中央大学附属高等学校の傾向と対策
中央大学附属高等学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。
受験の攻略ポイント
数学の攻略ポイント
関数、平面図形、立体図形については、他校と同じように大問としてよく出題されている。本校の場合、小問まで含めると、非常に幅広い分野から出題されている。
どの分野もしっかりと学習しなければならない。場合の数で全て書き出すことと整数に関する問題も重要である。
2020年度
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】独立小問集合 | 標準 | 25分 | |
【大問2】方程式の応用 | 標準 | 9分 | |
【大問3】二次関数と直線 | 標準 | 9分 | |
【大問4】空間図形-円錐台 | 標準 | 13分 |
英語の攻略ポイント
リスニング問題、部分英作文、同音異義語、グラフの読み取りなど様々な事項を問うのが中大付属の特徴であるが、配点の多くを占める長文読解問題をいかに克服するかが合格に直結するだろう。
標準的な英文ではあるものの、かなりの量を読まなくてはならないため、速読力の向上は必須である。
2020年度
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】リスニング問題 | 標準 | ||
【大問2】長文読解問題 | 標準 | 13分 | |
【大問3】長文読解問題 | 標準 | 10分 | |
【大問4】長文読解問題 | 標準 | 10分 | |
【大問5】短文空所補充問題 | 標準 | 4分 | |
【大問6】語句整序問題 | 標準 | 6分 | |
【大問7】同意文完成問題 | 標準 | 3分 | |
【大問8】条件英作文 | 標準 | 5分 |
国語の攻略ポイント
※本校は例年、2回の筆記試験が実施されているが、ここでは「一般入試」についての説明。
「現代文」の大問2題(「論説文」と「小説」あるいは「随筆」)が定着している(2020年度も同じで「論説文」と「小説」)。「古文」「漢文」は基本的に出題されない。文章量は10000~15000字程度(本年度は約13300字)。解答数は例年60ほどだったが、一昨年度から一気に減少して本年度は37。
「設問形式」は、「選択肢」(「組み合わせ」、「複数解答」等あり)、「空所補充」、「抜き出し」、「乱文整序」(本年度未出)、「語句記述」などだ。「説明記述」はほとんど出題されない。「漢字の読み書き」や「総合的知識問題」は小問扱い。本校の特徴は、何といっても「文章量の多さ」だ。「問題文」だけでも優に1万字を超える。それだけではない。本校特有の「小問」で示される「説明文」がある(本年度は4つの「小問」で示されている)。それらだけで2千字前後に及ぶ(本年度は約1900字)。結局、全て合わせると1万数千字以上の「文章」を「読解」することになる(本年度は合計約15000字)。また、「選択肢設問」での各「説明」も長く(200字超のものがある年度も。本年度は最長で約100字超)、「内容」も紛らわしい。「解答数」も多いので、とにかく厄介だ。圧倒的な「スピード能力」が必要となり、「完璧な対策」が求められる。100点満点。試験時間は60分。
2020年度
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問一】 | 標準 | 30分 | |
【大問二】 | 標準 | 30分 |
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高校受験で40年以上の実績をもつリーダーズブレインは、これまで多くの高校受験生を志望校に合格させています。指導にあたる教師陣はすべて指導経験7年以上の高校受験専門プロ家庭教師です。
学校 | 中央大学附属高等学校 |
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偏差値 | 2018予測偏差値 男女ともSS46(サピックスオープン80%) |
併願校 |
「私立高校」では青山学院・中央大・早大学院など、「都立高校」では国分寺・立川・日比谷など、「県立高校」では川和・川越・湘南などが多く見られる。 *入試日程の変更にご注意ください |
合格者 | 2018年度について、一般入試の倍率は男子2.92倍、女子2.44倍、推薦入試の倍率は男子3.49倍、女子2.68倍だった。また、一般入試の合格最低点は男子202点、女子198点(/300点)、推薦入試の合格最低点は男子243点、女子244点だった。推薦入試の出願資格については、3年生の必修9教科の5段階評定に1.2の評定を有しないこと、諸活動等へ積極的に参加していることなどがある。ただし、試験科目に小論文があるので注意すること。2018年度の入試問題が一般入試、推薦入試共に当学校のHP掲載されているので確認することをお勧めする。 |
進学実績 |
中央大学へは卒業生総人数の95%前後の推薦枠があり、毎年85~95%が推薦で中央大学へ進学している。また、2017年度の他大学の合格実績は、国公立大学で筑波大学1名、首都大学東京2名等、私立大学で早稲田大学5名、慶應義塾大学7名、上智大学15名、明治大学3名等、有名大学への合格者を輩出している(数字は既卒含む)。 *是非本サイトでご確認ください。 |
その他 | 独立棟3階建ての図書館があり、16万冊の所蔵資料と4500タイトルの視聴覚資料が収められている。また年間行事も様々な行事があり、1年時のオリエンテーション旅行や3年時の研究旅行(希望者)、英国短期語学研修、古典芸能鑑賞教室、歌舞伎教室などバリエーションに富んでいる。 |
基本情報 |
所在地 〒184-8575 東京都小金井市貫井北町3-22-1 最寄駅 JR中央線「武蔵小金井駅」京王バス約6分「中大附属高校」下車、西武新宿線「小平駅」銀河鉄道バス約12分「中央大学附属中学・高等学校」下車 連絡先 ℡: 042-381-5413 沿革 昭和23年設立。 |
