東京学芸大学附属高等学校の傾向と対策
東京学芸大学附属高校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。
受験の攻略ポイント
国語の攻略ポイント
「現代文」2題(「論説文」と「小説」あるいは「随筆」。2022年度は「論説文」と「小説」)、「古典」1題(「古文」がほとんどだが「漢文」が出題されることもある。本年度は「漢文」未出)の大問3題が基本(本年度も同)。文章量は7000字ほど(「古典」を含む)。
本年度は「小説」の問題文が著作権上の問題で出典以外未掲載のため全体は不詳(「論説文」は約2700字、「古文」が約450字)。解答数は30程度(本年度は昨年度より減少して29)。「設問形式」は、「選択肢」(「不適切」、「組み合わせ」などあり。「設問内容」は多種多様)と「語句記述」(「抜き出し」や「漢字」「短文」「記号」等で、本年度は「漢字」と「抜き出し」)、そして、稀に「説明記述」(本年度は出題されず)。
本校の特徴は、他校と比べて相対的に「古典」の配点比率が高いこと(本年度は3割強)。したがって、「古典対策」がひとつの鍵となる。また、「内容読解の選択肢設問」の判別が紛らわしいものが多く、「設問条件」も複雑なので相当の力量が問われる。さらに、「総合的知識問題」では「高度な語彙力」のみならず、「口語文法」も含めた「あらゆる知識」が問われると心得ておきたい。
尚、「マーク式解答」と「記述式解答」とが混在しているので、「記入ミス」には要注意。100点満点。試験時間は50分。
数学の攻略ポイント
本校の大型問題では、「関数」「平面図形」「立体図形」に関する問題がよく出題されている。小問集合では、幅広い分野から出題されていて、私立高では出題されることが少ない「資料の整理」の問題も出題されることがある。
英語の攻略ポイント
長文問題が配点の8割以上を占める。英文の素材も説明文に加え物語や対話文が出題され、さらに設問も本文の内容を正確に読み取らなくては答えられないように作成されているため、本物の読解力が試される問題となっている。
精読力・速読力をバランスよく鍛えていく必要があるだろう。
東京学芸大学附属高等学校合格者の声
リーダーズブレインのプロ家庭教師は、お子さまのレベルやご希望にあわせて指導します。プロならではのノウハウでさまざまな課題を解決して志望校合格に導いてきました。
まさに「プロ」と言われるにふさわしい先生をご紹介いただきラッキーだったと思います。最後の3ヶ月を有効に過ごすことができました。こちらのニーズもはっきりしていたのでそれに確実に応えていただき、安心してお任せすることができました。
プロ家庭教師が合格をサポート
高校受験で40年以上の実績をもつリーダーズブレインは、これまで多くの高校受験生を志望校に合格させています。指導にあたる教師陣はすべて指導経験7年以上の高校受験専門プロ家庭教師です。
学校 | 東京学芸大学附属高等学校 |
---|---|
偏差値 | 2021予測偏差値 男 SS59 女 SS58(サピックスオープン80%) |
併願校 |
開成・早大学院・慶應義塾などが多く見られる。 *入試日程の変更にご注意ください |
合格者 | 当高校の入試は、1次で5教科の学力検査、2次で面接が行われる。2018年度一般入試の実質倍率は、男子は2.3倍、女子は1.7倍。男子の最低点は449点、女子は426点であった(男女ともに5教科+調査書600点満点)。 |
進学実績 |
2018年度大学合格実績について、国公立大学は、東京大学に49名、京都大学に7名、一橋大学に21名、東京工業大学に9名、筑波大学に8名等、私立大学は、早稲田大学に155名、慶應義塾大学に114名、上智大学に37名、東京理科大学に87名、明治大学に86名等、難関大学へ多数の合格者を輩出している(数字は既卒含む)。 是非本サイトでご確認ください。 |
その他 | 当高校は、平成24年度から文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール」の指定を受けており、「知的総合力を持ったリーダーの育成」「化学的理解に基づいて行動できる市民の育成」を目的とした取り組みを行っている。また、早くから情報教育にも力を入れており、あらゆる教科でのコンピューターネットワークの活用など、常に先進的な情報教育を行っている。教科行事も豊富で、現代劇鑑賞、古典劇鑑賞、地理実習、野外実習、社会・科学見学実習など、校外に出て学ぶ授業も行っている。 |
基本情報 |
所在地 〒154-0002 東京都世田谷区下馬4-1-5 最寄駅 東急東横線「学芸大学駅」徒歩15分、東急田園都市線「三軒茶屋駅」徒歩20分 連絡先 ℡: 03-3421-5151 沿革 昭和29年開校。 |
