日本医科大学の傾向と対策
出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト
生物(2012年)の入試解剖
こんにちは、リーダーズブレインで生物を担当している講師の天津丸です。今回は僭越ながら2012年・日本医科大学の生物入試問題を解剖してしまいます。
総評
まずは制限時間とボリュームです。2科目で120分が与えられています。ですから生物の解答に費やせる時間は60分と見込みます。大問は3本で、植物を題材にしていても本質的には医学を離れず、人間...
化学(2012年)の入試解剖
全体的に問題量が多く計算問題など難易度の高い出題が多くなっています。また近年は実験に関する出題も頻出となっています。2012年度も例年同様、計算問題の難易度が高く、また計算力が要求される出題となりました。理科2教科で120分の試験時間で例年大問4、5題の出題となっており、年度によって差はありますが7~8割程度が合格ラインのひとつの目安と言えるでしょう。
2012年度の...
物理(2012年)の入試解剖
典型的な標準的な問題が大半ですが、多少計算力を要する問題が例年出題されます。特徴として力学、電磁気、熱力学、波動の4分野から幅広く出題されています。2012年度も2原子分子理想気体や人の目をモデルとしたレンズの問題などがありました。基本的なレンズの問題に帰着して考察できるか否かが合否の分かれ目となったでしょう。また例年、入試本番の緊張感と限られた時間を考慮しますと、事前に類題を解いたか否...