのはいつかどこかでやったはずの基本問題だ。下に基本問題と書かれていてできない問題がいくつあるか、その方が大きな問題だ。基本問題をきちんとできるようにしてほしい。

〔1〕常識問題。答えてほしいところだ。
〔2〕これは実際のところ、答えが存在しないかもしれない。微妙なところはあるようだが、果たしてダンゴムシがエラ呼吸をすると言い切っていいものかどうか。当然できなくともよい。
〔3〕基本問題。絶対にできないといけない。
〔4〕これも基本問題。必答。
〔5〕これも基本問題である。
〔6〕常識問題である。正答率もとても高いであろう。必答。
〔7〕基本問題。必答。
〔8〕どちらが先に多くなるのか、原因と結果である。きちんと説明できるようにしないといけない。考えさせる問題だ。
〔9〕〔8〕ができれば簡単である。
〔10〕(1) グラフが読み取れて季節がわかった上での問題だ。少し難しかっただろう。
    (2) 水の温度と体積関係などを理解していないと解けない。できなくともよかったかもしれない。しかし、説明できるように準備はしておこう。
    (3) これはグラフが読み取れて、季節さえ解っていればできる問題。グラフの読み取りができたかどうかである。

【大問3】物理・電流

  • 時間配分:15分

前半は何度もやってきた電流の原理である。後半も実は特に難しいことは聞いていない。前半と全く同じ原理を聞いているだけなのだが、なぜか、難しい聞き方にしている。原理をわからずに丸暗記してきた生徒を振り分けたいということだろうかと思われる。

〔1〕絶対にできないといけない。今年も何日か試験を受ければ絶対どこかで聞かれるレベルである。
〔2〕同じく、絶対。
〔3〕これもできてほしい。上と比べれば難しくなっているが、やはりできてほしい問題である。繰り返すときは必ずなぜそうなるのか、説明できるようにしないといけない。
〔4〕装置が見たことのないだけで、電球・電池の直列・並列と聞いていることは全く同じである。
〔5〕おなじく、直列つなぎ・並列つなぎの区別ができるかどうかである。
〔6〕つなぎ方の区別ができれば全くの基本問題である。この出題意図は塾の裏技的な丸暗記で対応してきた生徒を振り分けたいという意図だと思われる。やはりきちんと説明できることが重要だ。

攻略ポイント

①理科知識
理科は理系科目ではあるが、中学受験の理科は、まずは理科知識である。桐光も計算問題は少ない。メインは知識問題だ。一問一答形式の問題集を1冊仕上げてほしい。ただ、注意しないといけないのは、小学生一人でこのような問題集をやらせると、本当に丸暗記になってしまう場合がある。丸暗記では決して通用しない。言葉の意味もしっかり理解できているか確認しながら進めないといけない。誰かチェックする人がいないといけない。

②計算問題
少ない。難易度も高くない。理科の計算問題は典型問題だ。そのほとんどがテキストで勉強した問題が語句もほとんど同じものが出題される。出題形式のバリエーションは少ない。対策は今までテキストでやった問題をできるようにしておけばよい。ただ、こちらもキチンと解法について説明できるまでにしておかないと、入試本番で使える力にはならない。

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